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コラムの書き方:ブログとの違いやリサーチ方法と合わせて徹底解説!

  • コラムって何が書いてあるの?
  • ブログとかエッセイとか違いがわからない
  • 何か難しそうで読み辛そう

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事では、コラムを総括的観点から解説します。

具体的には

  • コラムの定義と特徴
  • コラムのSEO対策のポイント
  • 初心者におすすめなコラムを書く手順
  • 初心者向けコラムのテーマ、ネタの選び方
  • 参考文献の選び方と活用方法

の順番にご紹介していきます。

目次

コラムとは?その定義と特徴

コラムとは、ジャーナル(新聞・報道雑誌・ニュースサイトなど主に定期刊行物)に掲載されている著者の意見や分析が盛り込まれている評論文のことを指します。

掲載場所は、紙面とWEB上の両方にあります。

主なイメージは、著者に決まった一定の区画を渡し、刊行のペースに合わせて定期的に記事を載せる囲み記事でしょう。

スペースが決められているので、特に誌面では、文字数制限がついていることが多いです。

認知度が高いところでいえば、朝日新聞社の毎号第1面に掲載されている「天声人語」がそれです。

https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=61

コラムの特徴としては、テーマについて評論する、根拠ありの論理的な文章と、著者が個人的意見を述べる、オリジナリティを加えた文章が混在していることです。

また、コラムの執筆を仕事にしている人を、コラムニストといいます。

売れっ子コラムニストは、「この人の独自の目線が面白い」「文章の言い回しがオシャレ」などと、読者を引きつけるテクニックを要していますね。

マーケティング観点では、売れっ子コラムニストが、読者が探している知識や、タイムリーな情報を提示し、それに独自意見をエッセンスとして足すことで、掲載媒体自体の認知度が高まり、同時にユーザーの獲得につなげられます

コラムとブログの違いとは

意味や言葉が混同してしまうのが、ブログです。

ブログは、正式名称WEBとlog(記録)でウェブログといい、略してブログです

現在は、個人でも企業単位でも多く運営されている、ウェブサイトの一種です。

名前にもあるように、ブログはWEB上のコンテンツです。

ですが、コラムは紙面もあれば、WEBである場合もあります。

というように、そもそも掲載畑に違いがありますね。

コラムとエッセイの違い

よく耳に入るフレーズで、「有名人○○○○さん、エッセイ本発売!」というトピックをみることがあると思います。

私は、「芸能人や著名人って、どんな人でも書籍を執筆できるのかな?」と不思議に思っていました。

エッセイは、とっても自由。

定義によると、ほぼ制約がなく自由な形式で意見・思い・価値観を述べられる散文となっています。

形式にとらわれず、著者の思うがままに表現できるエッセイは、執筆する側も読む側もラフに手に取れる比較的ハードルの低い書籍といえます。

自由な表現を良しとしているだけに、その人柄が表れやすく、芸能人・著名人の方達が、ファンに向けて出版するのには、ピッタリなんですね。

コラムを書くためのSEO対策の4つのポイント

執筆したからには、たくさんのユーザーに読んでほしいですし、クライアントからすれば、アクセス数を伸ばして認知度を上げたいと思うのが自然です。

そこで、欠かせないSEO対策のポイントについて解説します。

ニーズに合ったコラムを書く

ユーザーがWEB上で探し物をする理由は、理想と現実の間に発生している溝を埋めたい時です。

この溝はギャップとも言い換えられ、ここに当てはまるものをニーズといいます。

ユーザーのニーズにあったコラムを書けば、アクセス数が伸びて、SEO対策になるといえます。

「ここのギャップを感じている人って私だけかな」と考えてみて下さい。

それと似たような思いを抱えているユーザーも少なからずいるはずです。

コラムは、自分が書きたいことを書いてもいいのですが、SEO対策の観点からでいうと、ニーズが多いテーマを書くことも大切になります。

コラムの構成力を高める

SEO対策には、構成(見出し)に工夫も必要です。

見出し構成する際に肝となるのが、メインのキーワード選定です

キーワードを盛り込んだ見出し構成をすることで、検索結果の上位に上がりやすくなります。

また、関連キーワード・対策キーワードを使用した見出し名にすると、対策としてよりいいです。

序破急・PREP法・起承転結と、構成には種類があるので、全体的な構成のイメージからどのようにキーワードを当てはめたらいいか、考慮しながら構成をして下さい。

注意点としては、適切な階層構造にすることです。

親・子・孫ときちんと事柄に大小をつけてから、本文の執筆をするとスムーズです

興味深いエピソードを挿入する

GoogleがSEO対策の指針としているGoogleの品質評価ガイドラインの中で示されているE-A-Tがあります。2022年さらにE(Experience)=体験が追加されました。

品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加  |  Google 検索セントラル ブログ  |  Google for Developers

興味深いエピソードを挿入すること=SEOの評価基準である経験を盛り込むと対策になるといえます。

例えば私の興味深いエピソードですが、子供の指しゃぶりが、、、というエピソードです。

YouTubeやテレビをみているとき、眠たいときには、左手の親指を吸う癖がありました。

歯医者さんでは、「そろそろやめれるとねー」と言われていましたが、なんせ体にひっついているものですから、全くやめられません。

ですが、実母からの情報で、すごい苦いマニキュアがあるらしい。

早速、探し出し購入。

すると、今の今まで治らなかった指しゃぶりがなんと1日で治りました。

こういった興味深い経験を交えるとSEO対策に有効でしょう。

オリジナリティのある結論を書く

構成でいう結論(まとめ)は、独自の価値観を表現する絶好の場所です。

オリジナリティが結論に加わることで、筆者らしさが出て、コラムが自分色になります。

例えばトラベル記事であれば「旅行日記をご紹介してきましたが、実はこの旅行中に、私のスーツケースが行方不明に、、、どこに行ってしまったのだろうか、、、」というように少し失敗ネタを加えます。

「スーツケースの紛失対策が必要ですね。」などユーザーが「私も同じ事あったなー」と、共感を得られる結末で締めくくれると、気持ちよく読み終われます。

結論は質によって、コラム全体がユーザーに支持されるものになったか判断される大切な場所になります。

初心者にもおすすめなコラムを書く4ステップ

初心者ライターがコラムを書きたいと思ったら、次のステップを踏めば、スムーズにライティングができます。 

ステップ1:まずはテーマとターゲット、ゴールを決めよう

執筆する前段階として、何について書くか(テーマ)、誰に読んでほしいか(ターゲット)、自分は何を伝えたいのか(ゴール)を入念に考える必要があります。

ライターであれば、どんなコンテンツでも、まず始めにこの行程を踏むことが多いです。

コラム自体の大枠であるテーマとターゲット、ゴールは、全体の記事の方向性を示し、それがコラムの質の善し悪し(よしあし)に関わってきます。

コラムは、著者の評論が大部分を占めるので、決定したテーマについての自分の立ち位置をどうとるのか、明確化することがより重要になります。

著者の意見が明確化していないと、執筆記事の主軸にブレやねじれが出てきて、結果的に収まりの悪い文章ができあがってしまうからです。

ステップ2:執筆に必要な情報の収集

情報収集の行程作業には、大半の時間を要してもいいと言えるほど、時間を掛けるべきです。

様々な角度から、情報を集め分析することで、執筆記事の質が向上するからです。

箇条書きや単語の羅列、思いついた言葉の走り書きなどで、よりたくさんのリサーチができるといいです。

大切なのは、いつでもメモできる環境をつくっておいたり、習慣づけることで、情報収集に掛ける時間の短縮を心掛けることです。

有り余るほどの情報を収集できていれば、実際のライティング作業の時、最短時間で記事を書き上げられ高効率になります。

ステップ3:収集した情報の構成を作成する

コラムを書く時に、適当な見出し構成を紹介します。

分かりやすく文章の基本「序破急」

日本の雅楽からきた概念で、ストーリーを3段階にした構成です。

物事の始まりがゆっくり進む。ここで、伏線を盛り込むといい。
話しの展開がおき、テンポがかわる。ワクワク感・ドキドキ感が伝わるといい。
結末に向けて、さらに転調し、盛り上げるイメージ。伏線の回収、ストーリーをどう印象づけたいか。

最後まで読み進めないと結論がわからないので、離脱者が出ることもありますが、「序破急」の強みである、徐々にテンポが感じられる文章であれば、興味を持って最後まで読んでくれるユーザーもいるでしょう。

例としては、「序破Q」を発表している「エヴァンゲリオン新劇場版」が有名ですね。

この作品に関しても、最後の「Q」までファンは、ワクワクドキドキ待っていましたよね。

スピード感が持ち味の「序破急」は一度、試してみてもいいですね。

結論から始まる「PREP法」

ビジネスメール・レポート・論文・プレゼン資料など、主にビジネス場面で選択される手法です。

P:Point(結論)導入から、結論をはっきり述べる。どんなテーマか、何が書いてある記事なのかを伝える。
R:Reason(理由)結論の根拠をかみ砕いて説明する。
E:Example(例・事例)具体的に例を取り上げて、説得力を後押しする。
P:Point(結論)ダメ押しする。

記事に瞬発性を求めているユーザーには、適切な文章構成です。

WEBライティングでは用いられやすい構成で、ユーザーが理解しやすく、読後感が満たされるのが特徴です。

また、ライティングする側も、文章作成がしやすいです。

この見出し構成は、ライティングしていれば自然に使用しているでしょう。

文章の基本「起承転結」

エンタメ(童話・漫画・演劇・映画・音楽)でよく用いられる構成です。

内容の始まり。発端。プロローグ。
起の続きの内容を深く掘り、説明する。
ストーリーにアクセントやハプニングを起こして、結につなげる。
伝えたい内容をユーザーの確信に落とし込む。オチ。エピローグ。

エンタメは、次の段落には何が起こるのか、ワクワクドキドキしながら読み進めていくストレスです。

ビジネスにおいては、結末までじりじりと時間がかかり、イライラするストレスです。

起承転結は、使い方によって良いストレスと悪いストレスが発生する構成です。

ステップ4:作成した文章の読み直し

最後のステップとして必ず実施するべきは、推敲・校正(誤字脱字チェック)です。

紙面に起こし、声に出して読んだり、第3者に添削してもらったり、特にねじれ現象が起きていないかのチェックは重要です。

また、評論と著者の見解のバランスがとれているか、結末は論理的思考かを確認することは、コラムとうたっている以上、最重要ポイントです。

欲をいえば、「また、この人の意見が聞きたい」「このコラムニストは、誰なのだろう」と興味を引けるかなどという目線でも、推敲・校正ができるといいですね。

初心者向け:コラムのテーマとネタの選び方

初心者は、何について書こうか悩むのが、お決まりですよね。

以下、5つの選び方を解説します。 

興味を引くテーマの見つけ方

不特定多数に読まれなければいけないコラムのテーマは、万人受けするものにするのが無難です。

特に初心者であれば、継続ユーザーがついているわけではないので、まずは興味をもつ人が多いであろうテーマで執筆してみるのをおすすめします。

大体のライターは、SNSやニュースサイト・いくつかの検索エンジンを使って情報収集をしています。

ですが、それぞれのライターが情報を得る媒体は、日常的に固定されがちではないでしょうか。

多くの人が興味を引くテーマは、幅広い媒体から網羅的に探すといいでしょう。

普段アクセスをしない発信元から情報をインプットすると、真新しいものが発掘できるかもしれません。

共感・同情できるものや、SNSでシェアされるであろうトピックをピックアップすると、ユーザーが集まりやすいといえます。

時事ネタの活用方法

時事ネタとは、その時その時に世間で起こっている現象や出来事のことです。

主に、政治や世界情勢・事件など、かためのイメージですよね。

コラムは、事柄の論評に独自の意見を加えたものという定義があるので、テーマ選びには適当です。

初心者ライターがチャレンジしやすいテーマでもありますし、時事ネタから派生してその他のテーマの情報が自然にインプットされてくる一石二鳥感もありますね。

社内報や社長メッセージの活用

副業としてライターをしている方は、本業の企業に社内報はありませんか?

また、社長から社員に対して送られる、言葉やメッセージがある会社も聞いたことがありますよね。

それは、立派なテーマやネタになります。

目上の人や年長者など、模範とする人の言葉は中身が詰まっていて何より重みがあります。

人生を長く生きてきた人または、尊敬する先輩からの言葉は、インプットの宝庫です。

社内報などない人は、尊敬する人の書籍を読んでみたりしてもいいかもしれません。

ライターはそれに意見を付け加えれば、ライティングができます。

日常からネタを見つけるコツ

ネタは、どこに転がっているかわかりません。

ネタは拾うこともあるし、思いつくこともあります。

俗に言う「アンテナを張って」、ネタを探すという言葉をよく耳にします。

私の場合、「あっ!」とひらめいても、すぐに忘れてしまうことも多々あります。

忘れ防止対策としては、すぐにMEMOにとれる環境を維持することです。

常に紙とペンが取り出せる場所にある、携帯のメモアプリをウィジェットに設定しておくなどです。

私はこの対策で、忘れないよう心掛けています。

執筆の場面が来たらここから選び、ネタに困らないよう工夫してみるのもいいですね。

テーマとターゲットを一致させる

初心者が見出し構成をする時に難しいのが、書きたいテーマを決めたはいいが、このテーマは誰に向けて発信するのかです。

テーマだけや、ターゲットだけというようにバラバラに考えるのであれば、自由度が高く、ライティングしやすいといえますがテーマとターゲットを一致させるという行程には、発想力や想像力を要します。

ターゲットとして、大まかな人物像やユーザー見本をたてることと、テーマを決めること両方でイメージを膨らませながらイメージし、合致性を高めて下さい。

慣れてきたら、ターゲットをより詳細に設定したペルソナで練習してみるのもいいでしょう。

参考文献の選び方と活用法

独学でライティングをする場合、情報収集や説得力向上・権威性の向上のため、あらゆる資料やコンテンツを読み漁ることでしょう。

間違った参考文献を選び、自分の記事の完成度が落ちることを避けるために、誰もが行うことです。

参考文献を選ぶ時には、どのように選んだらいいか、説明します。

信頼できる参考文献を選ぶ方法

間違った参考文献ではなく、信頼できる権威性の高い参考文献を選択するときの、判断基準を紹介します。

著者どういった集まりに属しているか経歴誰に師事しているか
出版日できるだけ新しいものを選ぶ改訂版が出版されていることがあり、訂正・修正している場合もあるため
掲載場所出版元はどこか

このポイントを確認するようにしておくと、ライティングに最適な情報を得られる参考文献に出会えるでしょう。

図書館やオンラインデータベースの利用

図書館には、たくさんの書籍がありますし、オンラインデータベースにも引用できる参考文献は、見つかります。

オンラインデータベースは、PCを使用して簡単に検索ができるし、情報の更新が早いのが長所です。

また限られた図書館ですが、オンラインデータベースが備わっているところもあります。

図書館に行けば、書籍に詳しい書店員さんに探し求めているようなものを直接尋ねることもできるので、おすすめです。

参考文献の正しい引用方法

信頼できる参考文献を見つけたところで、正しい引用方法を知らないと、せっかく一生懸命育てたコラム記事が、日の目をみれなくなってしまうかもしれません。

参考文献には著作権が発生している場合が多いので、使用したい文献がある時には、法にふれる可能性があるので、必ず使用可否について調べるようにしましょう。

参考文献を引用する時の注意点です。

  • あくまで参考文献は、自分が書いたものに補助する役割として使う

(多用しすぎない)

  • 出所が不明瞭な参考文献は採用しない
  • 引用内容は、自己編集しない
  • 出典元(著者は誰か、どこに掲載されているか、など)を、明確にする

これらを頭に入れておくといいでしょう。

二次情報と一次情報の違い

一次情報自分の行動をもって得られる情報のこと・体験談(購入商品のレビュー)・思っている、感じていること・市場調査(アンケート)・自己取材
二次情報一次情報を持っている第3者から獲得した情報・ニュース記事・論文のレビュー

また、三次情報といわれるものもあります。

一次・二次にさらに手を加えた記事のことです。

もはや出典元が不明であるため、体験していない人の口コミや、WEB上に転がっているうわさや又聞きレベルのことをいいます。

この違いを著者が、しっかりと理解していないと、コラムの執筆は危険です。

論評に説得力がなく、場合によっては違った情報をリリースしかねないからです。

参考文献を使った説得力の高め方

自分だけで作り上げた文章だと、著者のことを知らないユーザーからしたら説得力や信用性に欠けると思われても仕方ありません。

「ここにもそう書いてある。」

「このデータを元に書きました。」

というかのように、参考文献を引用させればユーザーに高い確度で伝えたい情報を届けることができます。

参考文献を引用すれば、自分のコラムに説得力向上のダメ押しができるでしょう。

本日のまとめは以下の通りです。

  • コラムは、ブログやエッセイと違って、評論に自分の意見を入れた比較的かための記事になりやすい
  • ライターであれば、他のコンテンツとかわらない行程を要するので、チャレンジしやすい
  • 見出し構成は、テーマによって使い訳をすれば、コラムが自分色になる

ここまで読んでいただきありがとうございました!

この記事では、コラムについて網羅的に解説してきました。

ライターで、コラムの執筆に興味がある方は、以上を元にライティングしてみてください。

そうすればあなたもコラムニストとしてデビューできますよ。

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この記事を書いた人

WEBEAT 片山のアバター WEBEAT 片山 WEBライター・WEBディレクター

WEBライター・WEBディレクター・アフィリエイター。
文章執筆が好きです。

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