WEBライターの情報収集:執筆よりリサーチに時間を使おう!

WEBライターの仕事をしていると、情報収集をする機会が多くあります。

しかし、情報収集に時間をかけすぎて執筆が進まないなど、どこから情報収集をすれば良いのか、どういうやり方で調べたら良いのか、悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。

  • 「WEBライターの情報収集ってどうしたら良いの?」
  • 「正しいリサーチの仕方がわからない」

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではそんなWEBライターの情報収集についてのお悩みを、情報収集のやり方と注意点の観点から解決します。

具体的には

  • WEBライターが効率よく情報収集する方法
  • なにを使って情報収集するのか
  • 情報収集する上での注意点

の順番にご紹介していきます。

5分くらいで読めますし、情報収集の効率が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!


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目次

WEBライターが効率よく情報収集するには?

WEBライティングする時に、最初にするのが情報収集です。

情報収集した内容をもとに記事執筆をしていくのが基本的な流れになります。

また、情報を集めていく上で大切なのが、正しい情報を選んで集めていくことです。

間違った情報で間違った記事を書いてしまうと、読者への信頼や満足度を下げてしまうことにも繋がるので注意しましょう。

一次情報から収集する

情報収集する時は、一次情報から収集することをおすすめします。

一次情報とは、自分が直接体験して得た情報や、自分が行った調査や研究で得た情報のことです。

一次情報は自ら体験や研究したことが基本になるので、噓の情報が混ざりにくく、情報の信頼性が高いと考えられます。

それに対して、二次情報や三次情報は直接経験していない人から得られた情報がもとになります。

本来とは異なる情報であることや、情報に解釈や個人的な意見が加わってしまう場合が多いので信憑性に欠けます。

具体的な一次情報とは以下です。

  • 官公庁のPDF
  • 専門家の書いた記事
  • 企業コラム

専門的で難しい内容も多くなりますが、できるだけ一次情報を参考に情報収集をしましょう。

最新情報、信用できる情報

情報を集める時に注意したいのが、情報の鮮度です。

たとえば、お店の紹介記事を書くのであれば、古い情報を参考にすると、現在はすでに閉店していた、ということが起こる可能性があります。

サービス内容や価格が変わることもありますので、読者の混乱を避けるためにも、最新の情報を集めましょう。

情報の新しさを伝える方法としては、「2023年4月現在」のような言葉を入れることもおすすめです!

また最新の情報を集める時には、信憑性の高い記事を参考にすると集めやすくなります。

先ほど一次情報は信憑性が高いと説明しましたが、一次情報がみつからない時は信用できる情報源からリサーチしましょう。

  • 資格を持った人や専門家が書いた記事
  • 大学や研究所などの専門家が書いた論文

上記のようなネット記事は信憑性が高くなります。

しかし、有資格者や専門家の記事でも間違った内容が書かれていることもあるので、いくつかの記事を見て、内容が正確かどうか確認することも大切です。

権威性の高い情報

権威性の高い情報源を利用することも大切です。

権威性とは、権威(社会的な承認)の立場や度合いを示す言葉として使用されています。

権威性が高い例としては、その分野の第一人者である、有名な賞を受賞している、国家資格や公的な認可を持っている、などが挙げられます。

権威性の高いサイトや文献は社会において認められやすく、信頼感があります。

また、権威性の高さはSEOに影響するといわれています。

なぜなら権威性は、Googleがサイトを評価する基準である「E(専門性)-A(権威性)-T(信頼性)」の1つだからです。

信頼感があり、評価の高い記事を執筆するためにも、権威性の高い情報を集めることが大切です。

数値が記載

WEBライティングでは、客観的な数値をもとに判断を行うことも大切です。

個人的感覚では、読者との間にズレが生じる可能性があります。

自分が必要だと思っている記事と、読者が読みたい記事が同じではない場合があります。

記事のキーワードを選ぶ時にもツールを使用して検索ボリュームを調べ、数値をもとにしたリサーチが必要です。

また、「たくさん」や「少し」などは、人によって感覚が違います。

数値が記載されていることで誤認を防ぐことができ、具体的な数値があることで、記事の信憑性が上がります。

インターネット検索で情報収集

では、具体的に何を使用して情報収集を行うと良いのでしょうか。

WEBライターが情報収集を行う時、最初に使うのがインターネット検索です。

検索ワードを入力するだけで膨大な情報があり、検索ワードによって色々な情報を収集できる、とても便利なツールです。

2ページまで検索結果を確認する

インターネット検索をすると、たくさんの検索結果が出てきます。

よりたくさんの情報を収集したいと思いますが、検索結果は2ページ目までを確認しましょう。

なぜなら、

  • 情報収集の量
  • 反対意見が見つかるため

などがあります。

類義語検索を活用する

インターネット検索を使用する時には、ひとつのキーワードだけでなく、その類義語でも検索してみましょう。

例えば、「家事 苦手」と入力してみると以下のような検索結果となります。

では類義語で「家事 嫌い」と検索するとどうでしょうか。

類義語でも検索結果には違いがあります。

いくつかのキーワードで検索をかけることで思わぬ情報を得ることができ、ひとつのキーワードで検索をしている人よりも情報量を増やすことができます。

Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋は、読者のニーズや検索意図を調べる時に便利です。

検索意図とは、なぜ読者がそのキーワードを検索したのかということです。

キーワードだけでは、何が知りたいのかいまいちわからないこともあると思います。

そのような時にさまざまな悩みが包み隠さず書いてあるYahoo!知恵袋は、とても役に立ちます。

検索意図に沿って執筆することで、読者の疑問やニーズにこたえることができ、満足度の高い記事が執筆できます。

信頼性が高いものではないので、情報収集そのものに使用するというよりは、他に読者が知りたい情報や足りない部分がないかを確認するときなどに使うことをおすすめします。

関連キーワード・サジェストキーワードを活用する

情報収集する時に時間の短縮にもなり役に立つのが、関連キーワードとサジェストキーワードを活用することです。

関連キーワードとは、検索結果画面の下に表示されているキーワードです。

読者が求めている情報のキーワードが隠れている部分になるので、有益な情報を得られやすく、読者の満足度につながります。

次にサジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに一緒に表示されるワードのことです。

読者はひとつのキーワードだけでなく、再度一緒に表示されたキーワードで調べる可能性があります。

再度調べるキーワードの部分も情報収集をしておくことも、満足度につながります。

関連キーワードやサジェストキーワードを使い、効率よく情報収集の量を増やすことが大切です。

電子書籍、雑誌で情報収集

執筆する内容やジャンルによっては、インターネット上ではあまり情報を集めることができない場合があります。

その場合には、関連書籍や雑誌などを使って情報収集することもおすすめです。

書籍や専門の雑誌は、個人や企業が体験や調査などをもとに発行しているため、インターネットに比べ信憑性が高い情報を得ることができます。

電子書籍や雑誌であれば、タブレットやスマホでも読むことができ、とても便利です。

図書館を利用しよう

書籍や雑誌で情報収集をする際には、本屋ではなく図書館がおすすめです。

たくさんの本がある中から情報を集めることで、より広い視野で情報収集をすることができます。

また、書籍などを購入する費用や、図書館に行く時間や手間をかけない方法としては、電子書籍を扱っている図書館を利用することです。

自治体の公共図書館における「電子書籍サービス」を実施している電子図書館は全国に369館あるので、ぜひ利用してみてください。(2023年1月1日現在)

参考:電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館 電流協 (aebs.or.jp)

新聞で情報収集

新聞を読む人は減ってきているといわれますが、新聞も情報源になります。

時事ネタや経済のジャンルなどを執筆する場合は、社会情勢に関しての情報が必要であるため、新聞から情報を集めているWEBライターも多いと思います。

しかし、実際に新聞すべてに目を通すとなると、時間がありません。

効率よく新聞から情報収集をするには「見出し」をチェックし、自分が執筆するジャンルや記事に関係のありそうなものをピックアップすることが必要です。

紙の新聞はとっていないという人でも、各大手新聞社が電子版を配信しているので、必要に応じて読んでみるのもおすすめです。

ニュースアプリで情報収集

新聞などで効率よく情報を集めたい人におすすめなのは、スマホのニュースアプリです。

ニュースアプリを使用すると電車やバスなどで移動時間に、幅広い情報の中から必要な情報を手軽にチェックすることができます。

チェックしておいた内容をもとに、まとまった時間を使って執筆すれば効率よく時間を使うことができ、とてもおすすめです。

SNSで情報収集

情報収集に活用できるSNSは以下の3つです。

  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook

SNSでは主に口コミやトレンド情報を集めることができます。

キーワードで検索すると、読者の悩みや疑問が表現されていることも多く、記事の内容に含めると良い事がわかりやすくなります。

また、記事に説得力を持たせるための口コミを集めることもできるため強力な情報源になります。

WEBライターが情報収集する際の注意点とは

ここまで、情報収集する方法を具体的にお伝えしてきました。

最後に、情報収集をする際にどのようなことに注意するべきか説明します。

GoogleChromeのシークレットモードを活用する

インターネット検索をする際には、GoogleChromeのシークレットモードを使用するのがおすすめです。

シークレットモードとは、インターネット検索した際に履歴が残らない検索モードのことです。

シークレットモードで検索しない場合、これまでの検索履歴や閲覧履歴の内容に沿った検索結果が表示されてしまい、客観的なデーターではなくなってしまいます。

客観的で純粋な検索結果を入手するためにもシークレットモードを活用しましょう

内容を理解してから執筆する

集めた情報をもとに効率よく執筆していく上で、内容を理解しておくことは大切です。

内容を理解せずに、曖昧なまま執筆を行うと、噓の情報を書いてしまったり、参考サイトからのコピペ率があがったりしてしまいます。

その結果クライアントから修正依頼を受けることも多くなってしまいます。

記事のクオリティを下げることになってしまうので、内容はきちんと理解した上で執筆しましょう。

参考サイトは参考にしすぎない

情報収集を行う際に、検索上位の記事を参考にすることはよくありますが、参考にしすぎないことも大切です。

理由としては、参考サイトを読み込みすぎることで、執筆時に影響をうけてしまうことがあるからです。

もちろん参考にする検索上位のサイトの内容を、コピーアンドペースト(コピペ)するのは、著作権の点からも禁止です。

コピペしていなくても、影響を受けた結果として記事が似すぎてしまい、コピペチェックに引っかかってしまう可能性もあります。

信頼性が低いとみなされると、質の低い記事と評価されてしまうので、気を付けましょう。

WEBライターの情報収集:執筆よりリサーチに時間を使おう!:まとめ

この記事では、WEBライターの情報収集について解説してきました。

本記事のまとめは以下のとおりです。

  • WEBライティングする時に最初にするのが情報収集であり、正確な情報を集めることが大切
  • 正確な情報を集めるためには、権威性、信頼性の高い情報源を使用して調べ、最新の情報であるかも確認する
  • より効率よく情報収集するためには、インターネット検索だけでなく、その内容やジャンルにあわせて、書籍や新聞、Yahoo!知恵袋、ニュースやSNSも使用する
  • 情報収集において客観的な検索結果を手に入れるため、シークレットモードの活用をする
  • 質の高く、満足度の高い記事を執筆するために、集めた情報の内容を理解して執筆を行い、参考サイトに頼りすぎないようにする

 今回は、WEBライターの情報収集のすべてをお伝えさせていただきました。実体験をもとにした、本当に役立つ情報収集のノウハウなので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

かきすく編集部のアバター かきすく編集部 WEBライター・WEBディレクター

かきすく編集部。副業や在宅ワークでWEBライターに興味を持ってくれた方に、実体験の生々しい副業WEBライター体験談を解説。ウィビー助手はかきすく編集部の執筆をサポートする。

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