医療ライターとは:未経験から在宅ライティングでメディカルライターになる方法を徹底解説!

この記事を読んでいるあなたは、医療知識や経験が活かせる方法として次のことが気になっていませんか?

「医療ライターはどんなことを書くの?」
「メディカルライターと医療ライターは何が違うの?」
「薬剤師の資格を持っているけど、医療ライターになれるの?」

医療ライターやメディカルライターに資格はないので、今日から「私は医療ライターだ!」と決めた時点で、あなたは医療ライターです。

そのため、医師や看護師、薬剤師でなくても仕事はできますが、医療関係の資格を所持して実務経験があれば、執筆内容に信憑性や説得力があり、読者の共感を得られます。さらに実体験を紹介すれば、読者自身が悩みを解決するキッカケにもなります。

そこで今回は、医療ライターの始め方から執筆内容、報酬、メリット・デメリットなどについて、多くのWEBライター関連の記事やスクール記事を執筆してきた私がご紹介していきます。

これを知れば、あなたも今日から医療ライターとして活動できますよ。


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目次

医療系ライターの転身:薬剤師や医師からの挑戦

医療系ライターの仕事にするには、医師や看護師、薬剤師などの知識や経験があれば良いというものではありません。文章を書く「ライティングスキル」が必要で、医療系ライターには次の2種類があり、書く内容によって分野が異なります。

名称執筆分野
医療ライター医療・健康・美容など幅広いジャンルの文章
メディカルライター医療関連の専門知識が必要な文章

このことを踏まえて詳しく解説します。

医師や薬剤師が副業で医療ライターへの転身を考える理由

あなたが、副業で医療ライターをしたいと思ったキッカケは、次のことが主な理由ではありませんか?

  • 長時間の拘束時間
  • 不規則な勤務時間
  • 自分が得た知識や経験を多くの人に知ってほしい
  • 自分の時間を大切にしたい
  • 好きな時間に好きな場所で働きたい
  • 子どもや家族と一緒にいる時間を増やしたい
  • 楽に現状と同じ報酬を稼ぎたい
  • 副業をして報酬を増やしたい
  • 病気になり、本業に支障がでたので収入が減った

せっかく医師や看護師を目指し、苦労して憧れの仕事に就職できたものの、給料は良くても心身ともに疲弊しては仕事が嫌になりますよね。しかし、医療ライターになればそんな悩みも解消されます。

医療ライターとしての業務委託募集に応募する方法

医療ライターは、ブログやアフィリエイトなどで報酬を得る方法もありますが、一般的にはクラウドソーシングや求人サイトなどを通じて、企業から業務委託されて仕事をします

その応募方法は主に次の3通りです。

  • クラウドソーシング
  • 求人サイト
  • 企業が直接募集している案件

クラウドソーシングの場合

クラウドワークスやランサーズは、ライティング初心者にとって応募のハードルが低く、案件獲得や経験を積むために必要です

どちらもおすすめですがメリット・デメリットが異なるので、すべてに登録しておくことをおすすめします。

また、ママワークスでは、男性も登録できて、子育て中のママさんも安心して利用できるのでおすすめですよ。

クラウドソーシングを利用した応募方法は、次の手順で行います。

  1. クラウドソーシングに登録する
  2. 各クラウドソーシングサイトに自分のプロフィールや写真、スキル、経験、アピールポイントなどを入力する
  3. 「医療に関する」案件募集を探す
  4. 気に入った案件があれば、募集内容の注意事項を読み、クラウドソーシングのサイト上で必要事項を記載して応募する

(応募時にテストライティングが記載されている場合もある)

  1. 先方から返信がきて、採用されれば見事合格となり、その後に仕事依頼があります。

また、登録してプロフィール欄で自己アピールしておくだけで、あなたが応募しなくてもクライアントから仕事依頼が舞い込むメリットもあります。

求人サイトの場合

この他にも多数の求人サイトがあるので、好みのサイトを探してみましょう。

求人サイトの応募方法は、各求人サイトで「医療ライター」を検索すれば、募集している企業情報が見つかります。気に入った企業があれば求人サイトから応募して、企業と直接連絡を取ります。

企業が直接募集している案件

企業が独自でライター募集をしているケースがあり、WEBサイト上で検索すれば見つかります。

例えば、医療に特化したライター案件を探すには次のサイトがおすすめです。

日本メディカルライター協会では、健康・医療に関する専門知識を国民に適切に届けるため、医療の専門家が雑誌・新聞・ホームページなど、幅広いメディアに情報発信することを目的に活動しています。

未経験でもチャレンジ可能!医療ライターの求人情報

医療ライター未経験でも、無理なくチャレンジできる求人情報をご紹介します。

ランサーズ(クラウドソーシング:業務委託契約)

  • 募集案件  :薬局やクリニックに関するWEBライティング業務【未経験OK】
  • 業務内容  :薬剤師/医師/看護師の仕事や転職などライフスタイル全般の記事作成
  • 応募条件  :薬剤師・医師・看護師限定
  • 文字数/報酬:1記事500字~2,000字/文字単価3.0円~
  • 発注記事数 :週2~3本

(※2024年3月1日時点)

DODA(転職エージェント:正社員)

  • メディカルライター【未経験歓迎】
  • 業務内容:クライアント(製薬企業)へのインタビュー、医薬品販売促進を目的としたプロモーション戦略の立案、資材提案・作成など全行程に携わる
  • 応募条件:4年制大学もしくは大学院卒の方
  • 歓迎条件:医療従事者免許(医師・薬剤師、看護師など)
  • 勤務時間:9:15~17:45
  • 予定年収:500万円~900万円

(※2024年3月1日時点)

このように未経験でもスタートできる案件があり、ライティングスキルが上がれば報酬もアップします。また、文字単価3.0円〜スタートできて、文字数も500〜2,000字程度なので、隙間時間に作業するには最適です。

クラウドソーシングでは、募集期間が1週間程度と短いので、定期的に案件を探すことも獲得につながるポイントです。

看護師ライターになるための専門講座の魅力

看護師ライターとは、看護師の知識と経験を活かして、多くの人に正確な情報を文章で発信する仕事です。

看護師ライターになるためには、看護師の経験や知識だけでは不十分で、ライティングスキルが必須です。そのため、ライティングのスキルアップ方法として、医療ライターの専門講座を受講して基礎から学ぶことです。

知識や経験を書いただけでは読者の目に止まらず、読んでもらうことはできません。WEB記事は、意図もなく書けば良いというものではなく、「読者にわかりやすくて読みやすい文章を書く」ライティングスキルが必要です。

医療系ライティングの基礎がわからない人向けに、おすすめの専門講座をご紹介します。

講座のおすすめポイントは次の通りです。

メディカルプロモーションライター養成講座

  • 医療系ライティングの基礎から専門知識まで学べる
  • 医療従事者として専門知識をフル活用できるカリキュラム
  • 現役医療ライターに24時間無制限で質問できる
  • 元医療経験者の講師から練習課題に対して記事添削のフィードバックがもらえる

PRナース講座

  • 文章作成の基礎知識から原稿の書き方、取材方法まで学べる
  • 現役看護師ライターから練習課題に対して記事添削のフィードバックがもらえる
  • オンラインサロンでは2024年3月1日現在で1000名以上の参加者がいて、看護師ライターの体験談が聞けたり、あなたと同じ悩みや目標にチャレンジしている仲間ができる

どちらの講座も医療従事者が、第二の働き方として「知識と経験を活かせるライターを育成する」ことを目的として、必要なライティングを教えています。

この他にも多くの専門講座があり、一般的なライティング講座でも基礎は学べます。しかし、専門講座では看護師ライターが講師を務めており、経験と知識を活かせるライティングが効率よく学べるのでおすすめです。

また、専門講座は医療ライター同士のつながりができる上に、医療経験のある講師が教えているので、医療情報の扱い方や仕事の獲得方法も学べるメリットがあります。

さらに、専門分野以外の知識を得るチャンスでもあり、ライターとして医療関係だけでなく、趣味や興味のあることも執筆ができるため、幅広い分野で活動することも可能です。

医師や看護師が副業としてメディカルライターに挑戦する魅力

メディカルライターは、医師や看護師が副業として稼ぐには最適な方法です。医療ライターとは違い、メディカルライターは「医療関係の専門知識が必要な文章」を執筆するので、主に次の記事を扱います。

  • 医学に関するトピック
  • ブログ
  • レポート
  • 書籍 など

医療ライターは「医療・美容・健康」といった幅広い分野の執筆に対し、メディカルライターは「医学論文・医学書・学会資料」など、より専門的な執筆をします。

そのため、現在の知識と経験を活かした執筆ができる上に、最新の情報を知ることもできるので本業にも活かせるメリットがあります。また、医学雑誌や書籍などに携わることで、ライターではなく編集者として報酬を得ることも可能です。

さらに、記名記事(執筆者として、あなたの名前を掲載すること)で高い評価を得ることができればキャリアとしてプラスになり、読者が感銘を受ければ、あなたに診察してもらおうと患者も増加するなど、さまざまなメリットが期待できます。

メディカルライターと薬剤師の可能性:新時代の副業

メディカルライターは医師や看護師だけでなく、薬剤師も重宝される仕事です。

なぜなら、平成30年9月25日に厚生労働省が「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」を施行したことで、つねに正確な情報を提供することが求められているからです。

そのため、調剤薬局やドラッグストアだけでなく、製薬会社、医療系の広告代理店、フリーランスとしても活躍の場があり、業務内容も雑誌、WEB記事、プロモーションのパンフレット作成など多岐に渡ります。

メディカルライターと薬剤師のマッチングポイント

薬剤師がメディカルライターに向いているポイントは、同じスキルが必要なことです。

以下に薬剤師とメディカルライターのスキルを比較してみました。

スキル薬剤師メディカルライター
コミュニケーション能力患者、医師、同僚クライアント、ライター仲間、取材先
責任感薬剤の扱いに責任を持つ納期厳守や自分の文言に責任を持つ
勤勉さと向上心薬学や医療の知識をアップデート薬学や医療、ライティングに必要な知識をアップデートし、最新の情報を発信する
几帳面薬剤の取り違えがないように正確性が求められるクライアントの意図に沿った記事を書くため、指示された内容に忠実に従える几帳面さが必要
細かな作業細部に至るまで注意深く作業する誤字脱字・文末表現など、細かな部分に注意して作業する

この表を見ると対象こそ違いますが、薬剤師で培ってきたスキルはそのままメディカルライターに活かせることがわかります。

薬剤師は、病院・薬局・ドラッグストアで「お薬を渡すだけが稼ぐ方法ではない」ことは忘れないでくださいね。

メディカルライターの年収はどれくらい?薬剤師との比較も

メディカルライターの年収は、ネットの情報では400万円~600万円が相場とされており、1,000万円稼いでいるライターもいます。(※2024年2月29日時点 自己調査)

では、薬剤師とメディカルライターの年収を比較してみましょう。

  • 薬剤師の平均年収    :561万6500円(2019年のデータ)
  • メディカルライターの年収:400万円~800万円

(※2024年2月29日 独自調査)

(参考:年収ガイド 薬剤師の年収国立研究開発法人科学技術振興機構

メディカルライターの年収には幅があり、経験も浅く実績の少ない人は年収が少なく、経験豊富なベテランライターになれば、最低でも400万円以上は稼げます。

また、上記で紹介した国立研究開発法人科学技術振興機構で公募している企業のように、応募資格にあるメディカルライターの実務経験3年以上であれば、専門ライターとして勤務できるので400万円以上は稼げる可能性があります。

しかし、未経験や初心者の場合は実績がないので、クラウドソーシングに応募して、実績づくりから始めることをおすすめしますが、その際の報酬は次の通りです。

  • 参考例:3,500字/10,000円(文字単価2.85円)(参考:ランサーズ

このようにメディカルライターの文字単価は2.0円~3.0円から始まり、専門性の高い記事になれば文字単価10.0円の案件もあります。

例えば、文字数が500字の場合を見てみましょう。

  • 文字単価  2.0円の場合:500字 ×   2.0円 = 1,000円
  • 文字単価10.0円の場合:500字 × 10.0円 = 5,000円

1記事1,000文字として、3日に1記事納品した場合の月収を単純計算をすると、

  • 文字単価  2.0円 × 1,000字 × 10記事 = 月収  2万円
  • 文字単価10.0円 × 1,000字 × 10記事 = 月収10万円

このような計算になります。

文字単価10.0円の案件は少なく、みんなで取り合いになるので、3〜4社のクライアントと契約することをおすすめします。

また、10,000字のように文字数が多くなれば、報酬も高額になります。そして、文字単価2.0〜10.0円の案件を掛け持ちで月20記事ほど執筆すれば、月収20万円〜30万円は稼げます。

文字数にもよりますが、始めた頃は納品までに1〜2週間はかかります。しかし、ライティングに慣れてくると遅くても3〜4日で納品できるので、計画的に執筆できれば20〜30万円以上でも稼げる可能性があります。

メディカルライターとしての未経験から求人に応募する方法

未経験では「どこに求人募集が掲載されているのか?」「どのように応募したら良いか?」わからないかもしれませんが、迷ったら「クラウドソーシング」一択です。

なぜなら、クラウドソーシングでは、ライティング初心者でも執筆可能な案件が多数あり、高いライティングスキルを求めていないクライアントもいるので、実績づくりにおすすめです。

応募方法は簡単で、次のクラウドソーシングを運営している会社に登録して、あなたが受けたい案件を探して応募するだけです。

登録する際には、プロフィールや経歴、執筆分野、趣味、特技など、自己アピールを積極的に行うと案件獲得に有効です。

また、ライターを探しているクライアントは、あなたのプロフィールを閲覧できるので、要望にマッチしていれば、応募しなくても連絡が舞い込む可能性もあります

どれもおすすめですがメリット・デメリットが異なるので、多くのクラウドソーシングに登録しておくと案件獲得には効果的です。

医療知識が活かせる副業!薬剤師でもできるメディカルライター

薬剤師は、メディカルライターにとって必要不可欠な医療知識を持ち合わせているので、副業にピッタリの仕事です。

本業をしながら、休日や帰宅後などの空き時間にチョコっと記事を書くだけで、数万円単位の報酬がもらえるので生活に余裕ができます。

私は一般的な雑記を執筆しているWEBライターなので、始めた頃は文字単価0.1円からスタートして、半年でやっと文字単価2.0円の案件を獲得できるようになりましたが、これが一般的なWEBライターです。

それに比べて、メディカルライターは文字単価2.0円からスタートできるので、私から見れば夢のような話です。

文字単価が高い理由は、薬剤師に必要な国家資格を取得していることと、医学・薬学の知識と経験が強みになり、専門性の高い記事が書けるからです。

また、無資格の人が書くより、医療経験者が書いた方が、記事の「信憑性」と「信頼性」があるので、読者に安心して読んでもらえることもメリットです。

薬剤師がメディカルライターになるメリットとデメリット

メディカルライターには、デメリットもあるのでメリットと比較して紹介します。

内容理由
メリット需要が高い医薬品や治療法の進歩により、記事や資料として正確な情報発信も必要になり、メディカルライターの需要が高まっている
時間と場所に制約がないパソコンがあれば場所や時間に縛られず、好きなときに好きな場所で作業できる
単価が高い始めから高単価の案件を狙えるため、さらに専門性の高い記事が書ければ、文字単価や記事単価も高くなる
本業に役立つ自分の知っている知識だけでなく、不明点を調べたり、クライアントからのフィードバックで知らないことが学べるので本業にも役立つ
デメリット未経験では単価が低いライター未経験では、医療知識はあってもライティングスキルが低いので、単価の低い案件しか獲得できない
収入が安定しないメディカルライターは、一般的な記事と比較して案件が少なく、継続した収入を確保しづらい
副業NG製薬会社では、情報漏えいの観点から副業NGの企業もある
時間に追われるライターはつねに納期を気にしながら作業するため、状況によっては時間に追われることがある

デメリットを解消するには、ライティングスキルの向上計画的な案件獲得がポイントです。

ライティングスキルが上がれば単価もアップし、文字数や案件が少ない場合でも高単価の報酬がもらえます。また、スキルの高いメディカルライターは、企業から直接オファーが来ることもあり、継続案件につながれば収入も安定します。

スキルアップするためには、ライティングや医療知識など多方面において、つねに新しい情報を「知りたい」という意欲と向上心が大切です。

また、副業NGの場合は、状況によって申請すれば可能な場合もあるので、まずは会社に相談してみましょう。

看護師ライターの世界:初心者からの挑戦

看護師からライターに転身するには不安が先立ち、決断する勇気が必要ですが、それは看護師ライターの実態がわからないことが原因です。

これから紹介する内容を見れば、不安も解消されます。

看護師ライターの副業魅力と稼ぎ方

看護師ライターとは、看護師の資格と知識、経験を活かして、つねに新しい記事を書いて情報発信をする仕事です。

看護師は辞めたくないけど、収入アップできる職業として、看護師ライターの副業はおすすめです。また、看護師ライターは、看護、医療、介護、福祉、子育て、美容、暮らしや生活など幅広い分野の執筆を行いますが、特に知らない分野の執筆を行う必要はありません。

次のような記事を主に執筆します。

  • 最新の医療情報
  • 生活に関する情報発信
  • 仕事関連
  • 医学や看護について

クライアントによって掲載先の雰囲気は、専門的な論文形式のものから、エンタメ系のほんわか形式のものまでさまざまなので、クライアントの指示に従って執筆しましょう。

でも、「どうやって稼ぐの?」と不安になりますよね?

初心者や未経験の場合は、以下のクラウドソーシングに応募しましょう!

それぞれに特徴はありますが、案件獲得を成功させるためには、複数のクラウドソーシングに登録する方法がおすすめです。

また、その他の応募には、次の3つの方法があります。

  • 求人サイト(indeedやdodaなど)
  • SNS(X:旧Twitter)
  • 企業に直接営業する(お問い合わせフォームやライター採用のページから応募する)

どの方法も高単価案件を獲得しやすいですが、ライティング経験が浅い間は採用されないことがあります。

採用されない要因ライティングスキルが低い実績が少ない
対策クラウドソーシングでライティング経験を積む10件~20件程度の実績を作る

実績ができればライティングスキルも向上しているので、求人サイトなどに応募して、看護師の経験や知識、ライティング実績をアピールすれば高単価案件の獲得率もアップします。

しかし、クラウドソーシングの案件では低単価の案件が多く、手数料も引かれるので報酬は少ないですが、低単価でも実績を作ることの方が大事なので実績ができるまでは我慢しましょう。

看護師ライター募集情報:在宅でも活躍可能!

看護師ライターの募集情報の一例をご紹介するので、在宅でバリバリ活躍しましょう!

クラウドワークスの場合

  • 仕事内容:看護師国家試験の過去問の解説作成
  • 報酬  :1件の解説作成につき25円
  • 文字数 :何文字でも可
  • 勤務時間:自由
  • 勤務場所:自由(完全在宅可)
  • 応募資格:看護師資格保有者、看護師資格取得に熱心な方
  • 作業端末:パソコンのみ(スマホには対応していない)

(参考:クラウドワークス

DODAの場合

  • 仕事内容:原稿作成および編集業務、クライアントミーティング、コンペ参加
  • 報酬  :450万円~600万円(年俸制)
  • 文字数 :何文字でも可
  • 勤務時間:9:00~18:00(標準的な勤務時間帯)
  • 勤務場所:オフィスとリモート(ハイブリッド型勤務可)
  • 応募資格:理系学部以上の方、英語文献の読解力を持っている方
  • 雇用形態:正社員

(参考:DODA

2件ご紹介しましたが、募集要項の例として探すときの参考にしてください。

クラウドワークスのような募集案件で実績を積み、その後、DODA(求人サイト)のような案件に応募すれば、看護師の経験や知識も活かせて収入も安定します。

どちらもリモートワーク可能で、DODAの案件では出勤することもありますが、ほとんど在宅で作業できます。

医療現場からのアウトプット!看護師ライターの役割とは?

看護師ライターの役割とは、自分の経験や知識を記事に書き、WEBメディアや書籍などに掲載して読者に役立てることですが、主に次の内容について執筆します。

  • 看護師を目指している人に向けた自分の失敗談や成功例
  • 看護師のメリット・デメリット
  • 病気や治療について看護師の視点から知り得た知識と経験

看護師を経験しているからこそ書ける内容があり、転職したい人、現役看護師、看護師を目指している人、病気で悩んでいる人など、あなたの実体験を記事にすることで、読者の悩みを解決することが看護師ライターの主な役割です。

看護師ライターになるためのスキルアップ講座

看護師ライターとして、スキルアップするには主に2通りの講座があり、おすすめの講座を紹介します。

種類講座名
医療ライター専門講座医療ライターのはじめかたPRナース講座 看護師×ライター医療従事者専用 メディプロライター養成講座
SEOライティング講座WEBライティング完全講座

SEO(エスイーオー)とは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の頭文字をとった略称で、日本語で「検索エンジン最適化」を意味します。

検索エンジンとは、Google、Yahoo!などのことで、キーワードを使って、ユーザーが探している情報をオンライン上から見つけだすためのシステムのことです。

SEOライティングとは、検索エンジンの検索結果が1ページ目に表示されるように対策を行う特殊な手法のことです。

SEOライティングが求められる理由として、商品やサービスなどをユーザーに販売したい企業が、記事にWEB広告を掲載します。

そのため、つねに検索結果の記事が1ページ目(上位)に表示されれば、それだけ多くのユーザーの目に留まり、購買行動などに移す可能性が高まるので企業の収益に反映されます。

例えば、あなたが苦労して書いた記事が10ページ目に表示されても、ユーザーは見ません。ほとんどのユーザーは1ページ目だけ見て、情報がなければ諦めるかキーワードを変更します。

クライアントはあなたの記事を読んでほしいから、高額の報酬を支払って執筆を依頼するので、看護師の経験を日記のように書いても、1ページ目に表示されなければ書いた意味がありません

そのため、何の記事を書くにしても、SEOライティングはWEB記事を書くライターにとって必須スキルになっています。

そのことを踏まえて、2種類の講座の違いについて学べる内容や特徴を比較してみます。

講座学べる内容・特徴
医療ライター専門講座ライティングの基礎SEOライティング医療記事に関わる法律 など
SEOライティング講座基礎ライティングをマスターした人が、スキルアップとして学ぶSEOライティングに特化

このようにどちらもSEOライティングを学べますが、医療系ライターとして学ぶ場合は、医療に特化した「医療ライター専門講座」の方がお得ですね。

また、「医療ライター 講座」「SEOライティング 講座」などのキーワードで検索すると、ご紹介した講座以外にも多くの講座やスクールが探せるので、自分にあった講座を見つけることが最短でスキルアップできる秘訣ですよ。

メディカルライターとしての看護師の魅力とは?

看護師がメディカルライターとして活動すると、次のメリットがあります。

  • 本業では調べないことを調べる
  • クライアントから普段聞けない情報が聞ける
  • つねに最新の医療情報を知れる
  • 看護師以外で家を空けられない場合に、在宅で副業ができる
  • 本業でスキルアップすれば、メディカルライターのスキルアップにもなる

本業に疲弊している場合や副収入がほしい場合には、副業としてメディカルライターで活動すれば、本業のスキルアップにもつながり、報酬ももらえるのでとても魅力的な仕事です。

あなたの看護師資格と経験や知識、あとはパソコンさえあれば、今からでもすぐに始められるので、ぜひ検討してみましょう。

医療ライターとは:未経験から在宅ライティングでメディカルライターになる方法を徹底解説!:まとめ

この記事では、医療ライターについてご紹介しました。

  • 医療ライターとメディカルライターの2種類ある
  • 医療ライターは、医療・健康・美容・生活など幅広い分野の記事を書く
  • メディカルライターは、医療分野の専門的な記事を書く
  • 医師・看護師・薬剤師、それぞれの資格があれば信憑性が担保できる
  • 記事単価が高いので、書けば書くほど稼げる
  • メディカルライターの年収は500万円前後で、薬剤師の平均年収に近い
  • 本業のスキルを活かせるし、メディカルライターをすれば逆に本業にも活かせる
  • 看護師や薬剤師でも経験と知識を活かしてライターになれる
  • 未経験や初心者はクラウドソーシングに登録した方が良い
  • クラウドソーシングで10~20件の実績ができれば、求人サイトやSNS、企業に直接営業など、多方面で高額案件を獲得できる
  • 医療ライター・メディカルライターは在宅可能で副業に最適
  • 継続案件を獲得できなければ収入が安定しない
  • 製薬会社では情報漏えいの観点から副業NGの企業もある
  • 納期があるので時間に追われる

今回、ご紹介した内容を実践すれば、未経験のあなたでも医療ライターやメディカルライターになれるので収入アップも可能です。悩んでいるなら、まずはクラウドソーシングに登録して、案件を探してみましょう。

登録したからといって、営業や悪質サイトへの誘導などはありません。しかし、案件の中には紛れ込んでいる可能性もあるので、そういった怪しい案件に応募やメッセージを送らなければ、ただ閲覧しているだけなので無害です。

それでも心配な方は、クラウドソーシングのよくある質問などを読んで、信憑性を確認すれば少しは不安要素が取り除けて安心できるので、ぜひ試してください。
ここまでくればもう安心です。あとはあなたのやる気次第なので、求人案件の閲覧からでも始めてみませんか?今後のご活躍を期待しています。

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この記事を書いた人

かきすく編集部のアバター かきすく編集部 WEBライター・WEBディレクター

かきすく編集部。副業や在宅ワークでWEBライターに興味を持ってくれた方に、実体験の生々しい副業WEBライター体験談を解説。ウィビー助手はかきすく編集部の執筆をサポートする。

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