WEBライターはやめとけ!!って言われた!!!!
あなたはWEBライターを「やりたい」「やりたくない」どっちですか?
ネットで調べると、Webライターは「きつい」とか「やめとけ」と書かれた記事がありますが、その記事を見て次のような悩みを抱えていませんか?
「Webライターはやめた方がいいって、本当なの?」
「Webライターを目指してたけど、きついならやめようかな・・・」
「稼げないなら、諦めようかな?」
「WEBライターはやめとけと言われる理由って?」
「WEBライターに少し興味があるけど、周りからやめとけって言われる・・」
「WEBライターになりたいけど、どうやって稼げるのかわからない」
「WEBライターはいつになったら20万円以上稼げるの?」
「初心者でも簡単にはじめられるって本当なの?」
「WEBライターはやめとけって良く聞くけどやめた方がいいの?」
などよく耳にしたり、検索すると記事に書いてありますよね。
実際にWebライターは、ライティング方法や稼ぎ方を知らなければ、きついだけで稼げません。これは、稼ぎ方や稼ぐ方法を知らない人が「やめとけ」と言っているだけなので、「やめとけ」という言葉は信じなくていいですよ。
ネットの誤った情報を信じて、自由に働けるチャンスを逃さないでくださいね。
この記事では、なぜ「Webライターはやめとけ」と言われるのか、Webライターの記事を執筆してきた筆者が、実体験を交えて正しい情報をご紹介します。
今回ご紹介する内容を読めば、Webライターの業務内容や作業時間、報酬、メリットやデメリット、さらにメンタルの対策方法まで、あなたのお悩みを解決するお手伝いができるので、最後まで気楽に読んでくださいね。
これはWEBライター初心者や、これからはじめようかと考えている人が悩むポイントのひとつです。
「実際にはどうなの?」「情報がありすぎてわからない」と嘆いている方は最後まで読んで、正しい情報をキャッチしてください。
それでは、WEBライターの実態について詳しく解説していきます。
また、本記事ではWEBライター歴3年・現在はWEBディレクター・アフィリエイターとして活動している筆者が解説します。
他サイトでは、「WEBライターは儲かる仕事!!!」と断言している記事もありますが、本記事では、WEBライターの実情を赤裸々に解説していくので、苦手な方は読まない方が良いかもしれません。
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1. Webライターの仕事・副業は「きつい」「やめとけ」って本当?実情は?
よく「Webライターはきつい、やめとけ」という言葉を目にしますが、「きつい」は本当で「やめとけ」は個人的主観です。人はどうしてもネガティブに捉えがちなので、気にすることはありません。
では、なぜ気にしなくていいのか、実情を詳しく解説しますね。
1-1. 【結論】Webライターの仕事・副業は「きつい」「やめとけ」という人が多いが最初の1カ月が勝負
未経験者がWebライターを始めたときに「きつい」と感じるのは、最初の1カ月です。
「きつい」と感じないためには、Webライターを始める前に、以下のような確固たる目標を持つことが大切です。
- なぜ、Webライターになりたいのか?
- Webライターで何をしたいのか?
- Webライターでいくら稼ぎたいのか?
さらに「1カ月後には月収1万円、3カ月後には月収5万円は稼ぐ」など、できるだけ具体的な目標を掲げることが「きつい」と感じない秘訣です。
自転車で例えると、漕ぎ始めはペダルが重くて「きつい」ですが、回り始めるとペダルは軽くなり、楽に漕げますよね?
Webライターも自転車と同じで、コツさえ掴めば、ライティングや案件獲得の方法、クライアントとのやり取りなど要領がわかります。そのコツを掴むために、Webライターは最初の1カ月が勝負です!この期間を乗り越えれば、勢いに乗ってスキルアップするだけです。
1-2. 半年目以降から収入の目処が立ち始める
Webライターを始めてから半年間はスキルや収入面で「きつい」かもしれませんが、6カ月目以降からはスキルも向上しているので収入の目処が立ち始めます。
以下に、月別の作業内容と収入の推移をご紹介しますね。
月 | 作業内容 | 収入 |
1カ月 | Webライターの仕事内容・働き方、収入を得る方法、賃金などを知るライティングの基礎を学ぶライティングに必要なツールの使い方を学ぶクライアントとの連絡に必要なツールの使い方を学ぶ案件に応募する(1~2件/月) | 0~1万円未満 |
2カ月 | Webライターとして働き方の要領がわかるライティングの基礎を独学で学ぶ案件に応募する(2~4件/月)案件を執筆しながら、クライアントの添削をライティングのスキルアップに役立てる | 1万円未満 ~2万円 |
3~5カ月 | 案件に応募する(4~8件/月)ライティングのスキルアップを目指す少し単価の高い案件にも応募してチャレンジしてみる文字単価1.0円の案件が獲得できはじめる | 2~5万円 |
6カ月 | コンスタントに文字単価1.0円〜の案件獲得ができるので収入が安定する毎日、1記事以上納品できる案件獲得ができれば月収20万円も可能スキルアップを目指す | 5~10万円 |
※上記の金額、案件獲得はあくまで目安です。実体験に基づいて作成しているので大きく時期や金額が変わることがあります。
始めた頃は、Webライター業界のことやライティングの基礎、執筆・連絡ツールの使い方など覚えることが多くて、思うように執筆できないんですよね・・・。
また、応募してもライティングの基礎が理解できていなければ、テストライティングで不採用。そのため、ライティングスキルがなくても執筆できる「文字単価0.1円~0.3円の案件」から始めることになるので、想像していた収入は得られません。
しかし、始めの1カ月を乗り越えると業界のことや案件獲得、ライティングの方法などが少しずつわかり始めます。
1カ月の壁を乗り越えると、ライティングが楽しくなってくるので、あとはライティングスキルを上げる勉強をして、少しでも高単価案件に応募します。
3カ月目以降になれば、ライティングスキルも少しずつ向上しているため、文字単価1.0円〜2.0円の案件獲得も可能になるので、収入も少しずつアップします。
半年目以降になれば、コンスタントに高単価案件を獲得できる上に、ライティングにかかる時間も大幅に短縮されるので収入の目処が立ちます。
1-3. 1年目以降は収入が安定して大変な時期が終わることが多い
Webライターを始めてから1年が過ぎる頃には大変な時期は終わることが多く、文字単価1.0円以上の案件を安定して獲得できるので収入も安定します。
なぜなら、ライティングを1年間続けていると、スキルは基礎から応用へステップアップしているからです。
私が調べた案件の中には、報酬の高い場合や有名企業になると、応募基準が「ライター歴:1年以上」と指定しているクライアントがいます。
この場合「ライター歴:1年以上」には、次のスキルが含まれています。
- 基礎ライティングのマスター
- ビジネスマナー
- 執筆・連絡ツールの使い方
- 報告・連絡・相談
など、ライターに依頼する場合に、スムーズなやり取りができる最低限のスキルをマスターしているかどうか、応募段階でふるいにかけています。
そして1年を過ぎる頃には、上記のスキルをマスターしている方がほとんどですが、この時期には新たな悩みが発生します。それは「今以上に高単価の案件を獲得するために何をすべきか」です。
例えば、SEOライティング、取材ライティング、医療・不動産・金融ジャンルのライティングなど、新たに勉強する必要があります。
SEOとは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)日本語で「検索エンジン最適化」と言い、検索エンジン(Google、Yahoo!など)で検索した結果が上位に表示される施策のことです。
これらのライティングスキルを習得すれば、文字単価5.0円以上も夢ではありませんよ。
2. Webライターはやめとけと言う人の3つの特徴【全員説得力ゼロ】
Webライターは「やめとけ」と言う人はネガティブな発言を好む傾向にあり、内容に説得力はありません。では、なぜ「やめとけ」と言うのか、発言者に共通する3つの特徴をご紹介します。
2-1. 1.Webライターでまともに稼げた成果がない
「やめとけ」と言う人は、Webライターの案件獲得が苦手なのか、営業努力をしていないのか、そもそも案件獲得数が少ないのか、稼ぐ努力をしていないのでまともに稼げた経験がありません。
確かに稼ぐためにWebライターを始めたのに、稼げなければ不満もでます。しかし、なぜ稼げなかったのでしょうか?以下のような疑問がでてきます。
- どのような方法で執筆作業をしていたの?
- プロフィールはクライアントの興味を引くように書いた?
- ポートフォリオはクオリティの高い記事を選んでいた?
- ビジネスマナーは適切だった?
- クライアントに失礼なことをしていない?
- どこで案件を探していた?
- 応募するタイミングやブルーオーシャンの案件など、さまざまな求人に応募した?
- 1カ月に何記事書いていた?
- 苦手なジャンルばかり応募して、リサーチに時間を取られ過ぎてない?
この他にも疑問点はいくらでもありますが、どうやったら稼げるのか、試行錯誤や成功者のマネをするなど、稼ごうとしなければ稼げませんよね。
2-2. 2.ライター業界全体に対する不満が多い
「やめとけ」と言う人はWebライターに限らず、ライター業界全体に対して不満を抱えています。
例えば、ライター業界はブラックだ、サービス残業ばかりでまともに報酬がもらえないなど、誰かが言った言葉をなぞられているだけです。時短や効率化、報酬アップ、営業活動など、最大限の努力をしたのか確認したいですね。
また、不満を抱えている人は「自分のせいではない」と決めつけている傾向にあり、次のような不満を持っています。
- 頑張っているのに稼げない(頑張っているつもり・努力不足)
- 書ける案件がないのは、クライアントが悪い(努力不足)
- 自分のライティングはクオリティが高いのに、なぜ評価されないのか(努力不足)
- 採用されないのはクライアントが自分を正当に評価していないからだ(努力不足)
不満を抱えるそもそもの原因は、自分の努力不足を認識できていないことと、努力する能力が異常に低いことです。そのため、人と同じことができなければすべて人や物のせいにします。
Webライターの仕事をする上で肝心なことが2つあります。
- 「結果がすべて」
- 「努力に対して報酬は支払ってくれない」
努力は認めてもらえるかもしれませんが、どの企業やクライアントも結果を見て判断しています。また、努力の過程は人それぞれなので、1記事書くのに100時間かけても、2時間で書いても報酬は同じです。
しかし、努力を継続すれば無駄にはなりません。
例えば、時間のかかるリサーチは無駄だと感じても、継続していればリサーチスキルがアップします。時短や権威性のあるリサーチも可能になり、他の人が見つけられない情報を発掘することもできます。
そうなれば、読者の悩みも解決できるので、クライアントの評価も高くなり、報酬アップや継続案件にもつながります。
しかし、努力だけは、教えてどうにかできるものではないので仕方ないですけどね。
2-3. 3.実際の経験に基づいて意見を述べていない
「やめとけ」と言う人は、あたかも自分が経験したかのように言ったり、物事を大げさに言ったりする特徴があります。そのため、実体験に基づいて意見を述べていないので信憑性や信頼性はありません。
例えば、1カ月の収入が3,000円だった場合「3,000円しか稼げないから、Webライターはやめとけ」と言ったとします。
意見を疑わない人が聞くと「Webライターは頑張っても、1カ月で3,000円しか稼げないんだ」「稼げても3,000円なんだ」と勘違いしますよね。
また、1カ月の作業時間が1日なのか、30日なのか?もしかすると、1日だけ作業して29日間は遊んでいた可能性もあり、それを1カ月と表現しているかもしれませんよね。
正確に表現するなら「未経験から始めると覚えることも多いし、経験もないから単価も安くて、5件応募して1件採用されたから、1カ月目の月収は3,000円くらいだったよ」と言う方が親切で信憑性があります。
このように「やめとけ」と言う人は、根拠がないことをあたかも本当のことのように大げさに言うので、実体験を基に意見を述べていない場合は、信じなくていいですよ。
3. Webライターを「やめた」人に多い7つの理由
Webライターを「やめた」人は、漠然と始めて心身ともに疲弊したり、目標達成の意思が弱かったりすると継続できずにやめます。そんな「やめた」人に多くみられる7つの理由をご紹介します。
3-1. 1.初心者は文字単価1円以上を獲得するのが大変
Webライター初心者は高単価の案件獲得ができず、思うように収入を得られないので途中でやめる人がいます。
なぜなら、ライティングスキルやポートフォリオのクオリティが低く、提案文やプロフィールに魅力がないからです。さらに文字単価1.0円以上になると、SEOライティングを要求されるので、SEOを理解していない初心者には獲得は困難です。
そのため、文字単価0.1円〜0.5円程度の案件に応募するしかなく、作業時間の割には稼げないのでやめます。
3-2. 2.クライアントに振り回されてストレス
クライアントの中には意見がコロコロ変わる人がいます。その都度対応している内に、クライアントに振り回されて不信感やストレスなどで「こんなことやってられない!」といってやめる人がいます。
私の実体験ですが、以下のようなクライアントとのやり取りでストレスを感じてやめそうになりました。
- コピーライティング案件で自分が構成作成し、クライアントに確認してもらい、「問題ない」と了解を得た。
⇩
- 構成に従い、本文を執筆後に確認も含めて初稿した。
⇩
- 本文の修正を2回行って、納品完了かと思いきや、「ここの見出しがおかしいので、修正してください」と修正依頼あり。
⇩
- 「あれ?本文の執筆を始める前に、構成を確認して了承していませんでしたっけ?」という疑問とクライアントへの不信感がわく。
結局、納品完了までに構成の修正も含めて10回近く修正を行い、気が付けば1カ月で1記事しか納品できないありさま。さらに「納品後も一部修正しておきました。次からは修正は2回以内でお願いします」と連絡がある始末です。
あとからわかったことですが、すべてディレクターの指示かと思っていましたが、社長が直接私に指示を出していました。社長とは、状況によって意見がコロコロ変わる場合があり、私はその意見に振り回されてストレスを感じました。
私の場合は相談できるクライアントが別にいたので、今でもWebライターを続けていますが、相談できる人がいなければ、すぐにやめていたかもしれませんね。
これは一例ですが、私のようにクライアントに振り回されるとストレスが溜まるばかりか、いくら修正しても時間ばかりが経過して、収入にならないのでやめます。
3-3. 3.書ても書いても終わらない辛さ
執筆を始める前に、ある程度書く内容がまとまっていなければ、書いては消してまた書いてを繰り返します。そのため、書いても書いても終わらないので辛くてやめます。
リサーチが不十分だと書く内容がまとまらないので「この見出しは、どんな内容だったかな?」と再度リサーチしながら執筆します。
私の経験上、リサーチしながら執筆を行うと、新たな発見があるので「この内容を付け加えた方が、より詳し情報を提供できるな!」と、文章のつじつまが合うように前後の文章をすべて書き換えることにもなります。
書き換えてばかりいると、いつまで経っても終わらないので辛くてやめます。
3-4. 4.毎日12時間パソコンに向かって疲れ果てる
デスクワークに慣れている人は問題ありませんが、不慣れな場合は毎日12時間もパソコンで作業すると心身ともに疲れ果ててやめます。
体を動かす仕事をしていた人、初めてデスクワークをする人、パソコン作業が初めての人などは長時間のパソコン作業に慣れていませんよね?
長時間パソコンに向かって作業すると、ドライアイ、肩こり、腰痛、足腰の衰え、集中力の低下など、身体にさまざま弊害が起こるのでしんどくてやめます。
3-5. 5.ライティング以外の作業が意外に大変
Webライターは本文のライティングだけが仕事ではありません。リサーチ、画像選定、挿入画像の作成、WordPressへの入稿など、ライティング以外の作業が意外と大変で、時間と手間がかかるので嫌になってやめます。
Webライターは「リサーチ8割:執筆2割」と言われるほどリサーチに時間をかけます。リサーチが十分にできて、頭の中でも文章がまとまれば執筆はスムーズに終わります。
また、自分の得意ジャンルだと、リサーチもそこそこに執筆できるので時短できますが、不得意や未経験のジャンルではリサーチだけで2~3日かかる場合もあります。
記事を納品して報酬がもらえるので、リサーチにいくら時間をかけても報酬は発生しません。だからといって、適当なリサーチでは記事のクオリティが低いので、クライアントは納得しないでしょう。
さらに、WordPressを使った経験がなければ、使い方を覚える必要もあり、入稿に時間を取られます。案件を受注してから納品するまでに費やした作業時間を合計して時給換算すると、100円以下の場合も十分あり得ます。
これを経験と捉えるか、無理だと捉えるかはあなたの判断です。
私は9,000円(文字数5,000字以上)の案件に約30時間ほどかけて納品しました。時給換算で約300円程度ですが、クライアントの評価も良く、大変喜んでもらえました。
その結果、クライアントとの関係性も良好で継続案件にもつながっています。同じジャンルなのでリサーチも時短できています。
3-6. 6.稼げるようになる気がしない
漠然と案件の受注と納品を繰り返していては、ライティングスキルは向上しないので、月収1〜3万円くらいしか稼げない状態が何カ月も続くと、稼げるようになれる気がしませんよね。
実際に私も同じ経験があります。Webライターを始めて数カ月経過した頃に「本当にこの状態で稼げるようになるのかな?」と疑心暗鬼になりましたが、私の場合は「Webライターで生計を立てる」という目標があるので今でも継続しています。
しかし、「なんとなく楽して稼げそうだから」と始めた人は目標がなく、思うように稼げないのでやめます。
3-7. 7.自己管理が難しい
Webライターは時間も場所も自由に働けますが、自己管理ができない人はやめます。
好きな時間に仕事ができるということは「なまける」こともできるため、自己管理ができなければ、いくら案件獲得ができても体調を崩したり、作業を延期したりすると、結果的に納期に間に合わせようと徹夜作業になりかねません。
そうなると「作業の延期 → 徹夜作業 → 体調不良 → 作業の延期・・・」という負のスパイラルになって、その結果やめます。
ここで紹介した「やめた」人の7つの理由をクリアできれば継続できますよ。
WEBライターはやめとけと言われる理由7選と対処法
WEBライターがやめとけと言われる理由は次の7つです。
- 2023年2月時点、WEBライターが急増している
- 1文字が低単価・搾取案件が多い
- 落とす前提でテストライティングを受けさせる発注者が存在する
- WEBディレクターガチャに外れるリスクがある
- WEBライター自体、替えが効きやすい職業
- 執筆慣れしていないので、レギュレーションを守れず大量修正をくらいがち
- クラウドソーシングを活用すると、搾取案件に出会いがち
それぞれ解説します。
2023年2月時点、WEBライターが急増している
2023年2月時点、学生や主婦、サラリーマンを中心にWEBライターを始める人が増えています。
新・フリーランス実態調査 2021-2022年版によると2019年は約1,118万人いたフリーランスが2021年には約1,577万人と、1年間で平均200万人以上がフリーランスになっています。
1文字が低単価・搾取案件が多い
文字単価0.01円をフィードバックなしで淡々と募集している案件があります。
クラウドソーシングでの写真がSNSで投稿され、物議を醸しているWEBライターはやめとけと言われることが多いです。
落とす前提でテストライティングを受けさせる発注者が存在する
テストライティングだけ格安で受けさせてわざと落とす発注者が少なからず存在します。
格安どころか無償で執筆させて、記事は発注者に渡すケースもあります。そして、はなから採用する気がないのでテストライティングだけ執筆させます。
テストライティング無報酬がしれっと記載している場合もあるので注意しましょう。
ランサーズやクラウドワークスでも「テストライティングでの無報酬」は禁止しています。
また、テストライティングで「質が良くない」と言われ支払いが拒否された場合でも報酬を請求することは十分可能です。
テストライティングで半額なのはわかるけど一円も対価が発生しないのは、採用後も金銭トラブルが多いわね(体験談)
WEBディレクターガチャに外れるリスクがある
逆に、WEBディレクターガチャに外れたことがSNSで拡散されるケースもあります。
「WEBディレクターといきなり音信不通・・・」
「WEBディレクターに理不尽な要求された」
などがありますね。
WEBディレクターにWEBライター執筆原稿料の未払い電話をしたとき、逆ギレされたことがあります。(安くない金額だったので電話するしかありませんでした)
クレイジーすぎて、梅酒をがぶ飲みしました。
WEBライター自体、替えが効きやすい職業
WEBライターは代替性の高い職業と言われているため、やめとけと言われることがあります。執筆業について軽んじている方も多いので、このような意見が出てくることが多いです。
執筆慣れしていないので、レギュレーションを守れず大量修正をくらいがち
WEBライター挫折者組が「WEBライターはやめとけ」と発言するケースです。
このような方も「 WEBライターはやめとけ!」と他人に吹聴します。
執筆している筆者は、WEBディレクターとしてライター採用にも携わりますが、テストライティングで半分ぐらいのライターがいなくなります。
そして、音信不通も当たり前で何かとこの時は病気や親族の不幸ごとが起こりがちです。
クラウドソーシングを活用すると、搾取案件に出会いがち
クラウドソーシングは、割と搾取案件が多いです。
そのため、クラウドソーシング終了後にSNSで「WEBライターはやめとけ!」と言っているアカウントも多いです。
WEBライターがやめとけと言われるのは年収のせい?
フリーランスWEBライターの場合、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書2019」によると、年収200万円未満と200万~400万円の層だけで半分の割合を占めています。
200万円未満 | 32.0% |
200万円〜400万円 | 26.9% |
副業WEBライターでも実体験として、MAX30万円ぐらいが限界でした。それ以上になると専門的な知識や独立を視野に入れる必要があるでしょう。
専門知識が必要な案件もあるから
WEBライターの案件によっては、専門知識が必要になります。
昭和の時代では、文章を書く人は「優秀で特別な人だけができる職業」として定着していました。
現代ではデジタル化やインターネットの普及により、身近な出来事を日記のようなブログを書いて稼げるようになりました。
文章内容は日常的な出来事なので、専門的な知識や情報は必要なく、誰でも書くことができます。
しかし、WEBライターの仕事はブログだけでなく、企業の商品やサービスの紹介などの案件が多数あります。
企業案件の中には専門的な知識が必要とされるものがあります。
試しにクラウドソーシングでライティング案件を閲覧してください。
「専門的な知識と経験が必要」と募集要項に記載されている案件があるはずです。
「多少かじったことがあるから」「ネットで検索すればわかるだろう」と安易に応募すると痛い目に合います。
気軽に応募したのはいいけれど、「予想以上に専門知識が必要だった」「検索しても知りたい情報がない」と落胆した人もいるでしょう。
このように案件によっては専門知識が必要な場合があります。
これが「WEBライターは難しい」「やめとけ!」と言われる理由の一つです。
だからといって、諦める必要はないので安心してください。
解決策は単純で、「専門的分野の案件に応募しない」ことです。
また、案件の内容が不明瞭な場合は、クライアントに迷惑をかけないためにも、事前に執筆内容を確認しましょう。
そうすることで「この仕事は経験したことがある」「以前、少し勉強した」などの判断ができます。
相手の土俵で相撲をとる必要はなく、自分の得意分野で、自分の言葉を使って文章表現をした方が読者の心に響きます。
在宅勤務の場合、孤独感ゆえにモチベーションを保てないことも
WEBライターという職業は、常に誰かと会話をしながら共同で行う作業ではありません。
どちらかといえば孤独で黙々と行う作業です。
書き方や文章表現、装飾のやり方がわからないときに同僚や先輩、同業者などとコミュニケーションをとって質問する程度です。
会社勤務の場合は職場に行けば先輩や同僚がいるので、いつでもわからないことは質問できます。
また、会社がテレワークを推奨している場合も同じで、同僚などに連絡して聞くことができますが、個人で活動されている在宅勤務の場合はそうもいきません。
クライアントから作業を受けた後は、常に一人で作業します。そのため、わからないことも自分で調べるしかありません。
切羽詰まって、ライティングの質問をクライアントにすれば「そんなんことも知らないの?」と思われて信用を損なうでしょう。
そんなことをいろいろと考えていると孤独感が押し寄せてきます。
「もうやめようかな・・・」
「つらいな・・・」
「WEBライターやめてアルバイトでもしようかな?」
「やめても、自分には自慢できるスキルは一つもないし、どうしよう・・・」
こんな考えが堂々巡りしている人が多いことは確かです。
特にこの症状は、はじめたばかりの人や初心者に多くみられ、モチベーションを保つことが難しくなります。
これも「WEBライターはやめとけ!」と言われる理由のひとつです。
モチベーションが保てない人や「それだったらやめよう」と考えている人は少し考え方を変えてみませんか?
モチベーションを保つコツを以下に紹介します。
- SNSに登録して、同じ悩みを抱えている人たちと仲間になる
- ライティングを指導してくれる案件に応募する
- ライティングのオンラインスクールに入る など
どれを選んでも悩みごとは相談できるし、モチベーションを維持する手助けになります。
悩んでいる人は、紹介した内容をはじめてみましょう。
専門用語の意味がわからないため
「専門用語って意味がわからないことが多くないですか?」
専門用語でも、自分が理解している分野であれば問題ありません。
しかし、関わったことのない分野は、いくら調べてもわからないことだらけです。
専門知識がない人が調べる方法は、ネット検索で調べるか、知っている人に聞くしかありません。
たとえ身近にいたとしても、発言者の意見が公表されるので、本人が嫌がって教えてくれない可能性があります。
身近な人がいる場合はレアケースで、大半の人がネット検索で情報収集しています。
みなさんも一度は専門用語を検索したことがあると思いますが、調べると「専門用語を専門用語で解説」していませんでしたか?
たとえば、手術の「オペ」を検索してみましょう。
広辞苑でカタカナの「オペ」と入力して検索すると、以下の言葉が表示されます。
オペ、オペック、オペラ、オペラグラス・・・他多数
「オペ」が含まれている有名な言葉がずらりと並んでいます。
次は、カタカナの「オペレーション」で検索すると以下のように記載されています。
(オペレーション)
①機械操作。
(引用サイト:広辞苑無料検索 オペレーション)
②手術。切開手術。オペ。
③証券売買による市場操作。
④演算。運算。
ここではじめて「手術」の単語が見つかりました。
しかし、「手術」を「オペ」と呼ぶ意味やオペの詳しい情報は記載されていません。
このように検索結果がすぐに見つからなかったり、検索結果が複数あったり、記載内容がわからないから再度検索したりと検索だけで時間を費やします。
その結果、欲しい情報が見つからず、納得のいく執筆ができないことが「難しい」と言われる理由のひとつです。
執筆速度が遅いから効率が悪いと感じているため
WEBライターでは、タイピング速度を向上させることは必須です。
「話している速度」「頭で考えている速度」でタイピングができれば、それだけ早く執筆ができます。
しかし、「タイピングが遅いから作業効率が悪い」と悩んでいる人もいます。
これも「WEBライターはやめとけ!」と言われる理由のひとつです。
本当に「タイピングが遅いと作業効率が悪い」と思いますか?
正確に言うと、「作業効率はタイピング速度だけでは決まらない」ということです。
たとえば、タイピング速度をあげる練習をしたとしましょう。
タイピングゲームで練習する方法がありますが、ゲームに熱中すれば次第に速度は上達します。
しかし、このタイプの人が執筆しても作業効率はあがりません。
なぜだかわかりますか?
それは、「ライティングスキル」がないからです。
ライティングスキルのない人に、文章を書けと言っても書けるはずはなく、効率のあげ方もわかりません。
「漢字を知らない子供に漢字を書け」と言っているのと同じです。
タイピング速度も必要ですが、ライティングスキルの方がもっと重要です。
それよりも、案件に沿った事前リサーチや執筆内容、レギュレーションを入念に把握する方が優先順位は高いです。
これらができてから、タイピング速度をあげてもまったく問題はないので安心してください。
WEBライターはやめとけ!が正しい人
WEBライターをやめるべき人の特徴は以下の3つです。
- 副業・未経験で誰でも稼げるからとの理由でWEBライターを始めた人
- レギュレーション(執筆ルール)に縛られるのが苦手な人
- WEBライターの仕事が見つからないが、営業が不得意な人
それぞれ解説します。
副業・未経験で誰でも稼げるからとの理由でWEBライターを始めた人
数ある副業の中でも、WEBライターは参入障壁が非常に低いです。
「執筆は俺でもできる。副業を新しく始められそう」
「未経験でも所詮、タイピング力ができれば問題なく業務を進められるでしょ」
と思っている方は挫折する確率が非常に高いです。そして、このような方は「 WEBライターやめとけ組」に早変わりするでしょう。
レギュレーション(執筆ルール)に縛られるのが苦手な人
WEBライターはブログと異なり、レギュレーション(執筆ルール)が細かく決められていることが多いです。レギュレーションに縛られたくない人は、WEBライターに向いていません。
WEBライターの仕事が見つからないが、営業が不得意な人
営業が不得意だと、クラウドソーシングの仕事からステップアップできません。そのため単価が上がりにくくなり、WEBライターを挫折する可能性が高くなります。
営業方法については下記記事を参考にしてください。
WEBライターはやめとけ!が正しくない人(向いている人)
WEBライターに向いている人の特徴は以下の6つです。
- SEOライティングを理解している
- タイピングを1日10分間練習できる人
- 資格を持っている
- オウンドメディアに直営業でメールできる人
- WordPress・note・はてなブログで執筆経験がある人
SEOライティングを理解している
SEOライティングとは、下記のことです。
- 離脱率の少ない魅力的な文章を執筆できる人
- SEOの最適化に優れた論理的な文章を執筆できる人
タイピングを1日10分間練習できる人
タイピングを1日10分練習できる人は、WEBライターに向いています。
タイピングスピードが速い人は、記事作成の効率が劇的に速いのでWEBライターに挫折しづらくなります。
資格を持っている
資格を持っている人は、WEBライターに向いている可能性があります。
WEBライターの資格についての記事は下記記事を参考にしてください。
オウンドメディアに直営業でメールできる人
オウンドメディアに直営業できるライターは、WEBライターに向いています。
WordPress・note・はてなブログで執筆経験がある人
執筆経験がある人は、WEBライターに向いています。
WEBライターで儲かる人・儲からない人の違い
WEBライターで儲かる人・儲からない人の違いは、以下のとおりです。
WEBライターで儲かる人
「専門性」「SEO」「基本に忠実」この3つが重要キーワードね
専門性を活かしているWEBライター
専門性については、下記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
SEOで記事を上位表示させた実績があるライター
SEOで記事を上位表示させた実績があるWEBライターは、希少性が高いです。
しかし、
納品記事がSEOで上位表示された | 納品先のメディアのドメインがそもそも強い可能性があるので、アピールしすぎは禁物。 |
自分のブログ・アフィリエイト記事がSEOで上位表示 | 自分のブログ・アフィリエイトを開設して上位表示させるライティング力は評価される可能性が高い |
基本的なことを当たり前にできるライター
WEBライターとして基本的なことは以下のとおりです。
即レスできる | 連絡が24時間以上かかる人は要注意 |
バックれない | 10人中半分がバックれることもある |
チャット内容がわかりやすい | てにをはをしっかりできるチャット内容が大事 |
進捗報告ができる | 連絡・報告・相談を数日単位で行える |
納期までに提出 | 1日前までに提出できればOK |
ビジネスパーソンとして当たり前のことしか書いてませんが、割とバックれるライターさん、3日後にようやく返信が返ってくるライターさんは意外と多いです。
WEBライターで儲からない人
WEBライターとして収入を得ることが難しいライターの特徴を解説します。
レギュレーションを破っているライター
レギュレーションを破っているライターは、継続案件をもらえません。たとえば、以下が考えられます。
- コピペチェック率を破っている
- ですます調を守っていない
- レスが遅い(24時間以上かかっている)
執筆コンテンツの質が低いライター
執筆コンテンツの質が低いパターンは以下のとおりです。
- 文字稼ぎをしている
- 冗長表現が多い
- 体験談がなくオリジナリティがない
6. Webライターの仕事・副業は儲からない?稼げるWebライターの3つの条件
Webライターは稼げないとか、儲からないと書かれている記事を目にしますが、次に紹介する3つの条件をクリアできれば、十分稼げるので安心してくださいね。
6-1. 文字単価を上げる
一つ目、文字単価を上げることです。文字単価を上げることは簡単ではありませんが、ライティングのスキルアップや、文字単価の高いジャンルを勉強してチャレンジすれば、文字単価は上がります。
特に文字単価の高いジャンルをご紹介しますね。
- 金融・投資
- 不動産
- 医療
この3つのジャンルは文字単価10円の案件もあり、経験と専門知識が必要です。また、この他には取材を行うライティングは取材費込みで文字単価20円の案件もありますよ。
また、文字単価ではなく、これらのジャンルが好きや得意な人、実務経験がある人はクライアントに重宝されるので、継続案件につながり、安定した収入も得られます。
ただし、どのジャンルもSEOライティング、本業経験、経歴は必須です。そうすれば文字単価1.0円の壁を越えて、文字単価5.0円の案件も獲得できますよ。
6-2. 執筆スピードを上げる
2つ目、執筆スピードを爆速まで上げることです。ペンで書けば早いけど、キーボードでタイピングすると遅くなる人は大勢います。ライティング記事はWeb上に掲載されるので、タイピングは必須です。
ここで質問です!
「Webライターが1時間に打つ、平均文字数は何文字でしょう?」
正解は2,000字です。一つの目安ですが案件は2,000字〜5,000字程度が多く、1時間に2,000字打てれば1〜3時間ほどで執筆が終わります。よって、仕事終わりの副業でも十分執筆できます。
そのため、効率よく稼ぐためにも、最低でも1時間に2,000字は打てるようにタイピングの練習をしてくださいね。
5,000字にかかる時間を単純計算すると「1時間1,000字=5時間、1時間2,000字=2.5時間」となり、タイピングが速いだけで作業時間が半分に短縮します。
ということは、それだけ多くの案件を受注できるので報酬もアップしますよ。
タイピングの練習って言われても方法ががわからない方に、おすすめのタイピング練習サイトをご紹介しますね。
- 寿司打(ゲーム感覚で練習できる)
- myTyping(初心者から上級者まで対応)
- TYPING LAND(小学生でも楽しく練習できる)
この3つはどれも無料で利用できます。パソコンを起動させたときや仕事を始める前など、5分でもいいので毎日練習すれば、1カ月後くらいには効果が現れますよ。
6-3. 専門性を身につける
3つ目、どのジャンルでも突き詰めていれば、いずれプロフェッショナルになれます。その過程で得た知識や経験が専門性となり、Webライターで稼ぐために役立ちます。なぜなら、一部の人しか到達できていない高みの頂きだからです。
例えば、赤ちゃんの「おしゃぶり」について追求したとしましょう。
- 形状、材質、価格、製造コスト、原材料の原産地、国別の使用形状など
その分野にたずさわっていた経験がなければわからないような、知識や体験談を読者に提供できれば、その記事には価値があり、単価や報酬は高くなります。
ただし「ジャンルを問わず」と先程言いましたが、いくら価値がある記事が書けても読者のニーズを把握しないと、クライアントの募集もなければ報酬も発生しないので注意してくださいね。
案件の多いジャンルは、文字単価の高いジャンルと同じです。
- 金融・投資
- 不動産
- 医療
国家資格を取得すると、権威性・信頼性・信憑性が担保されるので、記事の価値が高くなりますよ。
具体的に必要な資格は以下の記事を参考にしてください。
- 金融WEBライターは稼げる?:保険記事執筆の筆者が解説!
- 不動産WEBライターの案件獲得方法、単価、稼ぐ方法を徹底解説!
- 医療ライターとは:未経験から在宅ライティングでメディカルライターになる方法を徹底解説!
また、専門性の案件は募集数自体が少ないので、応募者が殺到して取り合いになったり、ニッチなジャンルだとそもそも案件すらないかもしれないので、専門性を身につけて稼ぎたければ、ある程度は案件募集のあるジャンルを選びましょう。
WEBライターはやめとけと言われるが実態・実情は?
あまり記事で語られていないWEBライターの実態・実情を解説します。
- ライティング以外の作業が地味に多い
- 取引先との継続案件をもらえない可能性が常につきまとう
それぞれ解説します。
ライティング以外の作業が地味に多い
ライティング以外の作業が多いので、実態はリサーチ業務が大半を占めます。
その他にも、「見出し・構成作成」「キーワード選定」などの類似業務も任せてもらえることもあります。
取引先との継続案件をもらえない可能性が常につきまとう
継続案件を勝ち取っても、契約がいつ打ち切られるかはわかりません。業務委託契約なので、正社員とは異なり解雇するハードルはそこまで高くありません。
WEBライターが難しいと感じたときの対処法
WEBライターをしていると、「記事がまとまらない」「多くの収入を得たい」「失敗してはいけない」などと感じることがあります。
そんなときの対処法をお教えします。
記事構成で完成イメージをありありと想像してから執筆する
執筆が難しいときには、記事構成の段階で完成を具体的にイメージすれば書きやすくなります。
得意分野や書きやすい記事であれば、言葉が次から次にあふれ出てきます。
しかし、不得意な分野や気分が乗らないときは言葉が出てこず、手が止まります。
見出しを見ながら、事前に考えたペルソナ(人物像)にどういう風に伝えようかを考えます。
このときに、できるだけ具体的な会話をイメージするなど、自分に合った方法で全体を把握します。
全体をイメージできたら、執筆に取り掛かります。
これを中途半端にすると、途中で手が止まります。
手が止まると、その都度考えて書くため文章は迷走しがちです。
「ここはこの内容で書こう」「今書いている内容と途中の内容のつじつまが合わない」など、悩んで迷って結局はじめから書き直すことになりかねません。
このような事態に陥らないためにも、構成の段階で全体をできるだけ詳細にイメージするようにしています。
また、イメージできたら一気に書ききることも重要です。
タイピングスピードを爆速にする
タイピングスピードをフルスロットルの爆速で書き上げれば、報酬も増えます。
じっくり考えて言葉を選びながら書くことも大切ですが、とにかく一気に書き上げてから、修正した方が効率が良い時もあります。
また、執筆速度があがれば受けられる案件数も増えるので、結果として収入アップにつながります。
とにかく稼ぎたい人は、タイピングスピードをあげることをおすすめします。
または、3日で1記事書いている場合は、1日で1記事の執筆をすれば3倍の報酬を得られます。
このように、タイピングスピードを爆上げすれば、報酬も必然と増加します。
まずは、一つの目標として1時間に2000文字を目指してみましょう。
速く書けることはWEBライターにとって、とても有効な武器になります。
あきらめずに取り組みましょう。
65点主義になる
WEBライターが難しいと感じる人は、「完璧主義者」が多い傾向にあります。
たとえ相手が機械やコンピューターでも思い通りにはいかないはずです。
なぜなら、相手の意図を一言一句間違えずに執筆できないからです。
記事内容を判断するのも、記事を読むのも「人間」です。
自分でいくら完璧な文章を書いても、クライアントの意向に沿っていなければ、それは完璧ではありません。
ここから学ぶことは、「思い通りにいかないものだ」と割り切って100点ではなく、65点を目指して執筆することです。
逆に言えば、「65点以下の執筆は絶対にしない」という意思表示でもあります。
世の中に多くの記事がありますが、あなたにとって100点の記事はありますか?
または、多くの人から「この記事は100点です。これ以上の記事は今後誰も書けません。」と言われたことがありますか?
いくら完璧に書いてもそれは「ひとりよがりに過ぎない」と気付くことが大切です。
難しいと感じている人やこれからはじめようと検討している人も、100点の完璧主義ではなく65点主義を目指してください。
65点なら、そんなに難しくはないでしょう。
WEBライターは甘くない世界なのか?
以下は私がWEBディレクターで体験したエピソードです。
- 突然の音信不通
- 明らかな文字稼ぎ
- 文章の質が低すぎる(文章の羅列)
- 以前執筆した文章を流用
- 修正を要求したら逆ギレ
なので、社会人としてある程度、ビジネスマナーがある方が副業・フリーランスWEBライターを始めると一瞬で収入を得られる方もいらっしゃいます。なぜなら、業界全体のライターレベルが低いため。
知り合いの編集長では、WEBライターに記事を発注した際に「給与を早めに払って欲しい」と編集長に懇願したそうです。
編集長は快諾したものの(これだけでもなかなかないことなのですが・・)、WEBライターはさらに支払いに対してあれこれ要求し、痺れを切らした編集長が断るとWEBライターは逆ギレして、WordPressの記事内に○体のグロテスクな画像を3,000枚ぐらいびっしり並べて音信不通になったそうです。やばいですよねwww
おいおいやばすぎだろ、WEBライターを名乗る前に社会人として終わってるなあ
WEBライターの魅力
とはいえ、WEBライターにもメリットはあります。
- 在宅勤務が可能なので、満員電車のストレスがない
- 人と話す機会が、ミーティング以外で少ないので話すのが苦手な方も問題なし。
- WEBライターの需要が下がっていくことはなく、これからもライティングスキルは重宝されるため食いっぱぐれない
- WEBライターを始めるのにそこまで初期費用がかからない。
在宅勤務が可能なので、満員電車のストレスがない
在宅勤務が可能なので、満員電車のストレスがありません。
確かに、電車通勤はWEBライターにはつきまとうことが多いですが、一部リモートワークの会社も多いです。
ランサーズの「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、フリーランスになったきっかけで「時間、場所にとらわれない働き方をするため」の割合は合計約51%と半分を占めています。
WEBライターは、時間と場所に囚われずに月20万円・月30万円稼ぐことが十分可能よ。
人と話す機会が、ミーティング以外で少ないので話すのが苦手な方も問題なし。
人と話す機会は、「他の職種」と比べると少ないです。
確かに、ミーティングや打ち合わせではチーム内で話すことが多いですが、チャットツールで完結させるプロジェクトも多いです。
チャットツールではSlackやChatworkが使われることが多いです。
WEBライターの案件によっては1週間に1回ミーディングが組まれていることがあります。(副業・フリーランスでも関係なし)
コミュニケーションといっても「飲み会で求められるウェーイのようなスキル」ではありません。
- 質問に対して簡潔な回答ができる
- 結論から話す
- 質問内容が具体的
上記の3つをそつなくこなせれば大きな問題ではありません。
WEBライターの需要が下がっていくことはなく、これからもライティングスキルは重宝されるため食いっぱぐれない
WEBライターの数は飽和しているものの、需要も年々上がっていきます。
というのも、「優秀」なライターはまだまだ不足しているのが現実で、この事実は多くのディレクターがうなずくかもしれません。
さっきの画像ばら撒きライターではなく、社会人として当たり前のことができてライティングも丁寧なWEBライターはこれからも引っ張りだこ状態でしょう。
WEBライターはSEO記事を執筆することが多いですが、WEBコンテンツを執筆する場合、全てWEBライターです。
- Kindle専門のWEBライター
- Youtube台本専門のWEBライター
- メルマガ作成代行のWEBライター
- LP(ランディングページ)のWEBライター
テキストがWEBからなくなることはこれからもないので、「人を惹きつける文章」を執筆できるWEBライターは食いっぱぐれることはないでしょうね。
WEBライターを始めるのにそこまで初期費用がかからない
WEBライターを始めるのに初期費用はそこまでかかりません。
初期費用 | 特徴 |
---|---|
PC | 30,000円〜 |
Wi-Fi | 月額5,000円〜 |
良質な椅子(あれば便利) | 10,000円〜 |
デュアルモニター(あれば便利) | 10,000円〜 |
合計金額 | 40,000円〜 |
ぶっちゃけ、パソコンとWi-Fiあれば50%はそろったもの。細々したツールやアプリは下記事で解説してるので参考にしてください。
MacかWindowsかWEBライターを始めるときに質問されることが多いですが、マジでどっちでも大丈夫です。
強いて言えば、安くて高スペックが多いASUSやLENOVOといったWindowsパソコンがおすすめ。
WEBデザイン、動画編集にも興味がある方はMacを選ぶと良いでしょう。
WEBライターが難しくない理由
ここまで「難しい」理由を説明したので、少し気落ちしているかもしれません。
安心してください!
これから「WEBライターは難しくない!」理由を説明します。
ある程度文章の型に沿って執筆するため
WEBライティングは、ある程度「文章の書き方」が決まっているので、思っているほど難しくはありません。
難しいと感じている人は、テーマやキーワードを検索して漠然と文章を書いていませんか?
たとえば、インスタントラーメンと同じです。
調理方法の説明文を読まずになんとなく作ると、水の量を正確に計量しないので、味が薄かったり濃かったりします。
これと同じで、WEBライターの執筆には「型」というものがあります。
慣れるまでは「少し難しい」と感じるかもしれませんが、慣れてくれば自然に書けるようになります。
子供の頃、自転車に乗る練習をしたと思いますが、はじめは難しくても慣れれば自然に乗れるようになるのと同じです。
はじめた頃は「自分のためだ!」と強い意志を持って、あきらめずに続けましょう。
のみ込みの早い人であれば、型に沿って10記事も書けばマスターできます。
小説家のような難しい言葉を使わなくていいため
「小説のような難しい言葉を使うの?」と思っている人はいませんか?
WEBライターは小説家ではないので、難しい言葉は使いません。
正しくは、難しい言葉は使うべきではありません。
なぜなら、WEBライターの記事は老若男女問わず読める文章でないといけないからです。親近感をもたせようとして、「口語(こうご)」を使いがちですが多用は避けてください。
(口語とは:話ことば)
企業案件の商品を紹介する文章に、身内と話しているような言葉で書いていると、読者に悪い印象を与えます。
基本的には「です・ます調」を用いることが多いです。
これなら、自分でもできそうな気持ちになりませんか?
未経験、初心者から案件獲得のハードルが低いため
WEBライター以外の案件をリサーチした経験はありますか?
たとえば、WEBデザイナーを例にあげてみましょう。
企業案件には、「WordPress、HTML、CSS、JavaScript、illustrator、Photoshopなどが必須」と記載されています。
(参考サイト:クラウドワークス https://crowdworks.jp/public/jobs/9844579)
未経験からはじめるには、上記の6つをマスターしておく必要があります。
また、すぐにマスターできるものではなく、実務経験が必要になるケースも多々あります。
その点、WEBライターは初心者でも正しい日本語が使えてビジネスマナーがあれば、いつでもはじめられます。
案件も多数あり、中には「初心者歓迎」の案件もあります。
パソコンとWi-Fi環境があれば誰でも始められるため
WEBライターはとても簡単にはじめられます。
なんといっても必要なものはたったの2つ、「パソコンとWiFi環境」だけです。
パソコンがない人は、必要に応じたスペックのパソコンを買いましょう。
基本的にWEB上でやりとりを行うため、WiFi環境が整っていた方が安定した情報通信ができるし、料金的にも安くなります。
2つがそろえば、あとは案件を獲得して文章を書くだけです。
クライアントから完了通知がもらえれば報酬がもらえて、あなたもWEBライターの仲間入りです。
難しいと思いますか?それとも簡単だと思いますか?難しいと感じているなら、それは「漠然とした不安」でしょう。
不安の解決法は、考えられる不安をすべて書き出して、ひとつひとつ問題を解消すれば不安は払拭(ふっしょく)できます。
まずは、ハード面をそろえてみましょう。
実績を積めば、仕事の獲得が楽になっていくため
WEBライターをはじめた頃は実績が少ないのは当たり前です。
クライアントも実績がある人には安心して依頼できます。
また、実績をポートフォリオとして提出すれば、ライティングの質も確認してもらえるメリットがあります。
専門知識がなくてもリサーチ力があれば記事を執筆できるため
WEBライターが初心者でも簡単にはじめられる理由として、専門知識がなくてもリサーチ力があれば記事は書けます。
案件の中には「専門分野の経験必須」もあります。
しかし、初心者が執筆できる案件の多くは執筆内容やキーワードに必要な情報をリサーチできれば問題ありません。
リサーチ力とは、必要な情報を的確にあぶりだすことです。
そのため、リサーチができないと必要な情報が手元にないため、記事は書けません。
求めている文言をリサーチできるスキルが必要になるので、普段からリサーチスキルを高めておきましょう。
4. Webライターの仕事・副業が「きつい」「やめとけ」と言われる原因5選
ここからはWebライターが、なぜ「きつい」「やめとけ」と言われるのか、その原因を5つご紹介します。
4-1. 原因①:低単価案件が多すぎる
Webライターの案件は、文字単価0.1円〜20円くらいまで金額に幅がありますが、案件のほとんどが低単価と言われる文字単価0.3円前後です。
これは数年前のパンデミックのときに、国が在宅ワークと副業を推奨したことが大きく影響しています。在宅ワークの中でも、未経験でも簡単に始められるWebライターに注目した人たちや企業は今でも増加傾向にあります。
そして、多くの人たちは案件を簡単に見つけられるクラウドソーシングを利用しています。
多くの人がクラウドソーシングを利用すると、次の式が成り立ちます。
- 早くWebライターで稼ぎたい人 > 募集案件数
Webライターになりたい人は低単価でも受注します。これを逆手に取ったクライアントは、ドンドン単価を下げて案件のほとんどが文字単価0.3円前後です。
そのため、どれだけ多くの記事を書いても単価が低いので稼げませんよね。
例えば、文字単価0.3円、2,000文字、1記事の作業時間を1日とした場合を例に解説します。
- 0.3円×2,000字=600円(1記事の報酬、1日作業)
- 600円×30日=18,000円(月収)
文字単価が1.0円の場合では、
- 1.0円×2,000字=2,000円(1記事の報酬、1日作業)
- 2,000円×30日=60,000円(月収)
このように単価が低いと「いくら頑張っても作業がきついだけだ」「稼げないから、やめとけ」と言われますよね。
4-2. 原因②:テストライティングで実力を試される
案件を獲得するためには、クライアントが用意している「テストライティング」に合格しなければ採用されません。
ライティングスキルが未熟だとテストライティングに合格できないので、案件獲得が困難です。多くの案件をこなしてスキルアップに役立てたいのに、そもそも案件獲得ができなければ、いつまで経ってもスキルアップできませんよね。
この負のスパイラルも「きつい」「やめとけ」と言われる原因です。
4-3. 原因③:スケジュール管理が大変でストレス
スケジュール管理が得意な人や苦にならない人はストレスに感じませんが、苦手な人はストレスに感じますよね。そのため「スケジュール管理が大変だから、Webライターの仕事や副業はやめとけ」と言われます。
確かに、いくら自由に働けると言っても、スケジュール管理ができなければあなたも大変だし、納期を間違えたり、間に合わなかったりするとクライアントにも迷惑をかけます。
スケジュール管理は仕事の基本なので、Excelやgoogleカレンダーなどを上手に活用して、クライアントに迷惑をかけないようにしましょう。
4-4. 原因④:文章を書くことは難しい
そもそもWebライターは文章を書く仕事なので、文章が書けなければ業務を請け負えませんよね。そのため、文章の執筆が苦手な人に対して、Webライターは「きつい」「やめとけ」と言われます。
しかし、Webライターは作文や論文などとは書き方が異なり、PREP法と呼ばれる基本の書き方があります。
PREP法とは「Point:要点、Reason:理由、Example:具体例、Point:結論」の略で、要点から順番に書くことで、読者に情報を伝えやすく、読みやすい文章を書く文章構成のことです。
また、Webライティングは読者の悩みを解決する記事を書くので、リサーチした内容をまとめて、さらに体験談などオリジナルの文章を追加するだけで書けます。
しかし、文章はPREP法だけではなく、文末・冗長・比喩など、文法表現や手法を駆使しなければ文章を書くことは難しいです。でも、一度書き方を覚えてしまえば書きやすくなるので、スキルアップだと思って文法表現や手法はマスターしましょう。
4-5. 原因⑤:ライティングスキルの勉強が必要
Webライターは誰でもなれますが、WebライティングにはPREP法という特有の書き方があります。そのため、ライティングの勉強をしなければ応募しても不採用になったり、高単価案件を獲得できません。
本や執筆が好きだからという理由だけでは簡単に稼げないので「きつい」「やめとけ」と言われます。そのため、Webライターで稼ごうと思えば常にライティングの勉強が必要です。
5. Webライターの仕事・副業を「きつい」「しんどい」と感じる理由4選
Webライターの仕事が「きつい」「しんどい」と感じる理由を4つご紹介します。
5-1. 理由①:案件によっては修正が多い
修正回数は2回くらいまでの案件が多いですが、案件によってはクライアントが納得いくまで何度も修正する場合があります。
修正が多いとダメだしをされているようで、メンタルにダメージを受けるので、こんなときは「しんどい」と感じます。
5-2. 理由②:自分の執筆要領がわからず仕事を受けすぎて納期に悩む
自分の執筆に関する要領(作業時間など)を把握できていない人って意外といますよね。作業時間を把握しない状態で仕事を受けすぎると、納期の調整が大変です。
- いつまでに納品すればいいのか?
- この案件は納期までに間に合うだろうか?
リサーチ、執筆、推敲の時間を把握していると、1日の作業時間を決めやすいので仕事を受け過ぎることはありません。
しかし、収入を得たい気持ちが勝ると、案件を受け過ぎてしまったときに「しんどい」と感じます。
5-3. 理由③:詐欺案件で時間を無駄にしてしまう
案件の中には書かせるだけ書かせて「報酬をもらえない」「連絡がつかない」クライアントがいます。この類の案件は、文字数が5,000文字以上と多い特徴があり、報酬がもらえないので時間の無駄です。
信じられないかもしれませんが、実際に起こっている詐欺のような案件です。これはクラウドソーシング(クラウドワークス、ランサーズなど)でも対策を講じているので事実です。
こんな案件に引っかかってしまった場合は、後悔しかありませんが「しんどい」と感じます。
5-4. 理由④:自分の好きなように書けるわけではない
Webライターはクライアントが指示したキーワードやレギュレーション(説明書のようなもの)、フォーマットに従って書くのが一般的です。そのため、SNSやブログのように自分の好きなように書けるわけではありません。
自分の好きなように書ければ、執筆もスムーズで作業時間も短縮できるでしょう。しかし、クライアントはライターに依頼するとき、次のように考えています。
- 記事を検索上位に表示させたい
- 商品を読者にアピールしたい
- 多くのユーザーに企業サイトを見てほしい
など、これらの要望に沿ったライティングができなければ、ライターに報酬を支払ってまで依頼する意味がありませんよね。このように自分の好きなように書けないときには「しんどい」と感じます。
7. 取引先との関係性もきついと感じる要因になる
仕事を続けるためには、取引先(クライアント)との関係性が良好でなければ継続案件がもらえず、収入が途切れます。そこで、取引先との関係性がきついと感じる要因を3つご紹介します。
7-1. 仕事の受注先によってルールが異なる
同じような案件やジャンルでも受注先によってルールが異なるので、その都度ルールを覚える必要があります。ルールが異なると、気を遣うから意外と疲れるんですよね。
例えば、A社では「です・ます調」、B社では「だ・である調」だと、言葉遣いや文章表現を使い分ける必要があり、これが意外と簡単そうで難しいんですよね。
一つの執筆ルールのクセが身につくと、ルールが変わったときに無意識にクセがでます。ルールの違いとして基礎ライティングは同じですが、主に次の部分が異なります。
- 文末表現(です・ます調、だ・である調)
- ライターが書く目線(第三者の立場、競合他社の立場、クライアントの立場など)
- SEOを意識するのか、フランクに書くのか
- キーワードに沿った文章を書くだけなのか、企業のサービスや商品の紹介を付け加えるのか
このようにクライアントが変わるたびにルールが異なります。また、クライアントによっては、詳細な部分にこだわりを持ってルールを決めていることもあるので、細部に気を配りながら執筆するのは、慣れるまでは結構きついですよ。
7-2. 取引先とは良好な関係を築くべき
継続案件を獲得するためには、クライアントとは良好な関係を築くことが必要不可欠です。
なぜなら、良好でなければ、いくら記事のクオリティが良くても単発案件で終わるからです。
例えば、クライアントからの連絡を無視したり、指示通り執筆しなかったりするなど、クライアントに迷惑をかけると関係性が悪くなり、継続案件をもらえません。そんなときに、良好な関係性を築けば良かったと後悔します。
7-3. 納品の品質を保たないと継続して案件をもらえない可能性も
執筆記事のクオリティを保てなければ、継続して案件をもらえない可能性があるので、クオリティを落とさないように書くことはとてもきついです。
例えば、得意ジャンルでも執筆内容によっては、知識不足で執筆が不安になることもあります。今まではクオリティが高く、クライアントの評価も高かったけど、不安な執筆は自信がないのでクオリティが低くなりそうで怖いですよね。
しかし、継続して案件を獲得しようと思えば、クオリティを維持できるように努力するしかありません。
8. Webライターの仕事・副業に向いている人の特徴
何事にも向き不向きはありますが、Webライターも例外ではありません。そこでWebライターに向いている人の特徴を6つご紹介するので参考にしてくださいね。
8-1. Webライターの仕事・副業に向いている人の特徴
Webライターに向いている人の主な特徴は次の6つです。
- 好奇心が旺盛
- 文章を書くことが好き
- 情報収集能力が高い
- 細かい作業が得意
- デッドラインを守れる
- 柔軟な発想力がある
この中のどれか一つでも当てはまれば、Webライターに向いています。
ライティングの基礎や応用は新たに学習するので、予備知識があるに越したことはありませんが、それよりも「本質的な特徴を持ち合わせているか」の方が大事で、向き不向きの判断基準にもなります。
それでは一つずつ解説しますね。
8-2. 好奇心が旺盛であること
好奇心が旺盛な人は何事にも興味を持つので、新しいことにチャレンジできます。また、新しい情報をキャッチする能力に優れているので、常に最新の情報を読者に提供できます。
8-3. 文章を書くことが好きであること
文章を書くことが好きな人は、書くことが苦にならないので向いています。また、本を読むことも好きな傾向にあり、語彙力や文章表現にも優れているので、表現豊かな文章が書けます。
8-4. 情報収集能力が高いこと
Webライティングで重要なことは、いかに質の高いリサーチができるかです。そのため、情報収集能力が高い人は、リサーチ能力も高いのでWebライターに向いています。
また、質の高い記事を書くためには、より権威性のある一次情報の収集が必要不可欠です。そのため、他の人が探せないような情報を得られるのでクライアントの評価も高いですよ。
8-5. 細かい作業が得意であること
細かい作業が得意な人は、細部に注意深く、慎重な性格なので、誤字脱字やクライアントの指示内容など、正確に作業できるのでWebライターに向いています。
8-6. デッドラインを守ることができること
Webライターのデッドラインとは締切日のことで、デッドラインを守れる人はWebライターに向いています。そのため、デッドラインが守れる人は次のことができる人だと判断できます。
- ルールが守れる
- 任務遂行能力に優れている
- 責任感がある
このような特徴があるのでWebライターに向いています。
8-7. 柔軟な発想力があること
柔軟な発想力がある人はWebライターに向いています。なぜなら、読者にわかりやすい説明ができるからです。リサーチした内容をそのまま書いても、読者に共感や理解を得られない可能性があります。
そのため、理解を深める手法として一般的に使われているのが、箇条書きや図表を使うことですが、その他に例え話を用いることです。
柔軟な発想力があれば、身近な事象を例え話に置き換えて、読者がイメージしやすい文章を書けます。
例えば、神話に登場する「ユニコーン」を説明する場合、そのままユニコーンと言ってもイメージできない人は「何のこと?」と疑問に思いますよね?
- 馬の頭に、運動会で使う三角コーンのような物がついている生きもの
- 馬の頭に、クジラの仲間であるイッカクの角(つの)がついたような生きもの
このように例え話で説明するときに、柔軟な発想力があれば、よりわかりやすく身近な物や読者がイメージしやすいもので説明できて、共感を得られる文章が書けます。
そのため「私だったら、もっと身近なもので例えられるよ」という人はWebライターに向いています。
9. Webライターの仕事・副業がきついを感じたときの対処法
Webライターを続けていると、さまざまな場面できついと感じますが、対処法を知らなければ長続きしませんよね。そこで、きついと感じたときの対処法を5つご紹介します。
9-1. 一旦休憩をとる
「集中する=根詰める」ではないので、集中しているときは書いていて楽しいですが、根詰めて作業しているときは、心身ともにつらいと感じるので、そんなときは一旦休憩しましょう。
30分、1時間休憩したからと言って、誰にも迷惑はかからないし、休憩することでリフレッシュできるし、集中力も高まる可能性もあります。集中力が高まれば、休憩でロスした時間は十分挽回できますよ。
私の経験上、「つらいとき」や「しんどいとき」に立ち止まることは悪いことではありません。どちらかと言えば、立ち止まることは良いことですよ。つらい状態で猪突猛進で突き進むと周囲が見えず、かえって心身ともに危険です。
きついと感じたら、迷わず休んでくださいね。
9-2. 目標を具体的に設定する
きついと感じると何もかも嫌になるので、少しだけ頑張れば達成できる具体的な目標を設定しましょう。達成できたら、また同じように目標を設定することを繰り返せば、少しずつでも前に進むし、成功体験が蓄積してモチベーションの維持にも効果的ですよ。
例えば、次のようなことを目標設定すると効果的ですよ。
- あと30分書いたら今日はやめよう
- 今日の作業はリサーチだけにしておこう
- 3日で1記事だけ書こう
- 文字数が1,000字の案件だけに応募しよう
など、具体的に少し頑張れば達成できる目標を設定すると、達成感と成功体験を得られるので、また頑張ろうと思えます。そうなるまでは無理をせず、できる範囲でコツコツ作業をしましょう。
きつい時期の経験は、今後の執筆に活かすこともできるので、焦らず、頑張り過ぎず、でも歩みは止めず、少しずつ前に進むことをおすすめします。
9-3. 他のライターや同僚と話し合う
きついと感じたときは、他のライターや同僚と話し合うことも効果的ですよ。「今、こんなことで悩んでいて・・・」と話をするだけで気持ちが楽になることもあるし、次のような話が聞けるかもしれませんよ。
- 経験談を聞ける
- 物事の捉え方を違う視点で話してくれる
- 悩み解決のヒントがもらえる
- 自分と同じ悩みを乗り越えて来たんだと共感できる
でも、共感してほしいだけのときもあれば、問題解決をしたいときもあるので、相手をよく見て相談してくださいね。
また、「相談できるライター仲間なんていないよ」という場合は、X(旧:Twitter)で「Webライター」と入力して検索してみましょう。そうすれば、多くのライターが登録しているので、きっと相性が良い相手が見つかりますよ。
9-4. 自分のペースを守る
他人と比較すると落ち込んだり、劣等感を抱いたりしてきつく感じるので、自分のペースを守ることをおすすめします。
そもそもマイペースとは、相手と競争しているときに使われる言葉です。あなたが相手を意識するときは「目標にしたい人、憧れの人」だけでいいんですよ。他人と比較する必要もなければ、競争する必要もありません。人は人、自分は自分なので自分のペースを守ることできつさを感じなくなりますよ。
9-5. 依頼内容についてクライアントと相談する
リサーチしても詳しい情報があまりない、書き方がよくわからないなど、依頼内容で困ったら、すぐにクライアントに相談しましょう。
クライアントが嫌がることは、困ったことを相談もせず、放置することです。依頼している以上、クライアントも相談を聞いてくれます。
私の体験談をご紹介します。
キーワードに沿って情報収集のリサーチをしたところ、関連記事が1〜2記事しかありませんでした。未経験のジャンルだったので、これではリサーチした記事内容と同じになると思い、すぐクライアントに相談したところ「キーワードを変えますね」と迅速な対応でした。
このように依頼内容に対する相談であれば、クライアント側が解決策を講じてくれますよ。
それより、クライアントの期待にこたえなければと強く思えば思うほど、相談が遅れて、結果的にクライアントに迷惑をかけるので注意してくださいね。
さらに言えば、クライアントは依頼内容の相談を待っています。クライアントにとって相談されることには、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- コミュニケーションが取れる
- 依頼内容の書き方や意図などを共有できる
- 自分勝手に判断されず、意図を理解した上で執筆してもらえる
- 望んでいるようなクオリティで執筆してもらえる
デメリット
- 依頼内容文だけで「本当に書き方やこちらの意図を理解しているのだろうか」と不安になる
- あとあと二度手間にならないか不安になる
このように相談することは、依頼内容の悩みや疑問点などを解決するだけでなく、クライアントの不安も解消する効果もあります。
私は、依頼を受けたときには、依頼文や添付資料を一通り読んでから、クライアントに対して次のような文章を返信します。
「ご提示頂いた資料など、一通り拝読いたしました。現在のところ不明点や疑問点はございません。執筆中に不明点などがあれば、改めてご連絡させていただきますのでご対応の程よろしくお願いいたします。」
このようなメッセージを送れば、クライアントも「ライターは資料に一通り目を通したんだな、この人なら何かあれば連絡してくるだろう」と安心できますよね。
依頼内容で悩んで「きつい」と少しでも感じたら、クライアントは快く対応してくれるので、すぐに相談してくださいね。
WEBライターはやめとけ:まとめ
本記事では、WEBライターはやめとけと言われる理由についてご紹介しました。
本記事のまとめは以下のとおりです。
- WEBライターを始める人が増えているので、平均単価が下がっている
- 2022年11月時点、WEBライターが急増している
- 落とす前提でテストライティングを受けさせる発注者が存在する
- WEBディレクターガチャに外れるリスクがある
- WEBライター自体、替えが効きやすい職業
- 執筆慣れしていないので、レギュレーションを守れず大量修正をくらいがち
- レギュレーション(執筆ルール)に縛られるのが苦手な人向いていない
- WEBライターの仕事が見つからないが、営業が不得意な人は向いていない
- SEOライティングを理解している人は向いている
- タイピングを1日10分間練習できる人は向いている
- オウンドメディアに直営業でメールできる人は向いている
- WordPress・note・はてなブログで執筆経験がある人は向いている
- 「やめとけ?」「難しい?」は無理な案件に手を出していることが多い
- 実績を積み上げるまでは、下積みと心得る
- とにかく稼ぎたい人は、タイピングスピードを爆速にする
- 100点ではなく、65点主義に徹する
- ライティングには型がある
- リサーチ力を身に付ける
今回は、WEBライターの初心者が陥りやすい悩みごとをすべてお伝えさせていただきました。実体験をもとにした、本当に役立つお悩みごとを解決するノウハウなので、ぜひ参考にしてください。
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