「フリーランスになったもののどうやって営業をしたらいいの?」
「案件を取りたいけど、実績がないからなかなか仕事につながらない…」
「最初の案件はどうやって獲得したらいいんだろう…」
本記事では、フリーランスとして独立したものの、案件を獲得したくてもどうやって営業をしたらいいのか分からない方の悩みを解決します。
クラウドワークスやランサーズに登録はしているけど、なかなか案件が取れないのよね…知らない人に営業をかけるのも勇気がいるわね・・
案件獲得のチャンスは近くにあるもんだよ。個人事業主である私は実績が少なくても社長から案件を受注できたしね。
本記事では、ネットではあまり語られない「実体験」をもとに動画編集・HP制作の案件を取った方法を解説するよ!
営業を12年以上続けていたからある程度営業には慣れてるんだけね。
意外と知られていない方法で案件が取れることがあるよ。
それでは解説していきます。
フリーランスが営業で案件を獲得できない理由
フリーランスが営業で案件が獲得できない理由として以下の2点が挙げられます。
- 法人営業しても担当者に相手にされにくい
- フリーランスエージェントを活用していない
高単価な案件が欲しくて法人に営業してるけど、取り合ってくれない。
どうすればいいんだ…
法人から案件を取るのって結構難しいのよね
法人に営業しても担当者のやる気に左右されやすい
法人担当者に営業すると、案件を頼むのかどうか上司に確認する必要があります。
直属の上司に確認して、その上の上司に確認してと決定権のある役員や社長に辿り着くまで物事が動きません。
また、稟議書(会社で物事を何か始めたり、購入するときに承認を得るための書類)で手間と時間がかかるため、法人担当者はやりたがらない傾向にあります。
それならば、決定権のある人に交渉する方が案件を取れる可能性が上がります。
でもそんなすぐに偉い人と繋がることなんてできないよ…
大丈夫だ。自己紹介と興味のある分野を入力するだけで、経営者と繋がれるアプリがあるぞ
- フリーランス(個人事業主)と経営者がマッチングしてビジネストークができる
- 営業によって経営者から案件を受注できることもある
- 無料プランだと1日10スワイプの制限があるため、マッチングするのに時間がかかる
公式サイト:Yenta
フリーランスエージェントを活用していない
フリーランスエージェントの特徴は以下のとおりです。
- 手数料はかかるものの、案件を紹介してくれる
- 面談日程の調整や模擬面接のサポートをしてくれる
- 一人一人に適した案件を紹介してくれるため、案件参画後の定着率が高め
フリーランスエージェントとは、自分の代わりに営業から契約まで全てを行ってくれるサービスのことです。
高単価な案件を獲得できたり、収入が安定しやすくなります。
また、エージェントによっては税金関係やスキルアップのサポートをしてくれるところもあります。
どうしても営業が苦手という方はフリーランスエージェントを使い、自分のしたいことに専念するといいと思います。
フリーランスエージェントを使って実績を積めば、自信を持って営業できるしね
フリーランスがいますぐ実践できる意外と知らない営業の仕方
大前提として、社長・取締役などの決裁権のある人に直接営業できれば、最短ルートで案件を獲得できます。
前提条件が難しすぎる…
そんなことないよ!会社員時代の人脈を使おう!
前職・前々職の社長・取締役にメール営業すると話を聞いてくれることが多い
「何か困ってることはありませんか?」「やってみたいことはありませんか?」と声をかけてみましょう。
ホームページがない会社なのであれば、「ホームページ作ってみませんか」と声をかけてみるのもいいかもしれません。
なぜなら、本当はホームページや動画で企業をアピールしたいけど、誰にどう頼めばいいのか分からない方もいらっしゃるからです。
前職の社長・取締役に連絡を取りづらい時は、前々職の社長・取締役に連絡を取ってみましょう。
取引をしたことがあるというだけで、初対面よりは安心感があるので話を聞いてくれやすくなります。
友人や知人、同僚、家族に「集客や売上で困っている社長」がいないか
国税庁「会社標本調査(2020年度)」によると法人の数は約275万社。したがって日本に社長は275万人いることにになります。
総務省によると、2022年5月時点での日本の総人口は約1億2,000万人。つまり、ざっくり日本人の50人に1人は「社長」です。
そう考えると、身の回りで「困っている社長」を見つけ出すことは不可能ではなさそうですよね。
実績がない場合は、身内・同僚・友人から社長・取締役のツテがないか聞いてみる
会社で働いていたけどさ、特になんの実績があるわけでもないよ
そんな時は身内や友達にツテがないか聞いてみよう
身内や友達は仕事以外の自分を知っているので、ある程度の信頼があります。
そのため、一から信頼関係を築くよりも話が繋がりやすくなります。
仮に身内や友達のツテに社長・取締役がいたとして、その社長・取締役は友達へ信頼があるので話が通りやすくなります。
せっかく信頼して繋いでくれた縁なので、きっちり仕事をこなしましょう。
社長・役員が運営する会社の規模は関係ない
営業をかけるのに、会社の規模は関係がありません。
営業をすることで継続的に案件をいただいたり、存在を知ってもらって縁を繋いでもらうことが大事です。
大きい会社であれば、決定権のある社長や役員に話しかけると良いでしょう。
一概にそうとは言えませんが、会社は大きくなればなるほどトップダウンの形式を取っています。
社長や取締役などの決裁権のある人にアプローチする際、売上・集客につながる提案をすることが大事ね。スピーディーに案件を受注しやすいのが大きなメリットよ。
営業で案件が獲得できない理由でも述べた通り、担当に営業をかけても上層からの決定がないと動くことができません。
その代わり、案件を獲得できたら大きな実りになります。
中小企業の会社の場合、担当が決定権を持っている可能性があります。
年齢によっては友人や知り合いが決定権を持っている事もあるでしょう。
中小企業は担当が決定権を持っていることが多いのと、上層部に伝わり決定するまでの時間が短いので、仕事の進むスピードが速いです。
素早いレスポンスを心がけましょう。
【実例】フリーランスで営業ができるようになった
実際に知り合いに声かけたら案件が取れるもんなの?
それなら実際に声をかけた事例を紹介するよ
ヘッドスパ・メンズエステ・太陽光事業を経営する社長
前々職の同僚にLINEでアプローチをしたよ!
いろいろ状況を聞いてるうちに前々職の同僚は、ヘッドスパ・メンズエステ・太陽光事業を経営する社長になっていたということが発覚しました。
そこでウェブ関係で困っていることはないかというアプローチをかけたところHPの改訂をしたかったという話がありました。
受けるかどうかは別として、需要があったというのが大事だね!
未経験にも関わらず、HP制作の案件を10万円で受注できた
こちらも前々職の同僚に声をかけてみたよ!
すでに人間関係が構築されて信頼もあったから話はスムーズに進んだよ
どうコンタクトを取っていいのか分からない時は「最近何してるの?」から始めてもいいかもしれません。
自分の今の状況を交えつつ、お互いの近況を確認しましょう。
人間関係を構築していても、お互いにどういう近況なのかが分からないと仕事に繋がりにくいです。
人間関係を構築するのは営業にとって大事なことです。
なので知り合いや仲のいい同僚というだけで、案件を獲得するまでの時間が短くなります。
メンズエステ新店舗拡大のため新HPの作成依頼をいただきました。
- 前職、前々職の社長や取締役など、決定権のある人に直接メールをしてみる
- 中小企業など、担当が決定権を持ちやすいところに営業してみる
- 知り合いや同僚に社長や取締役などのツテがないか聞いてみる
リピーターになれるようクライアントの要望に沿った納品をしよう
次回、次々回の受注をもらうためには、クライアントの要望を正しく理解すること、自分のスキルを上げることが大事です。
こっちの方がより良いのではないだろうかと、クライアントの要望を外れて提案をすると互いに無駄な時間を使うことになります。
実際にこうした方がいいだろうというクオリティを超えた納品をした場合に、「こういうんじゃないんだよ」と言われてしまったよ…
ふーん、良かれと思ってやってもクライアントが望んでるってわけではないのね
クライアントの要望をよく聞いた上で期待を超えてもいいのですが、クライアントの望むものではない可能性があります。
時間をかけてもリテイクになる恐れがあるので、どうしても作りたい場合は一度クライアントにアレンジを加える提案等をしてみましょう。
作品をより良い作品を作りたいという気持ちは大事ですがリテイクにも時間がかかるため、クライアントの時間を削ることになります。
まずはクライアントの要望を忠実にこなした上で、自分のアレンジを提案してましょう。
元営業マン12年の動画編集フリーランサーが営業の仕方を解説:まとめ
- 前職・前々職の社長や取締役に連絡してみよう
- 実績がなければ、前職・前々職の同僚に連絡を取ってみよう
- 営業がどうしても苦手ならフリーランスエージェントを使おう
フリーランスエージェントにめちゃくちゃ興味ある
フリーランスエージェントはいろんな補助があるから駆け出しにはもってこいね
まぁ、振られること前提で直接声かけてった方が早いけどな(元営業マン)
本記事では、案件を獲得するための営業の仕方について解説しました。
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