金融WEBライターは稼げる?:保険記事執筆の筆者が解説!

金融Webライターといわれると専門知識や専門用語が多い為、難しそうなイメージですが、それを上回るたくさんのメリットがあります。

  • 文字単価・記事の相場が高い。
  • 専門性が高いので、重宝される。(継続して案件が取れやすい)
  • 何よりもお金全般の知識に詳しくなる為、自分の人生の中で役に立つ。

このようにメリットが多い金融Webライターですが、

  • 「専門知識がないとできないんじゃないの?」
  • 「金融Webライターに必要な事って何?」

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事では「金融Webライターって難しそう。」というお悩みを解決します。

具体的には

  • 金融Webライターとは
  • 初心者から金融Webライターとしてデビューするには
  • 金融Webライターの案件を探す2つの方法

の順番にご紹介していきます。

5分くらいで読めますし、金融Webライターのハードルが劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!


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目次

金融WEBライターとは

「金融」には広い意味でお金の流れという意味があります。金融Webライターはお金の流れを分かりやすく伝える事が重要な役割です。

日本人にも身近になりつつある投資や、不安が尽きない年金問題。生きていくうえで、切っても切り離せないお金の問題。

そんなお金の流れに関する疑問を解消できる金融Webライターはまだまだ少ない為、重宝されます。そして、金融ライターが少ないので、一度案件を受注できるとその後も継続して案件を任される可能性が高いです。

では、実際の仕事内容や気になる報酬、持っておきたい資格について解説していきます。

金融WEBライターの執筆分野

金融Webライターの主な執筆分野として、以下があります。

  • ローンや節約、保険など暮らし
  • 投資や仮想通貨、資産運用方法など資産管理
  • 節税や遺産相続、年金など税金
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専門知識・専門用語が多いジャンルなので金融Webライターに求められるのは、難しい言葉や分かりづらい事を噛み砕いて読者に説明できる事です。

近年ようやく高校で金融教育がスタートしましたが、今まで日本人はお金に関する教育をまったくと言っていいほど受けていません。詳しくは「金融リテラシー調査(2019)」の結果をご覧ください。

アメリカなど他の先進国では、国語や算数と同じように金融についての教育を受けています。

筆者である私も2年前から株式投資で資産運用をおこなっていますが、それにともないさまざまな情報に目を通し、勉強してきました。

すると、いかに外国に比べ、日本人がお金に関する教育を受けていないかが分かります。

例えば、アメリカでは金融教育を受けている為、老後に備え若い時から投資を始める人が多いですが、日本人は「投資=ギャンブル」と思っている人が多く貯金と年金だけが頼りです。

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その背景にはバブルの崩壊で財産を失った人が多かったり、日本は30年以上経済が停滞しているため投資に回すほどのお金をもっていない人が多かったりと様々な要因があります。

それはさておき、年金受給額も年々下がり続け、政府から投資を勧める動きもあり、今の若い世代の人たちは資産運用に興味を持っています。

しかし、金融教育を受けていない為、右も左も分からない人が多いのが現状です。

言葉も文化も分からない国に、いきなり連れて行かれるような感覚だと思います。

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ですが、今はネットを使えば分からない事も調べる事ができます。金融Webライターはそのような読者に金融教育をすることも仕事の一部です。

また、お金に関する記事を書く際に大切な事は、最新の情報を正確に伝えることです。

誤った情報を載せてしまい、損をするのは読者です。そのような事が無いように記事を書く際は、しっかりと情報を精査したうえで執筆するように心掛けましょう。

そして、一度書いたら終わりではなく、新しい情報が入ったら随時、ブラッシュアップすることを意識しましょう。

運営者情報

常に金融知識をブラッシュアップできるライターは金融ライターに向いています。

運営者は保険記事を執筆したことがありますが、日本経済新聞の購読は欠かしてなかったです。

ウィビー助手

実際に楽天証券を開設し、ガッツリ株式投資も体験し、会社がどうやってお金が流れていくのかを肌で実感しました。

執筆記事の一部:【FP監修】40代で保険に入ってないとやばい?保険選びのポイントも合わせて徹底解説!

金融WEBライターの文字単価

金融記事の文字単価は1.0円~10円が相場になります。

  • 初心者 0.5~1.0円
  • 中級者 1.0~2.5円
  • 上級者 2.5円~

専門的な記事ほど単価は高くなります。また、他のジャンルよりも金融記事は単価が高い傾向がありますが、主な理由として

  • 専門知識が必要であり、専門用語などを分かりやすく伝える力が高い水準で求められる
  • アフィリエイト単価が高い
  • 金融業界が儲かっているから
  • 実体験が必要な記事が多い

専門用語を連発しても読者には理解できず読んでもらえません。その為、いかに一般の方でも読みやすく分かりやすく書けるかが金融Webライターの腕の見せどころです。

金融系の記事に載せるアフィリエイト広告は、クレジットカードや銀行の口座開設など単価が高い為、高い報酬を払ってでも優秀なライターに書いて欲しいのです。

どのジャンルでも実体験は必要ですが、お金に関する事は、より敏感になります。

例えば、「私が10年でFIREを達成した方法」というタイトルで中身が実践に基づくものであれば、読者は惹かれるでしょう。

金融WEBライターが持っておきたい資格

金融Webライターを目指すうえで、持っておきたい資格をご紹介します。

FP2級

FP2級の概要ファイナンシャルプランナー(FP)は、金融、税制、不動産、年金制度など幅広い知識をもち、相談者をサポートする専門家です。


難易度
試験は、学科試験と実技試験があります。2021年9月に実施された試験の合格率は、学科試験約50%、実技試験約60%です。受かる確率は約半分のため、受験対策をしっかりしたうえで望まなければ、厳しいでしょう。

合格基準
FP2級を取得できる団体は、NPO法人 日本FP協会、一般社団法人 金融財政事情研究会の2団体です。いずれの団体でも学科、実技試験ともに6割以上の点数が合格基準の目安です。

詳しくは各団体の公式サイトをご覧ください。

NPO法人 日本FP協会
一般社団法人 金融財政事情研究会

FP2級を受験するには、受験条件があります。

  • AFP認定研修の受講修了者
  • 3級FP技能検定合格者
  • FP実務経験2年以上

なので、運営者はFP3級から取得しました。

証券外務員一種・二種

  • 証券外務員一種・二種とは⇒金融機関(銀行や証券会社)で働く方にとって必要なもので、金融商品を取り扱う為の資格です。一種と二種では取り扱える金融商品の範囲が変わります。
種類取り扱える商品
二種株式・国債・公社債・投資信託などの現物商品を扱う事ができる。

一種
二種外務員がおこなえる業務に加え、信用取引・デリバティブ取引などのリスクの高い商品も含めて、金融商品取引に関する全ての金融商品を取り扱う事ができる。
  • 難易度⇒試験内容はパソコンを使用した選択形式の試験で、合格率は一種、二種ともに平均65%前後です。ただし、この試験を受ける大半の方は、金融機関で働いている人や経済学部出身で知識が豊富な受験者が多い為、一般の方は少ないという前提です。
  • 合格基準⇒一種、二種ともに7割以上の点数が合格基準になります。詳しくは「日本証券業協会」のサイトをご覧ください。

初心者から金融WEBライターとしてデビューするには?

金融Webライターについて説明してきましたが、次は「初心者はどうすればいいの?」という方に、ご説明していきます。

まずはFP2級を取得しよう

初心者から金融Webライターを目指すなら、最初にFP2級を取得しましょう。

  • FP2級を持っていれば、信頼度が上がり、仕事を受注しやすくなる
  • 勉強する過程で専門知識がつくので、記事を書きやすくなる。
  • 国家資格の中でも、しっかり勉強すれば受かる確率は高い。

勉強時間は、150~300時間(約4~5ヶ月)が目安です。金融知識もつき、仕事も受注しやすくなる為、一石二鳥の資格です。本業経験が金融ライターに活かせるところがないか確認しよう

金融記事には、様々な種類があります。その中には、本業経験が活かせる記事があるかもしれません。例えば、

  • 証券マンや銀行員⇒投資や資産運用について
  • 税理士や税務署員⇒税金対策や節税について
  • 専業主婦⇒節約術や家計の見直しについて

ちなみに、金融関係で働いている方は、副業禁止が多いので注意しましょう。

また、NISAやiDeCo、株式投資などの経験がある方は、資産運用関係の記事を執筆できます。

どんなジャンルの記事にも自分の職業や経験を活かせる事がありますし、何よりも実体験の方が読者の胸に刺さります。案件に応募する時も、自分の経験をアピールすれば受注に繋がる確率も上がるので、活かせる事がないか考えてみましょう。

金融WEBライターの案件を探す2つの方法

金融Webライターの案件を探すオススメの方法について2つご紹介します。

Wantedly

ライター業に関わらず副業で仕事を探そうとした時、必ずと言っていいほど出てくるのが「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトです。

クラウドソーシングサイトはアフィリエイト報酬目的で紹介している記事が多い為、必然的にサイトに出てくる数も多くなります。サイトを読者が見て、リンクから読者が登録した場合、サイト運営者に報酬が入る仕組みです。

その為、いい事ばかり書いていて、いざやってみようとすると思っていたのと違うというのは良くある話です。

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実際私も副業でライターを目指そうと思い、クラウドソーシングサイトに登録しました。しかし、いざやろうとするとライバルが多かったり、単価が見合っていなかったりする案件が多いという印象でした。

そこでご紹介したいのが「Wantedly」という求人者と求職者をマッチングするビジネスSNSです。Wantedlyがオススメな理由として

  • 文字単価1~2円前後の案件が多い
  • クラウドソーシングよりもライバルが少ない
  • 単発案件ではなく、継続案件が多い
  • 金融ライター案件も多く募集されている

クラウドソーシングよりも待遇や環境が良い事がメリットです。

では、簡単に案件の探し方についてご説明します。

  1. Wantedlyに会員登録する。(無料)
  2. 検索条件で、業種は「編集・ライティング」、契約形態は「副業・フリーランス・パートタイム・契約」にチェックをいれて検索する。
  3. 応募したい企業を見つけたら、「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックし、「今すぐ一緒に働きたい」にチェックをつけ「今すぐエントリー」をクリック。
  4. 返答が返ってきたら、担当者と打ち合わせを行う。

応募したら必ず返答が返ってくる訳ではない為、1日5件以上を目標に応募しましょう。

応募する際の注意点として、

  • メールのやり取りの文章は丁寧に書く事。
  • 文字単価など条件を確認し、納得いく案件のみ受ける事。
  • テストライティングで報酬が発生しない場合は受注しない事。(ブラックの可能性有り)

返答が返ってきたからといって、受注しなければいけない訳ではないので、しっかりと条件を確認したうえで受注して下さい。

スタートアップ(ベンチャー)企業が多い為、注意も必要ですが、企業の成長を一緒にみれたり、参加できることもメリットの一つかもしれません。

興味のある方は、ぜひ「Wantedly」を覗いてみて下さい。

Twitter・Instagram

2つ目のライター案件探しとしてオススメなのが、TwitterやInstagramのSNSを活用する事です。SNSを使って案件を探すメリットとして、

  • クラウドソーシングでは仲介手数料が発生するが、SNSだと発注者と直接やり取りする為、費用が発生せず文字単価が上がりやすい。
  • 発注者も積極的にSNSでライターを探している為、プロフィールやポートフォリオがしっかりしているとDMで仕事依頼が来る可能性がある。
  • SNSで情報発信しているライターも多いため、有益な情報を得られたり、繋がりができると仕事の紹介をしてもらえる事もある。

「#Webライター」や「#金融ライター 募集」で検索すると見つかるので、その中から応募したい案件があれば連絡をしてみて下さい。

まとめ

この記事では、金融ライターについて解説してきました。本記事のまとめは以下のとおりです。

  • 金融Webライターはお金の流れを分かりやすく伝える事が重要な役割
  • 金融Webライターに求められるのは、難しい言葉や分かりづらい事を噛み砕いて読者に説明できる事
  • お金に関する記事を書く際に大切な事は、最新の情報を正確に伝える事
  • 金融記事の文字単価は1.0円~10円が相場
  • FP2級を持っていれば、信頼度が上がり、仕事を受注しやすくなる
  • 案件探しにオススメなのは「Wantedly」と「Twitter」や「Instagram」といったSNS

今回は、金融ライターのすべてをお伝えさせていただきました。実体験をもとにした、本当に役立つノウハウなので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

かきすく編集部のアバター かきすく編集部 WEBライター・WEBディレクター

かきすく編集部。副業や在宅ワークでWEBライターに興味を持ってくれた方に、実体験の生々しい副業WEBライター体験談を解説。ウィビー助手はかきすく編集部の執筆をサポートする。

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