WEBライターおすすめジャンル一覧：稼げる分野・副業初心者におすすめのジャンルとは？

「WEBライターになるからには、稼ぎたい！」
「何をテーマに執筆するべきなのか」
「趣味・得意なことについて書きたい！発信したい！」
「WEBライターで月収100万円も可能な稼げるジャンル」
「副業初心者でも手堅く月10万円を稼げるジャンル」
「2022年以降、需要が上がっていくジャンル」

初心者ライターとして初めの一歩を踏み出したけど、何をライティングしたらいいのか、具体的にイメージできないなと迷ってしまうものですよね。

何について書きたいのかや何について書くことができるのか、自分の可能性について把握できていない人も多いかと思います。

そこで今回は、副業初心者でも稼げるWEBライターのおすすめジャンルについて、WEBライター歴3年の私がご紹介します。

ジャンル決めのポイントや高単価で稼げるジャンルや、単価を上げる方法、副業初心者にもおすすめのジャンルなども解説しますので、あわせて参考にしてください。

この記事を読んでいただくことで、自分にマッチしそうなジャンルが浮かんだり、今後、WEBライターで稼ぐためのジャンル選びや、ステップアップのイメージも湧くと思います！

WEBライタージャンル5つの選び方

経験が少ないうちは、「自分はどんなジャンルに向いているか」「最初はどんなジャンルを選んでよいか」と迷いますよね。

執筆していく中で方向性が定まることもありますが、選択肢が多くて余計に悩んだり迷ってしまうこともあると思います。

ここでは、ジャンル選びのポイントとなる5つの方法をご紹介します。

それぞれ自分のスキルや関心と照らしあわせると、知識や特技を活かせるジャンルが見つかるでしょう。

「得意分野やスキルがない」方も、自分の興味や関心が向くジャンルがないか探っていきましょう。

体験談がある一次情報が多いジャンルかどうかで決める

まず、体験や経験があるジャンルだと記事の執筆もしやすくなります。

全く経験のないことを語ろうとしても、言葉がでてこないばかりか内容も薄くなりますよね。

ライティングにおいても全く興味も経験もないジャンルを選んでしまうと、文章にまとめるのが難しくなります。

さらに、SEO（検索エンジン最適化）の観点でも”経験”は大切な要素となり、Google公式の見解でもE-E-A-T（経験、専門性、権威、信頼）において、

”そのトピックに関連して実体験を持つ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。”

引用：検索セントラル｜品質評価ガイドラインの最新情報：EｰEｰAｰTのExperienceのEを追加

とあり、検索エンジンの評価（上位に表示できるか）において、実体験や経験の重要性もうかがえます。

体験談や経験のあるジャンルを選ぶことで、執筆のはかどり具合や内容の濃さが変わり、しいてはSEOにも有効なので、ジャンルを選ぶ際に1つのポイントにするとよいです。

また、体験談は一次情報としても価値が高まります。

誰かの情報からの二次、三次情報ではなく、一次情報を多く持っていると内容のオリジナリティがうまれ、他のライターや記事と差別化をはかれるでしょう。

近年、テキストコンテンツの作成においてもAI活用による効率化は進んでいます。その中で体験や経験からの感性は、まだ人間特有の強みでしょう。

なぜなら、そういった一次情報をテキスト化した膨大なデータを基に、AIはアウトプットするからです。

そのため、クオリティの高い元ネタ（一次情報）がなければ、二次情報は発展できないと考えます。

その点でも一次情報や独自性のあるライターは、クライアントや読者からも需要が高まります。

将来性に需要があるジャンルかどうかで決める

日々、新しいサービスやコンテンツが生まれトレンドも変化していきます。

今後も需要がありそうなジャンルで選ぶと、安定して仕事を受注できる可能性も高まります。

需要が高く市場規模が大きいジャンルは案件数も豊富です。そのため仕事に繋がるチャンスも増えます。

例えば

• 美容、脱毛
• 証券口座、NISA
• 不動産
• 在宅ワーク、転職

などのジャンルです。

ただ競争も生じるので、その中で自分の強みをアピールしたり、良質な記事を納品して信頼とスキルを高めていけるとよいでしょう。

将来を予測するのは難しいので「トレンドが分からない、読めない」こともありますが、そんな時はクラウドソーシングサイトを複数登録して、どんな案件があるか追ってみましょう。

「最近、このジャンルの案件が増えたな」「このジャンルの案件は減ったな」などの何かしらの変化を感じられると思います。

また、自身の将来に視点をあて、ゆくゆくはブログ運営もしたい、YouTubeにも展開したいなどの希望があれば、将来的に応用ができそうなジャンルを選ぶのもよいですね。

文字単価の平均相場でジャンルを決める

文字単価で報酬が設定されている案件が多いので、それぞれのジャンルの平均相場や、自分のレベルにあった相場からジャンルを選ぶのも1つです。

一般的には、初心者向けや専門性の低い案件は低単価で、上級者向けや専門性の高い案件になるにつれ高単価になります。

【目安】

レベル	相場（文字単価）
未経験・初心者	0.1～0.5円
知見ある初心者～中級者	1～3円
上級者・専門性が高い	5円～

さらに各ジャンルの市場規模や、専門性、需要の多さ、クライアントの予算によっても相場が変動します。

特に単価が高い傾向にあるのは、専門性も高く、信ぴょう性や権威性が求められる案件です。

例：金融、医療、法律、不動産、経済など

これらはお金や健康など生活に影響するので信頼や権威性が求められ、いわゆる士業の資格保有者や、一定以上の知識や経験を持つ専門性の高いライターに有利です。

ファッション、エンタメなど大衆向けのジャンルだと単価は低くなりますが、初心者歓迎や特別なスキルを求めない案件もあり、まだ自信のない方も取り組みやすいでしょう。

自分のレベルに合わせて案件を選び、そこから知識や経験を重ねて実績を作るのも、初心者には手堅い方法です。

資格の有無でジャンルを決める

自分の保有する資格に関連があるジャンルにするのも1つです。

例えば、金融なら証券アナリスト資格やファイナンシャルプランナーなど、そのジャンルに関連する資格があれば、クライアントへのアピールとして提示できますし、一定以上の知識があることの証明に役立ちます。

資格の難易度や希少性によっても需要は変わりますが、国家資格を持つライターとなると貴重です。

保有資格の専門性が高かったり、権威性の提示になる場合、ライティング案件のみならず、校正や記事監修の依頼に繋がることもあるでしょう。

自身が保有する資格が活かせるジャンルを選ぶと、案件獲得に有利です。

また「この資格に関する案件は少ないな、ないだろうな」といった場合でも、需要がうまれてクライアント側から連絡が入るケースもあります。

「この資格、需要あるかな？」と迷ったときは、とりあえずプロフィール欄に載せておくとチャンスを掴めるかもしれません。

本業の業種でジャンルを決める

本業の業種に関するジャンルであれば、知識やスキルをそのままライティングに活かせます。

その業界に精通していたり、経験者の視点で詳細に情報をまとめられると、記事のクオリティや信頼性も高まるでしょう。

0から調べて学習して記事を執筆するより、既にある知識や経験をもとに執筆できるので、効率も良くなります。

例えば、美容部員やエステサロン・脱毛サロンで働いている方なら、日々の経験や実体験をもとに、美容・脱毛ジャンルの詳細な記事が書けると思います。

保険の営業に携わる方なら、保険に関する記事で、読者に分かりやすく解説できるでしょう。

その他業種・職種、家事・育児・介護など、今まで培ってきた経験や経歴を活かせるジャンルを選ぶと、発注される確率も上がり可能性も広がると思います。

単価の低いジャンルがWEBライターで単価を上げる3つの方法

WEBライターとして案件受注できるようになり慣れてくると、次第に「単価を上げて効率よく収入を得たい」と考えるかと思います。

低単価の案件では記事数をこなして収入をあげるしかないですが、単価が上がれば同じ記事数でも、上げ幅によって2、3倍の収入を得られます。

ここでは、単価アップの可能性が高まる3つの方法を解説します。

資格を取得する

それぞれのジャンルに関連する資格を取得して、客観的な内容の担保や箔をつけることで、単価アップに繋がる可能性があります。

記名記事などで筆者のプロフィール欄にある、FP2級や管理栄養士などの記載を見たことがある方もいると思います。

読者からも「この記事は○○の資格を持つ人（一般より詳しい人）が書いているんだな」と客観的に分かりやすく、内容の信頼性が増す要素になります。

ライター側のメリットとしても、資格の勉強を通して新たな知識や正しい知識を身につけることで、執筆内容のレベルアップになったり、資格取得で自信がついたりします。

このジャンルにもっと深く関わりたい、自信をつけてクライアントにアピールしたいという方におすすめです。

構成作成やWordPress入稿など作業代行で業務を巻き取る

内容のライティングだけでなく、見出しなど構成から組み立てられたり、WordPressでの入稿作業までできると、仕事の幅が広がり収入アップに繋がります。

簡単な案件だと、キーワードやテーマの選定・構成や入稿はディレクターがおこない、内容の執筆をライターがおこなう分担が多い印象ですが、ライターが構成から入稿まで一貫してできると、クライアントさんによっては負担が減り助かるケースもあります。

その場合、報酬も加算されたり単価アップに繋がります。

募集内容を見ると「記事構成から」や「WordPress入稿」と条件が記載されていている案件も多いので、構成や入稿ができると応募できる幅が広がりますね。

記事執筆だけでない付加価値を提供できるようになると、クライアントからの信頼や評価も高まります。

ニッチなジャンルに絞る

ライバルのライターが多いジャンルで人気の案件となると、そもそも採用される確率が低くなったり、単価が落ちてくる場合もあります。

そんな時はライバルが少なく、継続もありそうなニッチジャンルに絞るのも手です。

例えば、

• ○○市の観光名所、新店情報など、特定地域の情報発信
• マニアックなゲーム、アニメのレビュー
• 不用品買取の実績や比較

などです。

人気や競争はあまりないが、需要は続きそうな分野がないか探ってみましょう。

まずは採用や継続がなければ収入に繋がらないですし、経験や実績を積む機会まで損失してしまいます。

それでは、モチベーションも上がらないでしょう。

ニッチジャンルの中で経験を積んで実績を残すことで、ゆくゆくは単価アップに繋がるかもしれません。

WEBライターのおすすめジャンル一覧

読者が集まりやすいジャンルには、代表した2つのニーズがあります。

• 専門性が高いこと
• 高い需要があること

です。

この2つのうち、未経験者や初心者のライターに易しいのは、高い需要があるジャンルです。

需要があるけれど専門性が低いものは、全体的に文字単価が安いなどの難点があります。

ですがまずは、興味があるジャンルで書きやすいものを選ぶといいでしょう。

以下は、需要が高いのでクライアントが集まりやすく案件が豊富です。

専門知識は持たなくても、比較的楽に執筆できるジャンルです。

では、ご紹介します。

ジャンル	文字単価
旅行ジャンル	0.5円程度～
グルメジャンル	0.5円程度～
恋愛ジャンル	1～2円程度
転職ジャンル	1～3円程度
音楽ジャンル	1.5円程度～
エンタメジャンル	0.4円程度～
スポーツジャンル	1円程度～
ゲームジャンル	1.6円程度～

ジャンル	平均文字単価
金融ジャンル	5円〜
不動産ジャンル	4円〜
脱毛ジャンル	4円〜
医療系ジャンル	5円〜
法律系ジャンル	10円〜

旅行ジャンル

自分が好きな土地を紹介したいと思ったり、好きな郷土料理がある事を知ってほしいなど、趣味の中から執筆できるトラベルライターは魅力的です。

リサーチスキルを活用し、旅先のお得な情報を伝えたり、コミュニケーション能力で現地の人との交流や体験談をまとめることで、読者に有益な情報をお届けできます。

そしてトラベルライターは、豊富な表現力が大切です。

読者が、旅の情景を想像しやすいよう5感に訴えかける表現を使って、ワクワクするような臨場感を提供できれば素敵なWEBライターになれます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・旅行をして口コミやレビュー投稿 ・コラムの執筆 ・旅行先への行き方や、旅行ノウハウの記事執筆 ・しおりの作成方法の執筆	・旅行業務取扱管理者資格 ・観光プランナー ・世界遺産検定

グルメジャンル

「食」はすべての人に関わっているジャンルであるため、参入障壁が低いです。

特に資格や肩書を要することもないので、自由度が高くオリジナリティが武器になるジャンルです。

参入障壁が低い分、単価は決して高くはないですが、他のジャンルに広げやすいメリットがあります。

最初は、SNSでレストランの紹介や口コミから始めてみたとしても、キャリアを積めば飲食店の掲載や出版、メディア掲載へと繋げていけます。

さらには、料理分野にも広げられます。

また、飲食店の店主との関わりが深くなることで、メディア掲載に消極的なお店の取材も可能になる機会があるでしょう。

食べることが好きなフードライターは、非常にうれしい仕事ですね。

読者が、飲食店選びの際に記事を参考に選んでくれれば、グルメライターとして広く認知してもらえます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・レストランの紹介 ・口コミ投稿 ・料理メニュー紹介記事作成 ・レシピのメディア掲載 ・食文化の解説	・食生活アドバイザー ・フードコーディネーター ・調理師 ・食品衛生管理者

恋愛ジャンル

人にはいくつかの本能がありますが、恋愛もその1つです。

人の身近にあるものについてライティングすることは、半永久的に継続できるといえます。

また、自分の実体験から素材を得られるので、リサーチ時間の短縮ができます。

恋愛は個人的思考によるものなので明確な答えがなく、ファクトチェック（真偽検証）も必要ありません。

恋愛経験が多く素材の種類が豊富な人は、スラスラと筆が進むのでおすすめです。

想像力が豊かであれば、感性があり魅力的なWEBライターになれます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・恋愛や婚活の体験談 ・マッチングアプリの使用体験レビュー投稿 ・結婚相談所での経験談記事の執筆 ・婚活経験者への取材	・婚活アドバイザー

転職ジャンル

自分のキャリアについて考え直す人が増加しているため、読者の需要が高くアクセス数も伸びやすいジャンルです。

未経験や初心者には挑戦しやすく、転職経験がある人には比較的スムーズに執筆できます。

転職サイトの普及で、転職先を探す方法はネット上がメインです。

それに伴って、WEBライターとして記事を書く内容も多様化しています。

転職者向けの情報だけではなく、企業向けの情報もリサーチし最新の情報提供ができれば、クライアントに重宝されるでしょう。

仕事内容	有効な資格・肩書
・転職のノウハウ紹介記事執筆・働き方に関する情報のまとめ記事作成・企業紹介の記事・執筆・転職サイトの批評記事執筆	・キャリアコンサルタント・転職エージェント

音楽ジャンル

趣味がものをいう音楽ライターは、限りなく好きな事でライティングができるジャンルの1つです。自分の好きな音楽を足がかりに、執筆に取り掛かりやすいです。

音楽全般の知識が必要であるため、ある程度の専門性があるとマニアックな記事が執筆ができます。

また、日常的に音楽を聴く習慣をつくっておくと、自然に最新曲やアーティストの動向がインプットできるのでおすすめです。

音楽好きな読者からすると、趣味を仕事にしているWEBライターは、憧れの存在になれるでしょう。

仕事内容	有効な資格・肩書
・楽曲やアーティストの評価記事の執筆 ・ライブのレポート ・新曲やイベントの情報発信やまとめ記事の執筆	・音楽の教員 ・音楽療法士 ・楽器ができる

エンタメジャンル

エンタメといっても、たくさんの内容があります。

映画・テレビ・漫画など検索するとネット上には、サイトがいくつも転がっています。

専門性が低く、まさに書きやすいジャンルですので、エンタメを執筆するWEBライターは多いです。

また、案件数も多く、初心者でも受注しやすいといえます。

エンタメジャンルで収益化を目指すためには、SEO（検索表示の上位を得るため、情報を最適化すること）の知識を踏まえ執筆するのが重要です。

検索エンジン上位を目指し、収入を得るために、執筆する人も多くいるからです。

記事にオリジナリティを取り込み、さらにトリビアがあると読者も楽しく記事を読んでくれ、WEBライターにファンがつくでしょう。

仕事内容	有効な資格・肩書
・映画・テレビ・アニメの批評・有名人のゴシップ記事執筆・漫画の解説・トリビア記事執筆	特になし

スポーツジャンル

スポーツジャンルは、執筆内容が種目ごとにはっきり分かれていて、それぞれのライター人数はそれほど多くないです。

ですが、収益化を図るのには相応のインプットに努力を要します。

高い専門性が要求されるのと、ライター自身に実績や経験があるかが仕事に大きく影響します。

広く浅く取り扱うよりも1つの種目に特化した方が、スポーツライターとしてイメージやキャラクターがつきやすく、仕事が受注しやすくなります。

取材時には、監督・選手らとコミュニケーションを図り、深い話・専門的な話ができれば、信頼を勝ち取れて、他のライターには書けない記事を作り上げられます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・新聞社 ・出版社 ・WEBメディアなど　 インタビュー記事の掲載 ・監督・コーチ・選手への取材 ・試合のレポート・コラムの執筆 ・スポーツ用品の紹介記事の作成	・理学療法士 ・作業療法士 ・柔道整復師 ・スポーツトレーナー ・アスレチックトレーナー

ゲームジャンル

クリエイティブ能力・創造力を要するのが、ゲームジャンルです。

好きなこと得意なことというよりも、生活の一部となりやすいゲームを愛する人にはおすすめです。

ゲームライターのライティングは、メジャーなゲームニュースサイトを毎日購読すること、たくさんゲームをすることなどで、素材が賄えるでしょう。

それに加え、ゲーム好きと認識されることが大切なので、特定のゲームについて詳しくなっておくといいでしょう。

需要が高まっているeスポーツ関係の執筆内容も狙い目といえます。

ゲームマニアであることを発信して、読者のファンを作ることができればインフルエンサーにもなれます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・ゲーム紹介記事の執筆 ・レビューの投稿 ・ゲームクリエイターなどへの取材 ・インタビュー記事執筆 ・ゲーム攻略記事の執筆 ・イベント・レポート記事の執筆	特になし

WEBライターの高単価ジャンル一覧

高単価を狙えるジャンルは、専門性が高いこと、需要が高いこと両方のニーズがあるかどうかです。

自分の実績や経験があれば、比較的執筆しやすいですが、専門性を1から備えようとすると負担があります。

その負担が、高単価案件を生むといっても過言ではありません。

以下、初心者から中級者向けで高単価を得られるジャンル8選の紹介です。

ジャンル	単価
金融ジャンル	1～10円程度
不動産ジャンル	1～20円程度
脱毛ジャンル	2円程度～
医療系ジャンル	2円程度～
美容ジャンル	2円程度～
葬儀ジャンル	1.6円～
法律ジャンル	2～5円程度
会計ジャンル	1.5円程度～

金融ジャンル

人が興味を持つ、お金全般に関してのジャンルです。

投資・節約・クレジットカード・税金・保険・家計簿などと執筆内容は幅広いです。

興味を持つ人は多いけれど、専門知識が必要でないとライティングができないので、高いスキルを必要とします。

ネット上でわからないことを理解しようとする人が多いため、需要も高い部類に入ります。

ただ、法律や制度の改正が一定にあるので、日常的に最新情報にアップデートすることを心がけなくてはいけません。

また、専門用語が多くなってしまうので、初心者でも読みやすく理解しやすい文章にまとめるスキルが必要です。

仕事内容	有効な資格・肩書
・お金全般に関する記事の執筆・編集・監修	・ファイナンシャルプランナー・簿記・社会労務士

金融ジャンルで執筆するテーマは以下があります。

金融系ジャンルで執筆するには以下の条件を満たしておくと採用されるチャンスがより上がります。

不動産ジャンル

金融ジャンルと重なる部分がありますが、不動産全般について記事を執筆します。

扱う内容は多岐にわたります。賃貸物件を借りる方法や注意点・マイホーム・リフォーム・土地活用などです。

執筆内容が幅広いので、ある程度実績があってもリサーチに時間がかかることもあります。

また、誤った情報を書かないようデータやエビデンス（根拠・裏付け）に基づいた内容を執筆しなければいけない分野なので、専門性を要します。

不動産は投資や土地活用などにも使われることが多いので、金融ジャンルとあわせて執筆するのもおすすめです。

このジャンルの理解を深めれば、その後の経済的動向が理解できるので、自分の資産形成の役にも立つでしょう。

仕事内容	有効な資格・肩書
・不動産に関してのメディア掲載の執筆 ・住宅購入 ・売却の方法の記事作成 ・住宅ローンの知識についての記事執筆 ・不動産相続にのトラブル紹介 ・賃貸管理やメンテナンス会社のメディア掲載	・ファイナンシャルプランナー ・宅地建物取引士 ・賃貸不動産経営管理士

不動産ジャンルで執筆するテーマは以下があります。

不動産ジャンルで執筆するには以下の条件を満たしておくと採用されるチャンスがより上がります。

不動産系は無資格者でもライター採用されることがありますが、文字単価が変わるため資格をできるだけ取得しておくと良いでしょう。

脱毛ジャンル

男女問わず美意識の高まりから、脱毛に興味をもつ人が多く、特に若年層は脱毛情報に敏感な人が多いです。

今は、脱毛は低年齢化しているのでネット上で情報を探す人も多いので、需要が安定しています。

美容ジャンルの中に組み込まれることもあるので、クリニックやエステサロンの情報を転用することもできます。

ただ、効果効能についての表記が徐々に厳しく規制されてきているので薬機法管理者などの資格があった方がクライアントに選定されやすいです。

仕事内容	有効な資格・肩書
・サロンやクリニックの紹介記事の執筆 ・利用時の体験談の記事の執筆 ・家庭用脱毛器のレビュー投稿 ・タイアップ記事執筆	・薬機法管理者

医療系ジャンル

近年の健康志向の強まりにより、医療系ジャンルの需要も高いです。

今や、ネット上に病気の症例がたくさん掲載されているため、病院へ行く前にネット検索して症状の詳細を確認する人も多くいます。

医療系ジャンルは専門性が高く、執筆には知識のインプットに時間を要します。

ですが、医療機関に従事していた経験や専門資格があれば、それは負担軽減できます。

専門性が高いジャンルなので、確実なファクトチェックをしないと誤った情報を書きかねないです。

それを予防するために、参考資料は必ず1次情報（一番最初の情報の出所のこと：臨床結果・研究論文など）を使用しましょう。

医療知識を正確に理解し、正しく読者に伝えることはもちろん、読者の健康を左右するかもしれないといった責任感をもって執筆できれば、絶対的信頼を得られます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・病院 ・クリニックについてのコラムの執筆 ・薬や病気に関する説明記事の執筆 ・医療従事者や患者へのインタビュー記事作成 ・医療保険についての記事の作成	・医療系資格全般・薬機法管理者資格・ヘルスケアプランナー検定・生活習慣予防アドバイザー

医療ジャンルで執筆するテーマは以下があります。

医療ジャンルはYMYLに該当するので、権威性は強く求められます。

そのため、一般ライターが採用されることはほとんどなく、文字単価も総じて高めです。

美容ジャンル

美容と一言にいっても、幅広い内容です。

化粧品・美容家電・サプリメント・エステ・ダイエットといくつもテーマを分けることができるので、それぞれ詳細に特化したライターもいます。

トレンドの移り変わりが激しく、常に情報収集に努める根気が必要です。

クライアントは、企業が多く、製品に対する記事の品質のチェックは念入りに行われるため、修正依頼も重なってきます。

また、表現方法が適切でないとクレームや規定違反に繋がってしまうので、表記には慎重になる必要があります。

最新情報と法律の両方を確認し、記事を書くことが大切です。

SNSで「美容好き」とアピールする方法として、日常生活にどれだけ美容行動を取り入れているか発信すると読者に受け入れられやすく、共感を呼べる美容ライターになれます。

仕事内容	有効な資格・肩書
・美容商品の紹介 ・レビュー ・施設の紹介 ・口コミ投稿 ・コラムの執筆 ・編集 ・監修	・コスメ薬機法管理者 ・日本化粧品検定 ・コスメライター

脱毛ジャンル

脱毛ジャンルで執筆するテーマは以下があります。

不動産系ジャンルで執筆するには、以下の条件を満たしておくと採用されるチャンスがより上がります。

葬儀ジャンル

一生のうちに何度も経験するものではないので、自分の経験値だけでは継続した案件は受けられないジャンルです。

葬儀ジャンルといっても、終活・お墓・遺言・相続もこれに入ります。

終活という言葉が生まれるくらい高齢化社会には、必要な知識です。

WEBライターとして葬儀だけのことをテーマとするよりも、終活全体を内容とした中に葬儀を組み込むことで執筆の範囲が広がるといえます。

不幸について書くWEBライターは多くないので、丁寧で親切な記事を書けば読者が集まるでしょう。

仕事内容	有効な資格・肩書
・葬儀に関する疑問の解説記事 ・葬儀費用 ・葬儀会社の紹介記事の作成 ・礼節・葬儀マナーについて	・終活アドバイザー　他終活に関する資格

法律ジャンル

法律に関して理解している人は、一般には少ないといえます。

よって、専門性は高く、高単価が見込めます。

無資格者の人がライティングができる内容が少ないので、法律家であったり法学部に通学していたり、司法書士・行政書士などの資格を有している人に案件が集まるジャンルです。

トラブルが起こると法律家に相談したいと思う人も多いですが、金銭的に負担が大きいです。

そんな時に、ネット上で解決策が見つかれば、経済的負担なく乗り越えられます。

人の役に立てるWEBライターになりたい人は、おすすめのジャンルです。

仕事内容	有効な資格・肩書
・法律の解説記事の作成 ・トラブル解決の手助けをする記事の執筆 ・司法試験合格の手助けをする記事の執筆	・弁護士資格・司法書士資格・行政書士資格・法学部卒

会計ジャンル

本業として経理をしている人や経験者が断然有利なのが、会計関係です。

WEBライターとして同様のスキルを活用できるので、一石二鳥のジャンルともいえます。

また、金融系ジャンルとの相性がいいため、知識・スキルがある人にはおすすめしたいです。

本業として経理をしている人は、社内文書やメールの作成をするので、ビジネス文書作成のスキルもあります。

ネット上を検索しても、会計ジャンルを扱っている人は少ないので、もし質のいい記事が書けるのであれば、高単価な案件になる可能性は大いにあります。

仕事内容	有効な資格
・確定申告など税金についての書類説明の記事の執筆	・簿記・公認会計士・税理士

WEBライターのおすすめ狙い目ジャンル

WEBライターを目指すなら、狙い目ジャンルについても知っておきましょう。

上記では、各ジャンルについてご紹介しましたが、具体的にWEBライターの狙い目ジャンルは何かを解説します。

どのジャンルを選ぶと自分の能力を最大限に活かせる？

まずは、ライティングがスラスラできるジャンルを選ぶことが大前提です。

すでに知識や経験があり、基盤となるスキルを要しているものになるのではないでしょうか。

特に初心者のうちは、今までの自分の財産でライティングをするため、馴染みのあるジャンルを選ぶと能力を最大限に活かせます。

実績を積み、中級者になれば、そこから数珠繋ぎに広げられそうなジャンルに手を出してもいいといえます。

資格の有無

資格の有無は、受注に大きく影響をします。

中でも、専門性が高いジャンルほど有資格者の人に案件が集まる傾向にあり、クライアントに重宝されます。

有資格者というだけで基礎知識が備わっている証拠になり、選定されやすくなるのでアピールしていきましょう。

ただ、対象ジャンルに関して実績のない未経験者や初心者のWEBライターからすると、ライティングの勉強に平行して、資格取得の試験勉強もしていかなくてはいけないため、負担があります。

副業として収入がほしいのであれば、まずはできることから進んでいく方が気持ちが楽に始められるといえます。

本業の経験・経歴

本業の傍ら、経済的視点から副業収入がほしい人が多くなっています。

本業が専門的であればある程、副業で活用したほうがいいです。

新しいことにチャレンジすることは必要なことですが、とりあえずは今の段階で自分にあるスキルを最大限に活かす方がいいでしょう。

自分の経験や実績を大切な武器にしていきましょう。

どのジャンルが市場で需要があり、収益を上げやすい？

市場で需要があって、収益を上げやすいジャンルの法則が以下です。

• トレンドの波が来ているもの
• 専門性が高いもの
• WEBライターの供給が追いついていないもの

この法則を満たしているジャンルは、WEBライターの収入をアップさせるといえます。

以下は、上記でお伝えした法則に当てはまるジャンルです。

• IT・通信系
• マーケティング系
• 留学・海外系
• 教育系

通信系・マーケティング系・教育系は、長期的なトレンドの波があり、専門性も高く、初心者WEBライターが手を付けにくいです。

留学・海外系は、グローバル化により若年層を中心にトレンドです。

海外に関わりがある人が海外から発信することも多く、経験者しか知り得ない情報などがあり専門的で、WEBライターも少ないといえます。

WEBライター副業初心者でも手堅く月10万円を稼げるジャンル

WEBライターといっても、ジャンルは多岐にわたり報酬もまちまちです。

初心者向け案件では文字単価0.1〜0.2円という提示も多く、とにかく稼ぎたい人にはタイパ・コスパがあわないと感じられると思います。

そこで、初心者でも知識があったりリサーチ力があれば受注できて、比較的報酬が高めの案件があるジャンルをピックアップしました。

ざっと調べた所では、文字単価0.5〜3円、文字数1,500〜10,000文字位の幅がある印象でした。

同じジャンルでも、SEOライティングや構成、画像作成や選定、WordPress入稿ができると単価が高い傾向です。

仮に文字単価1円・1記事5000文字の条件の場合、月に20記事の受注・納品ができると10万円になります。

文字単価2円になると同条件で、月に10記事で10万円です。

下記に6つのジャンルについて、それぞれ解説します。

転職ジャンル

働き方や価値感も変化していく中で、キャリアについて見直したり、相談したいという人も増えています。

数年前と比べても、転職サービスや転職エージェントの広告を多く見かけるようになりました。転職に対しての潜在的なニーズが顕在化したようにも思います。

今後も需要は続くと思われ、流動化が進むとさらに利用者が増えていく可能性もあります。

市場や予算も大きいジャンルなので、文字単価も高めの傾向です。

内容例

・仕事、転職のノウハウ記事 ・転職エージェントのレビュー記事 ・退職代行に関する記事 ・会社紹介の記事など

有効な資格・向いている人

・キャリアコンサルタント ・転職経験者 ・職安や人材派遣等、仲介業経験者 ・人事経験者 ・専門性の高い職種や業界の経験者など

副業・フリーランスジャンル

副業・フリーランスブームが続いている2022年、副業・フリーランス専門メディアが多数現れました。

転職ジャンル同様、働き方や制度も変化していく中で、副業やフリーランスについて考える人も増えています。

業種によっては在宅ワークが浸透したことで手軽に副業を始められたり、独立したり、選択肢が増えたと感じる人も多いのではないでしょうか？

副業・フリーランスの業種も多岐にわたり、さまざまなバックグランドの方が参入しています。

WEBライターもよく検索される副業の1つで、ライティングに関する案件で学びながら執筆するのも、初心者には有効だと思います。

内容例

・各副業の紹介やまとめ記事 ・開業届や事業計画書に関する記事 ・確定申告や経費などに関する記事など

有効な資格・向いてる人

・現役フリーランスや副業経験者 ・副業や独立に興味がある方 ・税理、会計士や、税制や申告に詳しい方など

ITジャンル

BtoB向けにITコラムを執筆できるライターは需要があります。

たとえば、「リモートワーク」「自社商品の紹介ページ」などが挙げられます。

IT系のジャンルも案件数は豊富で内容も幅広いです。

初心者でも業界に詳しかったり、新しいことに興味関心が強く、自ら学べる方なら参入できると思います。

さらに、本業がIT系の業種や技術者であったり、専門性の高いライターになると高単価の案件に繋がりやすいです。

今後も需要は続きそうですが、まだ専門性の高いライターは少ないといわれており、早めに実績を作っておくと将来的に有利かもしれません。

内容例

・AIに関する記事 ・IOT、DXに関する記事 ・ランサムウェアなどについての記事 ・ガジェットに関する記事など

有効な資格・向いてる人

・システムエンジニア ・プロンプトエンジニア ・ウィルス対策やセキュリティーに詳しい ・さまざまなデバイスやツールの活用に詳しい方など

家事・育児系ジャンル

体験談がある人を採用する傾向が強いジャンルです。メディア数も多いので、「オウンドメディア　家事」「オウンドメディア　育児」で検索すると良いでしょう。

家事・育児に関するジャンルも時代に合わせてトレンドや話題は変わりますが、今後も生活に身近な関心事としてニーズはあるでしょう。

日々の家事のノウハウや、育児のノウハウ、体験談など、家事が得意な主婦・主夫や、子育て経験を活かしたい方にとって取り組みやすいジャンルだと思います。

家事も育児も十人十色で悩みもさまざまです。共働き世帯、高齢者世帯も増えており、家事代行サービス等も広がりを感じるので、執筆内容も多様化していきそうです。

内容例

・子育て情報や体験談の記事 ・家事に関する記事・育児グッズや遊びに関する記事 ・家事代行サービスの紹介や比較記事など

有効な資格・向いてる人

・助産師、保健師、保育士 ・主婦、主夫 ・子育て経験者 ・家事代行業やハウスクリーニング業での就業経験や、利用経験がある方など

エンタメ系（本・映画）ジャンル

エンタメ系は初心者にも参入しやすいジャンルです。日頃から本や映画、ドラマなどを見る方には気になるジャンルですね。

自分の好きな本や映画に偏らず、さまざまな角度から楽しめると継続しやすいかもしれません。

また、近年ではYouTubeの台本執筆やリライトなど、シナリオライターの案件も多いです。

経験を積んで、ゆくゆくは自身のコンテンツ作成に活かすなどの応用も考えられます。

発想や想像が豊かで、話の展開がうまい方なら大きな成果に繋がるでしょう。

内容例

・本の紹介記事 ・映画監督、役者についてのまとめ記事 ・Netflixなど動画配信情報のまとめなど

有効な資格・向いてる人

・エンタメ好きな方 ・感性や表現が豊かな方 ・トレンドに敏感な方など

アウトドア系ジャンル

アウトドア系ジャンルの案件はトレンドによる変動もあり、他と比較すると多くはない印象ですが、需要は今後もあるでしょう。

写真の提供や体験談などをもとに執筆となると、お出かけや取材兼ねてのライティングになるので、対応できるライターも限られ競争も少ないと思います。

登山や釣り、キャンプなどによく出かける方にとっては取り組みやすく、趣味や好きを活かせるジャンルです。

内容例

・登山に関する記事 ・釣りに関する記事 ・キャンプに関する記事 ・装備やツールの使用感や活用法についての記事など

有効な資格・向いてる人

・アウトドア好き ・趣味を極めたい方 ・山岳部での経験 ・釣具やアウトドア用品に詳しい方など

ガジェット

ガジェットジャンルでは、レビュー記事が大半になりますが、「無償でレンタルOK」のメディアも存在します。

文字単価も低くなく、ガジェットギークな人にはぜひともおすすめできるジャンルです。

副業初心者におすすめのWEBライタージャンルは？

「WEBライターに興味があるけど、難しそうなジャンルにいきなりチャレンジするのは不安・・」

という人は多いですよね。以下に初心者WEBライターおすすめのジャンルを記載しました。

なぜおすすめなのかというと、「趣味」の延長として執筆が比較的容易だからです。

釣りが好きならば、釣り特化のメディアサイトに応募することを強くおすすめします。

WEBライター初心者におすすめのジャンルは「映画」「本」などのエンタメ系ジャンルですね。

これから需要が高くなるWEBライターのジャンルは？

需要が高くなるWEBライタージャンルは以下のとおりです。

需要が高くなるジャンル	主要メディア
NFT・仮想通貨系ジャンル	NFT Media・NFT LABO
AI系ジャンル	AINOW・Ledge.ai
VR系ジャンル	Mogura VR・PANORA

• メタバース系ジャンル
• AI系ジャンル

これらのジャンルは、大手企業がオウンドメディアをバンバン作っているので、専門知識のあるライターが人手不足です。

WEBライターおすすめジャンル一覧：稼げる分野・副業初心者におすすめのジャンルとは？：まとめ

本記事では、WEBライターのおすすめジャンル一覧について解説しました。

WEBライターが未経験・初心者である人、ある程度の実績があり中級者である人、経歴によって稼げるジャンルや向いているジャンルは違ってくると思います。

大切なことは、自分のスキルを正しく把握し、無理なくライティングができて、楽しいと思えるジャンルを選ぶことです。

紹介してきたジャンルの中から自分に合うものを選定できれば、初心者の方でも本業と同様に大切な副業となります。

ぜひ、参考にしてください。