WEBライターの始め方:副業未経験、初心者からの稼ぎ方を徹底解説!

ウィビー助手

今回の記事は、WEBライターになりたい方へ向けた『WEBライターの始め方マニュアル』です。

『WEBライターは在宅の副業として始めやすい』
『好きなことを執筆して稼げるライターに憧れがある』
『WEBライターは未経験者がフリーランスとして働きやすい職種

このような理由から、現在WEBライターになりたい人が増えています。

WEBライターをやってみたいけど始め方がわからない方も多いでしょう。

このような疑問を持つ方へ向け、WEBライターの始め方を具体的にまとめました。


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サイト運営者のウィビーと言います。よろしくお願いします。
目次

初心者WEBライターの始め方6ステップ

初心者WEBライターの始め方6ステップは以下のとおり。

  1. パソコンとWi-Fiを用意する
  2. クラウドソーシングに登録する
  3. サンプル記事を執筆する
  4. 案件に応募する
  5. 案件
  6. 納品

それぞれ解説します。

パソコンとWi-Fiを用意する

スマホで文章を書くこともできますが、WEBライターの仕事はパソコンがあった方が良いです。

その理由は以下の3つ。

  1. 効率良く早く書ける
  2. パソコンを持っている人しか応募できない案件がある
  3. WordPressへの直接入稿など、パソコンがないと難しい仕事がある

案件の中にはスマホのみでできる仕事もあります。

試しに始めてみる段階ではパソコンなしでも大丈夫です。

しかし、パソコンがあった方が仕事の幅が広がります

Wi-Fiに関しても、なくても仕事はできますが、WEBライターはリサーチする事が多いのでネットにつなぐ時間が長くなります。

パソコンとWi-Fiがない方は、WEBライターの仕事を続けていけそうと思った段階で購入する事をおススメします。

クラウドソーシングに登録する

クラウドソーシングとは企業が不特定多数の人に業務を委託すること。

つまり、クラウドソーシングサービスを利用することで、『仕事を依頼したい人』と『仕事をしたい人』がマッチングできるサービス。

クラウドソーシングに登録すると、プロフィールの入力が必要になります。

『WEB関係の資格やアピールポイントがなくてプロフィールが書けない』

と不安になる方もいるのではないでしょうか?

しかし、依頼人が求める人材は様々

WEBライターが未経験でも、他の自分の経験をアピールすれば大丈夫です。

これまでやってきた仕事や得意な事を記入しましょう。

今後挑戦したいジャンルや、勉強中のものがあれば記入するのも良いです。

プロフィール画像の登録

プロフィール画像は顔写真の方が信頼されやすいと言われています。可能であれば写真を使いましょう。

案件に応募した際、複数の応募者がいる時にはプロフィールで選ばれることもあります。

しっかり自己アピールができるプロフィールを作りましょう。

サンプル記事を執筆する

クラウドソーシングに登録できたら、サンプル記事を作成しましょう。

WordPressを使えるようになると実際に案件をする時に知識が役に立ちます

WordPressの利用手順
  • 独自ドメインのサイトに登録してドメインを取得する(インターネット上の住所のようなもの)
  • ムームードメインお名前ドットコムなどサーバーのサイトに登録して独自ドメインをサーバーに設置する
  • エックスサーバーヘテムルサーバーロリポップサーバーなどサーバーに設置したドメインをSSL化する
  • (インターネット上のデータを暗号化する事でセキュリティを向上できます。登録したサーバーのサイトから設定できます。)
  • サーバーのサイトを通してWordPressをインストールする
  • WordPressのアドレス設定をhttpからhttpsに変更する
  • 好きなデザインを選び記事を作成して利用をはじめる

難しくて挫折しそうと思った方も、ここで諦めなくて大丈夫

いきなり自分のサイトを持つのはハードルが高い方は、アメブロや楽天ブログなど、無料ブログサイトでひとまず記事を書いておくのも手

ブログサイトの準備ができたら、さっそく記事を書いてみましょう。

記事作成の手順

記事作成の手順は以下のとおり。人それぞれですが、自分に合ったものを取り入れてください。

  1. 得意な分野からジャンルを決める
  2. 検索されそうなキーワードを決める
  3. メインタイトルを1つ決める
  4. 見出しを3つほど決める
  5. 結論→理由の順番を意識して、キーワードを意識しながら執筆する
完成のイメージ
メインタイトル↓
導入分↓
見出し1本文↓
見出し2本文↓
見出し3本文↓
まとめ
記事作成はざっくり言えばこの手順で作成されます!

サンプル記事が難しいなら本に頼ろう

執筆が難しいと感じた方は本を読んでみましょう

WebライターはSEO(検索エンジン最適化)を意識した記事の執筆が求められます。

そのためSEOの知識も勉強が必要です。

悩んだらとりあえず下の3冊がおすすめ。

  • 沈黙のWebライティング
  • SEOに強いWebライティング 売れる書き方の成功法則64
  • 1時間でわかるWebライティング

沈黙のWebライティング

沈黙のWebライティングはページ数が多く、一見初心者向けでないと感じる方も一定数いますが、図解が充実しているのに加えて漫画形式となっており、本そのものに慣れていないという人に向けてもおススメの1冊となっております。

「SEOに強いWebライティング売れる書き方の成功法則64

Webライティングにおいて、SEOを学ぶことは必須です。

1冊目・2冊目と同様に、初歩的な内容もしっかりと書かれている本なので、初心者にピッタリの1冊となっております。

この本で具体的に学べることの1つに「キャッチコピー ライティング」があり、ここ次第で、検索順位に大きく影響します。

よって、SEOを学びユーザーの検索意図にあったライティング力を付けたいと思っている人におすすめの書籍となっております。

「1時間で分かるWebライティング」

この本の大きな特徴は、タイトルにもある通り、1時間で読み切れるという点です。

Webライターの基礎事項を短時間で抑えたい人にピッタリの書籍となっております。

案件に応募する

サンプル記事までできたら案件に応募してみましょう。

案件の中に『初心者歓迎』『マニュアル完備』などと書かれているものは初心者でも採用されやすいです。

採用されるためには提案文も重要

提案文でよく聞かれること
  • 挨拶
  • 応募の理由
  • 自己紹介
  • 自分のどのような経験がその案件に貢献できるのか
  • 作業できる時間、週何記事書けるかなど納期について
  • 意気込み

など、ていねいに作って誤字がないか見直してから送信しましょう。

案件を行う 

採用が決まったら、まずはマニュアルをしっかり読んでください。

案件によっては細かい書き方や構成が決まっているものもあります。

マニュアルをしっかり見て指示通りに書くことが大切。わからない事は遠慮せず質問しましょう。

日数がかかる案件の場合は、進捗状況をこまめに連絡することも大切

納品

記事が完成したら下書きに保存し、納品します。

納品の仕方も案件によって指示があるはずなので、マニュアル通りに進めましょう

納品後は修正の依頼が来ます。

慣れないうちは修正箇所がたくさんあるかと思いますが、快く引き受けて修正しましょう

WEBライターの働き方

ここでは、具体的にどのようにWebライターとして活動していくのかを解説していきます。

今回この記事では、主に3つの働き方を紹介します。

1つ目は「副業Webライター」。2つ目は「フリーランスWebライター」。3つ目は「正社員Webライター」となりますので、順番に紹介します。

副業WEBライター

まず1つ目は副業Webライターについてです。副業Webライターとは、本業とは別に副業という形で、SEO記事などを書いたりするライターのことです。

今の時代、本業だけに縛られたくないという理由で副業として、Webライターとして活動する人が増えています。

ですが、副業Webライターには最大の問題があり、それは時間の使い方です。

ライティングに関するスキルを持っている上で始める人と、そうでない人もいます。

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特に、スキルを持っていない状態で始めるのは、ライターとして成長するのにかなりの時間を必要とします。

よって、副業Webライターとして活動すると決めた際は、日々の時間の使い方を意識して過ごしましょう。

フリーランスWEBライター

次にフリーランスWebライターについてです。フリーランスWebライターとは、本業を持たずに、Webライター1本として活動しているライターの事です。

フリーランスWebライターは、ライター1本として活動しているので、起きる時間も働く時間も自由です。好きな時に起きて好きな時に働くというライフスタイルなので、時間に縛られない生活を送りながら、ライティング活動に打ち込むことができます。

正社員WEBライター

最後に正社員Webライターについてです。正社員Webライターが副業Webライターと大きく異なるのが、本業を「正社員」として活動しているかどうかということです。

つまり、正社員の場合、副業Webライターよりも時間の使い方が重要となります。

本気でライターとしても一定の収入を稼げるようになりたい場合、仕事の休憩時間・土日(休みの場合)を駆使することが必須となります。

WEBライターの仕事内容

ここでは、Webライターとは何か・具体的にどのような仕事内容なのかという2点について解説していきます。

Webライターとは、Webサイト用の文章を書いたり、記事を作成することによって報酬をいただく職業の事です。

Webライターの仕事内容は、例を挙げるときりがないくらい存在します。なので、この記事では主に「SEO記事・コラム記事の執筆」、「Youtube台本の執筆」の2点について解説していきます。

SEO記事・コラム記事の執筆

SEO記事とは、ユーザーの検索意図にあった情報を盛り込むことでGoogle検索エンジンにかけた際に上位表示を狙うための記事です。

このSEO記事が重要とされている理由の1つとして、ユーザーのニーズに応えた内容が書かれない記事が多いからです。

例えば、魚のさばき方の記事を読みたいと思い、実際に開いてみると、魚の餌の付け方が書かれている記事があるとします。

そのような記事は、ユーザーの思いである「魚のさばき方を知りたい」とは全く関係のない記事となり、検索意図にあっていないと言えます。

以上の例を踏まえて、ユーザーのニーズに応えた記事を作成するためにも、検索意図にあったSEO記事を書くことはWebライターの使命であると言えます。

コラム記事

コラム記事とは、ライターの感想や意見が分かりやすいのに加えて、短く表現された文章が書かれている記事です。

コラム記事が重要とされる理由の1つとして、企業のHP(ホームページ)で使われることがあるからです。

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HPでコラムを用いる目的は、ユーザーに価値ある情報を提供し、購買意欲を掻き立てることです。

このことを考慮しない文章では、ユーザーが満足しないどころか、すぐに別のページへ移ってしまうことにも繋がります。

よって、ユーザーの購買意欲を高め、心を動かすという目的のためにも、Webライターがしっかりコラム記事を書ける必要があると言えます。

Youtube台本の執筆

次に、Webライターの仕事内容として2つ目に紹介した、Youtube台本の執筆についてです。ここではYoutube台本の執筆をどのような流れで進めていくのかという点について解説していきます。

初めに、Youtube台本の執筆を進めていく流れについて解説します。大きく分けて4つのステップに分けて進めていきます。

1情報収集→2動画構成の立案→3執筆→4清書

このような流れとなっております。それぞれのステップの内容について解説していきます。

ステップ1:「情報収集」

まずステップ1の「情報収集」についてです。ここでは主に、今回作成する動画を見たいと思う視聴者はどのような情報を知りたいのか・何のためにこの動画を見るのかといった情報を集めてきます。

個人的には、ここが8割と言っても良いくらい、ものすごく重要なステップだと考えています。

このように考える理由は、自分が動画の視聴者と考えてみた時に、何を意識しているかを考えた時に、面白さや満足感が真っ先に浮かんだからです。

以上の事からも、視聴者に面白さや満足感を与えるためにこの「情報収集」というステップはものすごく重要なステップであると私は考えます。

ただし例外として、知りたい情報があるから見ているわけではなく、Youtuber自体が好きで動画を見ている人にとっては、内容が全てでは無いと思います。

ステップ2:「動画構成の立案」

次にステップ2の「動画構成の立案」についてです。ここでは、この動画で何について話すのかを大まかに決める作業となっています。ステップ1で調べた情報を基に、動画内で何についてを、どのような順番で話したりするのかについてをこのステップで考えます。

もしこのステップがないと、話が脱線するケースが多発するという問題があります。

例えば、SNSで収益化をするためというテーマの動画があり、その中身としてラインで収益化する方法について解説している場面があるとします。

ここでは、ラインについてを解説していたのに、いきなりインスタ集客の話になると、「え、ラインについての話をしていたんじゃないの?」という疑問を持つ人がほとんどでしょう。また、実際に話をしている当の本人も「あれ、今何についてはなしてるんだっけ?」となることもあります。

この動画では、ラインの収益化についての話・インスタ集客についての話を両方する予定だった場合、まずしっかりラインの話を完結させてからインスタの話に移ると、視聴者は混乱しないで済むでしょう。

このように、まずラインの話をして、その次にインスタ集客についてを説明するという構成を決めてから話を進めることで、話の流れがスムーズに進みます。

以上の例からも、視聴者のためだけでなく話をしている当の本人のためにも、動画の構成をしっかり立てることは、ものすごく大事なステップと言えます。

ステップ3:「執筆」

次にステップ3の「執筆」についてです。このステップは非常にシンプルで、簡単にまとめると、ステップ1で収集した情報と、ステップ2で立てた構成を基に、話の内容を書いていくという作業となります。

この作業をするにあたって注意した方が良いポイント2点について解説します。

1つ目は、時間をかけすぎないということ。そして2つ目はどんな内容について話しているのかを視聴者に分かってもらうために、PREP法を使うということです。

まず1つ目の時間をかけすぎない事についてです。具体的には、正しい日本語にするために時間をかけすぎない方が良いということです。ここについては、ステップ4の「清書」が関わっているため、そちらの方で詳しく解説します。

そして2つ目のPREP法を使うことについてです。この「PREP」というのは、Pが結論(要点)、Rが理由、Eが具体例や実体験、そして最後のPは最初のPと同様に、結論です。まとめると、結論を先に述べて、その理由を解説し、その理由に信憑性を保たせるために具体例を示し、最初の結論で締めるという流れです。

このPREP法は、長い歴史の中で、人に分かりやすく伝えるために効果的であることは証明されているため、安心して使ってもらえればと思います。

ステップ4:「清書」

そして最後にステップ4の「清書」についてです。ここでは、具体的にどのようなことをするのか・そしてなぜ清書が必要なのかという2点について解説していきます。

はじめに、清書ではどのようなことをするのかについてです。ここでは主にステップ3で執筆をした文章や内容の抜け漏れがないかどうか、日本語的に正しいかどうかを確認する作業となります。

これらを確認するうえで、特にやってほしい事が1つあります。それは、声に出して読んでみることです

なぜ、執筆した内容を確認する際に声に出すということが大切なのかを解説します。

それは、声に出して読んでみることで、些細な日本語のミスに気付くことができるからです。

些細な日本語のミスを訂正せずに本番を迎えると、実際に喋る人は確実に間違えた日本語表現のまま喋ってしまいます。

これによる最大の被害は、編集者のカット作業です。編集者はそれだけでなく、実際に撮ってみていらなくなったところをカットしたり、テロップを貼り付けるという作業もあるため、ものすごい労力が必要となります。

よって、Youtube台本を作成するWebライターが清書を徹底することで、事がスムーズに進行します。

WEBライターを始める上で案件を獲得するには?

WEBライターが案件を獲得する上で重要なことは以下のとおり。

  • 報告・連絡・相談を数日に1回は行う
  • 応募文章を見直す
  • ブログを始める

それぞれ解説します。

報告・連絡・相談を数日に1回は行う

信頼できるWEBライターだと認識してもらうことで、評価が高くなったり継続案件がもらえることもあります。

クラウドソーシングを通して行う案件は、ネット上で全ての取引が完了する仕事がほとんどです。

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顔が見えない取引のため、信頼関係を築くにはこまめな連絡が必要です。

報告・連絡・相談がきちんとできるWEBライターは案外少ないと言われています。

こまめに報告し、発注元からの連絡にはなるべく早く返信しましょう。

応募文章を見直す

案件によって相手が求めている情報は変わります。

相手が求めている情報が応募文章に書けているか、見直すことで採用率がアップ。

テンプレートの応募文章は採用されにくいとも。

自分である程度の応募文章のパターンを作っておくことは可能ですが、コピペの文章は相手にもわかってしまいます。

作った応募文章がその案件に合っているのかどうか、今一度見直してみましょう。

ブログを始める

ブログを書いてポートフォリオ(作品集)としてプロフィールで紹介することで、案件を獲得しやすくなります。

自分の文章作成能力や得意な分野をアピールできるためです。

ウィスパー

また、WordPressでブログを開設すると評価が高くなります。

WordPressを扱えるポイントは初心者WEBライターには大きな武器

記事数をこなして執筆能力を上げるためにも、ブログを始めることをおススメします。

マニュアルを守る

クライアントから任されたライティングには多かれ少なかれマニュアルがあります。

このテーマや構成で書いて欲しい、という内容に言及したものから、文字数は〇〇文字以上見出しは〇個以上作成、といった書き方に言及される場合もあります。

マニュアル通りに書けないwebライターはクライアントの信頼を損ないかねないため、

仕事を任されたからには100%マニュアルに沿った記事を作成しましょう。

また、クライアントの作成したマニュアルは、読者に読んでもらいやすい記事を目指して作られています。

そのため、マニュアル通りの書き方をマスターすればあなたの書いた記事もより多くの読者の目に留まるようになります。

マニュアルに従いながらいろいろな技術を取り込んでいきましょう。

クライアントの発注目的を知る

Webライターの仕事の多くはクライアントから依頼された内容にあわせてライティングをすることです。

使用するキーワードやどういった読者に向けて発信されるかなど、その都度指示があります。

執筆を終えて自分の文章を読み返した時、クライアントが望むような文章に仕上がっていますか。

これは文章の善し悪しではなく、内容が指定されたものから大きく逸脱していないかということです。

どんなにいい文章が書けても、クライアントの目的を汲めていなければ意味がありません。

WEBライターを始める上で身につけておきたいスキル

WEBライターを始める上で身につけておきたいスキルは以下になります。

  • タイピングスキル
  • SEOスキル
  • リサーチスキル
  • 文章力
  • WordPressスキル

タイピングスキル

文字を早く打てるようになると時間効率が上がり収入アップに繋がります

スマホで文章を書くこともできますが、慣れるとパソコンの方が早いです。

キーボードを見ずに入力する『タッチタイピング』ができるようになると、さらに便利。

タッチタイピングの練習法

キーボードのFとJに人差し指を置く
この2つのキーには出っ張りがあり、慣れると下を見なくても感覚でこのキーに指を戻せるようになります。

キーボードを見ずに、ひらがなで「あいうえお」をひたすら打ち込む

「あいうえおかきくけこ…」と五十音を打ち込む
2週間でタッチタイピングがかなりできるようになりますよ!

1日10分でも、時間があればぜひ練習してみましょう。

SEOの基礎知識

WEBライターは、検索エンジンで上位になる記事の執筆が求められます

アクセス数が増えて広告クリック数なども上がり、発注元の収益が上がるためです。

ウィミー

SEOの基礎知識を身につけることで、検索エンジンで上位表示されやすい記事を書けるようになるわ。

SEOの基礎知識は主に書籍で勉強できます。

  • SEO対策のためのWebライティング実践講座
  • 10年つかえるSEOの基本

などが人気です。

ただし、SEO対策はどんどん進化していきます。

Webライターを始めた時にだけ勉強するのではなく、継続して新しい情報を仕入れていくことが大切

リサーチスキル

WEBライターは高い情報収集能力が求められます。

実際にライティングを始めると、執筆する時間よりも情報収集をしている時間の方が長くなることがほとんど。

誤った情報を提供しないように、しっかり情報収集をしましょう。

読者にとってわかりやすい記事を書くことが、SEO対策にも繋がるとも言われています。

正確な情報をわかりやすくまとめることが必要。

また、たくさんの情報を仕入れることで多彩な文章が書けるようになります。

プロライターは、参考記事から独自の切り口・体験談で魅力あふれる文章を執筆します。

普段からたくさんの情報に触れることを意識して、切り口の幅を広げましょう。

文章力

わかりにくい文章は、すぐに読者がページから離れてしまいます。

そのためWEBライターは子供でもわかるような読みやすい文章を書くことが求められます。

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正しい日本語と魅力的な文章は、本を読んだりブログ記事をたくさん執筆することで身に付きます。

文章作成能力アップにおススメな本

文章力の基本 
簡単だけどだれも教えてくれない77のテクニック
セールスコピー大全
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

WordPressスキル

案件によってはWordPressへの直接入稿をお願いされることがあります

スキルを身につけることで案件の幅が広がるので、ぜひ知識を習得しましょう。

YoutubeなどでWordPressの始め方を検索して動画を見ながら実際に使ってみるとわかりやすいです。

WordPressの使い方は動画でも学べます!

自分でWordPressをインストールして使うのも手ですが、中にはWordPressのマニュアルもついた案件も。

仕事をしながらWordPressの使い方が学べる案件はスキルアップに良い機会なので、挑戦することをおススメします。

WEBライターのリサーチ時のよくある悩みと対処法

Webライティングは「リサーチ8割・執筆2割」と言われるほど、リサーチはとても重要です。

リサーチとは「検索する」という意味で、Webライターのリサーチは発注者(クライアント)から指定されたキーワードを検索エンジン(Google、Yahoo!など)の検索窓に入力して検索し、必要な情報を得ることです。

キーワードを簡単に言えば、あなたがネットで「何かを検索するときに、検索窓に入力するワード」のことです。

たとえば「Webライター 未経験」「Webライター 報酬」など、クライアントや執筆内容によってキーワードは異なります。

もし、リサーチに慣れていないと次の問題が起こります。

  • リサーチに時間がかかる
  • リサーチ中に迷子になる

専門用語がわからず、調べていくうちにドンドン深みにはまって、何を検索しているのかわからなくなることです。

このように慣れないと時間ばかり過ぎて、執筆が思うように進まないことがあります。

ここではリサーチ時によくある悩みをご紹介しますが、その前にWebライターの仕事について簡単に説明します。

まず、Webライターの仕事で、一般的な案件を受注した場合の流れを以下の表で説明します。あくまで目安になるので案件ごとにマニュアルがあります。

1採用Webライターの募集案件に応募して採用される
2キーワードクライアントから執筆に必要な「キーワード」を指示される
3リサーチキーワードについて必要な情報をリサーチする上位10位までのサイトを見るタイトル・見出しをコピペするかメモ用紙に書き出すユーザーの悩みを調べるユーザーの悩みを深掘りして調べてみる上位表示されてサイト記事の共通点を調べる付加価値のある内容を調べる(重要!)
4タイトル・見出しの構成リサーチした内容を元にタイトル・見出しの構成を考える
5執筆構成に基づき文章を書く
6初稿(しょこう)書き終わったらクライアントに提出して確認してもらう初稿は納品ではなく、確認段階なので勘違いしないように注意しましょう。
7修正修正があれば見直して再提出する
8納品問題がなければ納品となる

以上が大まかな流れになりますが、このことを踏まえて、リサーチ時のよくある悩みと対処法を3つご紹介します。

【悩み①】リサーチしても執筆時に内容を忘れてしまう・・・

執筆時によくある悩みとして「リサーチ内容を忘れてしまう」ことがあります。

これは、リサーチした内容を覚えていないことが原因ですが、なぜ覚えられないのでしょうか?

それには、いくつかの要因があります。

  • 未経験のジャンルを調べる
  • キーワードを手当たり次第に調べている
  • 掲載されるサイトやクライアントの意図を理解していない
  • リサーチ内容をあとから書きやすいようにまとめていない
  • リサーチ量が多すぎて覚えきれない

特に未経験の方はこのような状況になりやすく、忘れてしまいがちです。

対策として「キーワードに対して必要な情報だけをリサーチする」ことで、必要な情報だけを収集できれば文章は十分書けるので時間短縮にもなります。

また、Webライティングにおけるキーワードとは、記事を掲載するサイトによって違いますが、ユーザーがネットで何かを調べるときに「検索窓に入力する言葉」を意味します。

多くの読者に読んでもらうためには「頻繁に検索されている言葉」を調査しなければならず、キーワード選定には少し専門的な知識が必要です。

キーワード選定とは、ユーザーが検索している単語や固有名詞を調べて、決めることです。

そのため、冒頭の表にもあるように、キーワードはクライアントが指示を出すことが一般的ですが、中には「キーワードは自分で考えてください」と言われるケースもまれにあります。

しかし、キーワードはよく検索されている言葉を調査する必要があるため、未経験の方は「キーワードの指示をもらえる案件に応募する」ことをおすすめします。

キーワードは、次のように指示が出ます。

  • Webライター 未経験
  • Webライター 文字単価

と言った感じで、クライアントが掲載サイトに合ったキーワードを選定し、指示してくれます。

その後、ライターは指示されたキーワードをリサーチするのですが、このときに重要なことは「キーワードに沿った内容を的確にリサーチする」ことです。

的確にリサーチするとは、必要以外の情報をリサーチしないことで、リサーチで表示されたサイト情報を網羅する必要はありません。

そんなことをすれば膨大な情報量になってしまうため、クライアントの意向に沿っておらず、自分でもうまく整理できないし、順序だてて要点を覚えられません。

そのため、要点を覚えていないから次の言葉が出てこなくなり、書く手が止まります

こうなると再度リサーチし直すか、リサーチしながら執筆しなければならず、必要以上に時間が掛かります。

これが「Webライターは時給換算すると単価は安い」とか、「労働条件はブラックだ」と言われる理由です。

また、Webライティングをはじめた頃は、ライティングに必要な専門用語や書き方などを覚えて、さらにリサーチ内容も覚える必要があります。

ここで言うライティングに必要な専門用語とは、一例ですが次のような用語です。

用語意味
レギュレーション書き方の注意事項
PREP法(プレップ法)書き方の法則
WordPressWebサイトを視覚的に作れるソフト
出典、引用、参考外部サイトの画像や文章を使用する場合に用いる言葉
ペルソナ執筆対象の人物像をイメージして、明確に設定すること

この他にもたくさんの専門用語がありますが、ライターであればこれらの用語の意味を基礎知識として覚えることは必須です。

そのため、専門用語がわからなければキーワード以外のリサーチに時間を取られたり、手が止まったりして理想の時間に書き上げられません。

私もWebライティングをはじめた頃は、同じような状況が続いたので大変でした。

しかし、空き時間に専門用語を調べてインプットすることで、リサーチに専念できるようになり、内容を忘れることが減りました。

このように、本格的にWebライターをはじめる前にWebライティングに関する本やYouTube、ネット記事などを読んでライティングとはどういうものか、専門用語や業界用語を覚えて慣れておくこともリサーチ時間短縮に効果的です。

そうは言っても、結局はリサーチ内容をインプットしておけば忘れることはないので、自分の覚えやすい方法で行いましょう。

【悩み②】リサーチってどこまでやれば良いの?

リサーチに費やす時間は「30分程度」を目安に行いますが、これには理由があります。

論文や参考書、辞書のように「特定のもの」について説明する場合は、言葉の意味や予備知識など深掘りして、読者により詳しく分かるように説明することが求められます。

しかし、Webライティングの目的は「読者の悩みを解決すること」なので、読者の悩みに関することだけに焦点をあててリサーチすれば問題ありません。

また、リサーチに時間がかかったり、とめどなくリサーチをしたりする方の特徴として次の点が挙げられます。

  • 探求心の強い方
  • リサーチすることが大好き・趣味にしている方
  • わかりやすく説明しようと言葉の意味などをしらみつぶしに調べる方
  • 案件の文字数をクリアしようとだけ考えている方

この内一つでもあてはまる方はリサーチ時間が長めです。

無制限にリサーチをすることは決して悪いわけではありませんが、目的はキーワードに沿った文章を書き、読者の悩みを解決することなので、無制限にリサーチすることは目的に反しています。

しかし、クライアントが募集している案件(募集内容)によっては、専門的な知識や情報が必要になる文章もあります。

例を挙げて説明します。

  • キーワード:太陽光発電 原理
  • 記事の目的:世界中をターゲットに、太陽光発電システムの販売を目的とする

業界経験者であれば、基礎知識や自分の意見を盛り込んだ文章を書けますが、未経験の場合は以下のような内容をリサーチしなければなりません。

  • 専門用語の意味
  • 太陽光発電の仕組み
  • 開発に至った経緯
  • 市場規模
  • 各国のエネルギー資源の状況
  • 太陽光発電のメリット・デメリット
  • 販売価格
  • 設置に関する条件
  • 法律関係 など

リサーチ内容は多岐に渡るため、30分では到底リサーチできません。

このような場合を除き、一般的な案件では次のようにリサーチします。

  • キーワード:Webライター 文字単価
  • 記事の目的:Webライターを目指している人向けに文字単価を紹介する記事

リサーチ内容は以下の通りです。

  • Webライターの仕事の種類
  • Webライターの文字単価
  • Webライターが受注している仕事の形態

この程度のリサーチであれば、30分程度で終わらせることができるので執筆は十分可能です。

しかし、これ以上枝分かれしたリサーチを行うと到底30分で終わることはできないし、執筆内容も目的から外れて、何について書いた記事なのか読者が混乱しかねません。

そのため、リサーチはキーワードと記事の目的を正確に把握できれば、あてもなくリサーチすることもありません。

また、慣れていないとリサーチ範囲も決めづらいので、時間を一つの目安として「30分程度」で終わる範囲をリサーチすることです。

具体的な方法として、次のことを実践しましょう。

  • スマホなどで30分をタイマー設定する
  • 時計で何時何分までに終わらせると決めてからリサーチをはじめる
  • 要点だけを集中してリサーチする
  • ダラダラとリサーチしない
  • キーワードと関係のないリサーチはしない
  • 枝分かれした予備知識のリサーチは必要以上にしない

これらのことに注意して実践すれば次第に習慣となり、誰でも30分程度でリサーチができるようになります。

【悩み③】リサーチしたはずなのに文章執筆が進まない・・

これもよくある悩みですが「リサーチしたはずなのに、執筆が進まない」ことです。

そこで、おすすめの対策法は「箇条書きでメモする」ことです。

リサーチしただけでは執筆時に忘れたり、順序がまとまらなかったりするので、次の点に注意してメモを取りましょう。

  • 箇条書きにする
  • 要点を書き出す
  • 執筆の順番に並び変える

これらのことを実践するだけでスラスラ書けます。

また、箇条書きにすることで、要点がまとめられており、他者の文章をマネることもないし、表現が同じになることも防げます。

リサーチしたはずなのに、執筆が進まない原因は、リサーチがメインの仕事になっているからです。

これはWebライティングに限らず、今の職場や学校でも同じような状況に陥っている方もいるのではないでしょうか?

  • 資料作成を依頼されて、リサーチしたけど文章が書けない
  • 資料をまとめなければいけないが、思うように書けない
  • レポートの提出があるけど文章が書けない

このような状態の多くは、データや資料が順序だててまとまっていないことが原因です。

ライティングも同じで、どれだけリサーチしても書きやすいようにまとめていなければ、思うように書けません。

そのため「リサーチしたはずなのに・・・」次に何を書いてよいのか分からなくなって手が止まります。

また、いきなり本文から書こうとしても、なかなか書けません。

そこで知っておいてほしいことは、執筆をする前に下図のような見出しを作成することです。

このような見出しを先に作成すれば、あとは見出しにあったリサーチ内容を書くだけなので、手が止まることもなく最後まで書けます。

また、よくある初心者の書き方は、リサーチサイトを見ながら執筆することです。

見ながら執筆すると、他者の文章に引っ張られて似たような文章になる傾向にあり、自分では書かないような表現になりがちなので、その部分だけ違和感があります。

そのため、コピーと間違われる恐れもあるので、サイトは見ずにオリジナルの文章を書きましょう。

また、リサーチした内容の要点は箇条書きにしますが、手書きでメモするのか、パソコンに入力するのか、自分のやりやすい方で構いません。

とにかく要点を順序だてて箇条書きに書いておけば良いのです。

リード文・本文・まとめの3種類を頭に入れよう

Webライティングには型があり、リード文・本文・まとめを意識して書くようにしましょう。

そう言われても漠然とし過ぎて、何を言っているのか理解できないと思いますので、それぞれ詳しく解説します。

リード文とは

リード文とは、Webサイト(インターネットで同一のドメインを持つ複数のWebページの集まり)のページでタイトルの下に書いてある文章のことです。

簡単に言えば、「本文の内容には、このようなことが書いてありますよ」と本文の内容が分かる文章のことで、読者の理解を助けるはたらきがあり「導入文」とも呼ばれます。

文字通り、タイトルから本文を読んでもらうまでの橋渡しや誘導する役割を持っており、読者もイメージしやすく、本文を読まなくても大まかな内容を把握できるように書きます

たとえば「桃太郎」を参考にリード文の例を紹介します。


【リード文】

時には、自分一人の力では乗り越えられない困難に直面することがありますよね。でも、心強い仲間がいれば、どんな難題も乗り越えられるかもしれません。そんなあなたにぴったりの物語があります。

それは、昔々、あるおじいさんとおばあさんが川で見つけた桃から生まれた、不思議な力を持つ少年「桃太郎」の物語です。桃太郎は、悪しき鬼たちが住む島に、仲間たちと共に立ち向かいました。この物語を読めば、どんな困難も乗り越える勇気と、仲間との絆の大切さを学べるでしょう。

もし、今、何かに悩んでいるなら、桃太郎の物語に隠されたメッセージを見つけに行きませんか?共に困難に立ち向かう仲間の力と、勇気をもたらすこの物語が、あなたに新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずです。


これだけで「桃太郎が鬼退治をする内容だな」ということがわかりますが、これだけでは全体像がわからず、さまざまな疑問点が出てくるので、読者は本文を読んでみようと意欲をかき立てられます。

リード文章で意識することは以下になります。

①文字数は200~300文字程度

②冒頭には読者がもつ疑問や悩みを表現する。

③最後は本文を読んでもらえるような一文にする。

④セールスレターやセールスライティングの手法を取り入れてみる。

⑤たった一人のターゲットに刺さるような文章にする。

⑥この記事を読むことで得られる答えや未来を示す。

これがリード文の役割です。

リード文の重要性

リード文は本文を読まなくても大まかに内容がわかるように、端的に説明しなければ意味がありません。

Webページでは多くの読者が流し読みや知りたい部分だけを読みますが、それはリード文が適切に役割を果たしているからです。

しかし、適切に役割を果たしていないと、流し読みもしてもらえません。

そもそも読者は次の順番で知りたい情報を得ています。

  1. タイトルやディスクリプションを見る
  2. 自分が知りたい情報があれば、サイトを開く
  3. リード文を読む、または目次を見る
  4. 知りたい情報があれば本文を読む、または知りたい項目だけを読む

ディスクリプションとは、検索エンジンで検索結果が表示されますが、そのときにタイトルの下にある説明文のことで、記事内容が要約して書かれています。

下図の赤枠部分がディスクリプションで、「辞書とは」で検索した一例です。

前述の順番のようにサイトを開いてからが、リード文の力が試される場面です。

リード文で読者にどれだけ「読みたい」と思わせられるかがポイントで、リード文が適切に表現されていないと読者は次のように感じます。

  • つまらない
  • 意味が分からない
  • 誤字脱字が多くて読みたくない
  • 専門用語が多すぎて疲れるからやめよう
  • 自分のほしい情報ではなかった

このように感じると読者は読むことを諦めてサイトから離脱するので、この場合はリード文がうまく機能していない証拠です。

しかし、リード文に書かれていることが、知りたい情報や興味を引くような内容であれば、続けて本文を読んでもらえます。

リード文は、本文を読ませるために誘導する役割があり、「このような有益な情報が書いてありますよ!詳しく知りたくないですか?」と読者の興味を引き、問いかけるような文章を心掛けて書きましょう。

リード文テンプレート

実際にリード文のテンプレートをご紹介します。

キーワード:ガム 効果

タイトル :ガムを噛む効果とは?


(リード文)

ガムを噛むことに対して次のような悩みはありませんか?

  • ガムを噛むと空腹感が紛れるって本当?
  • アゴが鍛えられると聞きますがどれだけの効果があるの?
  • ガムを噛むとどのような効果があるの?

さまざまな疑問があると思いますが、結論は効果があります。

人の噛む力は約70キロにもなるそうで、アゴ周りの筋肉が毎回70キロの筋トレをしているようなものです。

また、ガムを噛むと言っても、ただ噛んでいるだけで効果はあるのか?それとも、正しい噛み方というものがあるのか?など、その他の効果についても詳しく解説しています。

この記事では、医療従事者がガムを噛む効果について、医学的視点で子どもにもわかりやすく解説するので、最後まで読んで正しい知識を学びましょう。


このように読者に問いかけ、興味を持たせて本文へ誘導する文章を書きましょう。

また、リード文にはいくつかのポイントがあるので、上記のテンプレートを使って下表で解説します。

項目ポイントテンプレートの文章
誘導本文へ誘導することその他の効果についても詳しく解説しています。
理解読者の悩みを理解すること「ガムを噛むと空腹感が紛れるって本当?」など
結論結論を書くこと(一部でも可)結論は効果があります。
執筆者誰が執筆しているのか明確に書くこと医療従事者
権威性・信頼性の担保権威性・信頼性の視点から書いていることを明記すること医学的視点で

このように読者の悩みを理解して、結論を書き、誰がどの権威性や信頼性の視点から書いたのか、そして本文へ誘導するまでのことを一連の流れで執筆するのがリード文です。

今回紹介したリード文の書き方は一例で、読者の悩みを箇条書きにせず、文章で書く場合もありますが、書き方がわからない場合はテンプレートを参考に執筆してください。

このテンプレートは、実際にライターをしている私が日常的に使っている書き方なので、内容だけ書き換えて使ってもらえれば問題ありません。

ただし、クライアントによっては「このように書いてください」と指示されることもあるので、そのときはクライアントの指示に従って執筆しましょう。

本文

本文とは、文章の中心になる文章で読者が読みやすいことと、どこに知りたい情報があるのかをわかりやすいように書きます。

Webライティングの文章は、小説や参考書、新聞、雑誌などとは違い、読者の悩みを解決する内容について執筆します。

読者の悩みは千差万別で小学生もいれば高齢者もいます。そのため、誰にでもわかりやすい言葉を使わなければ理解できないし、読んでもらえません。

そのため、上記のことに気を付けて執筆することが大前提で、以下に主な注意点を紹介します。

  1. ひらがなと漢字のバランスを良くする(比率:漢字 3割、ひらがな 7割が目安)
  2. 誤字脱字はしない
  3. 間違った表現はしない
  4. 句読点の位置に気を付ける(一文に読点「、」は3つまでが読みやすい)
  5. 一文は40~60文字以内にすると読みやすい
  6. 「こそあど言葉」はできるだけ使わない(これ・それ・あれ・どれ)
  7. 表記は統一する(「Web」と「WEB」、「出来る」と「できる」など)
  8. 文章にリズムを付ける
  9. 改行は意識的に行う
  10. 話の筋道を外れない

これらに気を付けることで、読みやすく親しみを感じる文章が書けます。

その他にも、読者は流し読みをしているという点を意識する必要があります。読者は「読む」というよりは「見る」に近い感覚で眺めています。

たとえば、次の文章で解説します。

(悪い例)

  • 私は製造業に約20年従事し、さまざまな業務に携わり、会社に貢献した。また、業務に必要な資格も数多く取得し、自身のスキルアップを図ることで後継者の育成にも役立てることができた。

(良い例)

  • わたしは製造業で約20年はたらき、さまざま業務を経験して会社に貢献した。

また、仕事で使う資格もたくさん取得し、自分の能力が高くなったので後輩の指導にも役立った。

悪い例のポイントは、

  • 漢字が多い
  • 言葉の言い回しが難しい
  • 文字が詰まっている印象で読みづらい
  • 言葉の意味が分からない場合がある

これらが読者に読みづらい印象を与えるので、離脱される可能性が高いです。

一方、良い例のポイントは、

  • ひらがなが多め
  • 子どもにも分かるような漢字や言葉を使っている
  • 言い回しも難しくない
  • 行間も広めに取ってある

これらが読みやすい印象を与えて、スラスラ読めるので最後まで読破してもらえます。

このように、本文では読者の悩みに答えますが、難しい言い回しや専門用語、漢字などは極力避けて書きます。

もし、どうしても専門用語や難しい言い回しを使いたい場合は、読者にわかるように言葉をかみ砕いて説明文を追加しましょう。

逆に、わかりやすく書こうとして、ひらがなが多めになったり、言い回しや言葉をかみ砕き過ぎたりすると幼稚な印象を与えるので注意が必要です。

また、書き方だけでなく、読者の知りたい情報の配置場所も重要です。

本文の重要性

本文を執筆する上で大切なことは、信頼性のあるオリジナルの文章を書くことです。

特に重要なことは以下の15点です。

  • 結論を先に書く
  • 飛躍した文章は書かない
  • 箇条書きや表は積極的に使う
  • 状況によって図解も挿入する
  • 動画や画像をうまく使って説明を補う
  • 改行と段落を読みやすいように使う
  • 文字を装飾して言葉を強調する
  • 1文を40文字~60文字の間にする
  • 句読点を適切に使う
  • 難しい言葉や表現を使わない
  • 同じ文末表現を連続して使わない
  • トンマナを統一させる
  • 読者がわかやすい文章を書く
  • 他の文章や画像などのコピーは使わない
  • 実体験を交えたオリジナルの文章を書く

本文を執筆するときには、これらのポイントに気を付けると読者の心にひびく文章が書けます。

各項目について解説します。

結論から先に書く

  • 結論から書くことで、悩みの解決方法がすぐに分かる

飛躍した文章は書かない

  • 本文と異なった飛躍した文章を書くと、話が脱線して読者が悩んで離脱する可能性がある

箇条書きや表は積極的に使う

  • 箇条書きや表を使うと、視覚的にもわかやすい

状況によって図解も挿入する

  • 図解を適切に挿入して理解を深める

動画や画像をうまく使って説明を補う

  • YouTube動画やイラストなどを適切な位置に挿入して、文章説明を補う

改行と段落を読みやすいように使う

  • 改行や段落は読みやすいように一文が終わったら改行する

文字を装飾して言葉を強調する

  • 文章や言葉を太字にしたり、文字サイズを大きくしたりして強調する

1文を40文字~60文字の間にする

  • 文字数を短くすると読みやすいが、60文字を超えると読みづらい
  • WordやGoogleドキュメントの横一列の文字数は、約40文字。
  • スマホは横一列で約20文字。

句読点を適切に使う

  • 句読点は、多くても少なくても読みづらいので適切に使う

難しい言葉や表現を使わない

  • 自分は知っていても読者は知らないこともあるので、難しい言葉や表現は避ける

同じ文末表現を連続して使わない

  • 文末表現とは「〜です、〜ました」などのことで、「〜です。~です。」「〜しません。~しません。」と連続して使うと読みづらい

トンマナを統一させる

  • トンマナとは「トーン&マナー」のことで、文字数やフォント、レイアウト、文章構成、文体、日本語や英数の表記などを統一させると読みやすい

読者がわかやすい文章を書く

  • 特に注意してほしいことは、読者がわかやすい文章で書く

他の文章や画像などのコピーは使わない

  • 他者の記事や文章、画像を参考にすることは問題ありませんが、コピーすると著作権の問題があるので注意する

実体験を交えたオリジナルの文章を書く

  • Webライティングは他のサイトを調べて執筆するため、文章や表現が似てくるのでオリジナルの文章を書く

どれだけタイトルや見出し、リード文で本文へ導いても、本文が読みづらかったり、信用がなかったりすると離脱されるので、読者をひきつけるオリジナル文章を書きましょう。

まとめとは

まとめとは、文章の最後に書く文章で、本文の内容を簡単にまとめた文章を書きます。

まとめの必要性とは、読者は流し読みをするため、本文の内容を覚えていなかったり、把握していなかったりするので、最後にまとめを書いて改めて読者に理解してもらいます。

書く内容は次の2点です。

  • 本文の大事なことを書く
  • 紹介したいサイトに誘導する

誘導するサイトには、記事・ブログ・商品・サービスなどがあります。

まとめの重要性

まとめには大事な役割が3つあります。

  • 読者の理解を深める
  • 読者にその後の行動を起こさせるように促す
  • 関連する記事やサイトへ促し、収益につなげる

それぞれの内容を説明します。

読者の理解を深める

  • 文章は流し読みをされるため、改めて最後に本文内容を簡単に説明して理解を深めてもらう

読者にその後の行動を起こさせるように促す

  • 文章を読めば悩みが解決するはずなので、読者の背中を軽く押してあげるような文章を書く

関連する記事やサイトへ促したり、収益につなげたりする

  • 関連する記事とは、内部リンクのことで、執筆した文章に不足している記事や有益な情報が書かれている記事のこと
  • 内部リンクやWeb広告に誘導して、商品やサービスを購入・契約してもらえるように誘導する文章を書く

内部リンクとは、執筆した文章が掲載されるWebサイト内のページとページをつなぐリンクのことで、本文の文中に挿入しても問題ありません。

内部リンクを厚生労働省のホームページで説明します。

下図左側の赤矢印の項目をクリックすると、右側のページに移動しますが、同じサイト内で違うページとリンクさせているので、これが内部リンクです

また、収益につなげる目的として、

  • 自社商品やサービスを販売したい
  • アフィリエイトの商品を紹介したい
  • 記事のPV数を多く獲得したい
  • 記事を上位表示させて多くの読者の目に触れさせたい

などがあります。

アフィリエイトとは、ネット広告の一つで「成果報酬型広告」とも呼びます。企業は商品やサービスを販売するため、ネット上に広告を掲載します。

そして、ブログやWebサイトの運営者もアフィリエイトのプロバイダに登録し、自社サイトなどで企業広告の商品を紹介します。

広告を見た読者に商品を購入してもらえれば、収益を得られる仕組みです。

PV数とは、Webサイトのページを読者が閲覧した回数のことで、PV数が多ければ閲覧回数も多いと判断できます。

その他には、検索エンジン(googleやYahoo!などのこと)で上位表示させられれば、より多くの読者に閲覧してもらえて、商品やサービスなどの広告も目に留まりやすくなるので、収益にもつながります。

まとめ文テンプレート

まとめ文のテンプレートをご紹介します。


(テンプレート)

この記事では〇〇についてご紹介しました。

  • 〇〇は〇〇できない
  • 〇〇をすれば△△のメリットがある
  • 〇〇をする
  • 〇〇をすると✕✕のデメリットがある

これらを理解しておけば、〇〇についてのお悩みを解決する道しるべになりますので、ぜひ参考にしてください。

また、商品の〇〇を使用すれば、もっと効率的な結果が得られるので、興味のある方は以下のサイトもおすすめです。

(サイトURL:https://************)


書き方として、以下のことに注意して書きましょう。

  • まとめの導入文を1行で書く
  • 記事の要点を箇条書きで書く
  • 誘導先を明確に決める
  • 誘導先へ違和感なく誘導するような文章を書く

要点は、必要に応じて増減させても問題ありませんが、多すぎるとまとめになっていないので注意が必要です。

また、要点を箇条書きではなく、文章で書いてあるサイトもありますが、要点は箇条書きの方が理解しやすいのでおすすめです。

誘導先は、特におすすめしたい商品やサービスなどを特定し、自然な流れで誘導できる文章を書きましょう。

まとめ文は本文を簡潔に要約した文章なので、長々と書かず、わかりやすいように短く書いて最後を締めくくりましょう。

本文執筆

本文を執筆する場合には、さまざまな技法を上手く取り入れて書きますが、小説や作文などとは異なり、Webライティングならではの書き方があります。

少し慣れるまでに時間はかかりますが、慣れてしまえばそのようにしか書けなくなるので、項目別にわかりやすく紹介します。

鉄板はPREP法を活用

まずは、Webライティングの鉄板とも言えるPREP法(プレップ法)を紹介します。

PREP法とは

  • 「Point(結論)」
  • 「Reason(理由)」
  • 「Example(具体例)」
  • 「Point(結論)」

の頭文字を取った文章の型の1つです。

この型の通りに文章を展開していくと、内容が伝わりやすい文章構成になります。

スペル読み方意味
Pointポイント結論・要点
Reasonリーズン理由
Exampleエクザンプル具体例
Pointポイント結論・要点

それぞれの頭文字を取ってPREP法と読み、「結論・理由・具体例・結論」の順番に文章を書きます。

まずは以下のPREP法を用いた例文を見てみましょう。

<結論>

現在チョコレートの原料であるカカオ豆の価格が高騰しています。

<理由>

価格が高騰している理由の1つとして挙げられることが、カカオ豆の不作です。

<具体例>

カカオ豆の原産地で有名なガーナなどでは前年より収穫量が3~4割減少しています。

<結論>

その為カカオ豆を原料に使用するチョコレートの価格も高騰しつつあり、

チョコレートは手軽に手に入れることができない高級品になりつつあります。

実際にライターとして書く文章はこんなに単純ではありませんが、

内容が分かりやすい文章になっていることはおわかりいただけたでしょうか。

結論を先にいれることで、読者の興味も引きやすくなります。

それぞれの役割について1つずつ詳しく見ていきましょう。

Point(結論)

まず文章の頭に結論を持ってくることで、この後どういった内容が続くか読者は一目で分かります。

WEBで検索する人の多くは早く答えを知りたがっています。

その為最初に結論を提示することで、あなたの悩みはこの記事を読むことで解決しますよ!と知らせることが目的です。

私もせっかちなので、だらだらと前置きの長そうな記事は見た瞬間に戻るボタンを押してしまいます。

記事は読んでもらえなければ意味がありません。

結論は先に明らかにしておきましょう。

Reson(理由)

次は理由です。

冒頭に述べた結論に対して、どうしてその結論に至ったかの説明を行います。

結論を知った読者は、次にその結論に至った過程や理由について知りたくなります。

理由の部分がはっきりしていないと、せっかく結論を読んで興味関心を抱いた読者の心が離れていきます。

しっかりとした理由を述べて、もう一段階読者の気持ちを引き込みましょう。

Example(具体例)

記事の中心になるのがこの具体例の部分です。

読者に興味を持ってもらうために伝えた結論と理由を、具体例によって裏付けし、芯のある主張に変化させます。

具体的な解決策や、例文、図や表など、読者の悩みや知りたかったことが解決できる内容にしていきましょう。

なんの解決にもならない、目新しい情報もない、と読者に感じられてしまうと期待外れの記事となり、せっかく書いた記事の評価が下がってしまいます。

Point(結論)

最後にまた結論を提示し、繰り返すことで伝えたい点を強調します。

最初に結論だけ述べた時よりも、間に理由や具体例を挟んだことで読者の理解度も深まり、説得力も増します。

最初に提示した結論と矛盾が生じていないかきちんとチェックしましょう。

以上がPREP法の詳しい説明になります。

最初は難しいと思いますが、この方法を意識して文章を構成してみましょう。

私もWebライターをはじめるまでは、多くのWebサイトがPREP法を基本の型として書かれていることに気付かず、記事を読んでいました。

しかし、Webライティングの勉強をはじめてから改めて意識して読むと、どの記事もはじめに結論を書いているので、冒頭を読むだけで記事内容がわかります。

また、稀にそのまま読み続ける場合もありますが、大半の方は知りたい情報がなければ違うサイトを検索します。

このように本文の冒頭文だけで、読者の悩みや困りごとを説明することがWebライティングではとても重要です。

そして結論を説明したら、次は理由、具体例と続きます

なぜ、その結論に至ったのか理由を説明し、結論をわかりやすく説明するために具体例を使って説明します。

最後に改めて結論を書いて締めくくります

PREP法では、最初と最後に結論を書くことで、より読者の悩みや困りごとを解決しやすく説明できます。

また、PREP法は本文全体の構成だけでなく、各見出しの中でもPREP法を使い、結論から書きはじめます。

そのため、PREP法は本文の構成の中に何度でも使われる技法です。

PREP法は読者にも読んでもらいやすい点もメリットです。

また、作文のように起承転結で文章を書くと、結論に至るまでに時間が掛かってしまい、読んでいる途中で離脱されます。

それが、記事の冒頭で起こると、本文を読まずして離脱するので、サイトの滞在時間が短くなり、Googleのサイト評価も下がります。

虫の目、鳥の目を頭の片隅に入れよう

Webライティングに重要なポイントは、虫の目、鳥の目を頭の片隅に置き、ときどき俯瞰(ふかん)して見ることです。

俯瞰(ふかん)とは、少し距離をおいて遠くから見直すことです。

  • 虫の目:記事内容が事実と異なっていないかを確かめること
  • 鳥の目:執筆している内容がサイトの方向性とズレていないかを確かめること

この2つの目は非常に重要で、執筆に没頭して気分が乗ってくると、自分の主張が強くなり、サイトの方形性にズレが生じることがあります。

また、事実と異なるウソの内容を書いたり、ありもしない情報や情報源が不明確な内容を書くと、Googleに虚偽の情報と判断されてサイト自体の信用性を失うことになります。

そのため、虫の目、鳥の目は定期的に文章を見直してチェックする必要があります。

実際、私も何度か不明確な情報を元に執筆し、クライアントのチェックで指摘を受けた経験があります。

少しその経験をお話します。

執筆中に、本の内容について少し触れることがあり、自分が読んでもいないのに他者が読んだ感想を元に執筆しました。

そうすると、クライアントから「これは自分が実際に読んだ感想ですか?」と指摘を受けました。

この経験をしてからは、実際に自分で調べたり、読んだり、経験したこと以外は書かないようにしています。

今思えば、クライアントに対して「なんて失礼なことをしたのだろう」と謝罪の気持ちでいっぱいです。しかし、大変良い勉強になり、早い段階で指摘を受けられたことに感謝しています。

以後、虫の目は特に注意しながら、定期的に鳥の目で執筆サイトの方向性とズレていないかチェックするようにしています。

冗長表現は減らして、簡潔な文章を心がけよう

冗長(じょうちょう)表現は「〜することができる」という言い回しのことで、「〜できる」と短く言い換えられるので、冗長表現は減らして簡潔な文章を心がけることが大切です。

例えば、

「~することができる」→「~できる」

「~ということです」→「~です」

こういった感じの表現が冗長表現になります。

冗長表現とは、ムダな言葉が多くて、本当に伝えたいことが伝わらない表現のことで、回りくどい言い回しが特徴です。

私もクライアントから指定された文字数を超える為にこういった表現を使っていたり、無意識に無駄な表現を付け加えていることがありました。

しかし、だらだらと長い文章は読者の読む気を削いでしまいます。

簡潔に伝えることを心がけましょう。

冗長表現の代表例を7つご紹介します。

冗長表現悪い例良い例
文末冗長・文中冗長~することができる~ものである~ということ~であるということ~できる~である~だ、~です~だ、~である
二重否定できないわけではないしないとも限らないやれないこともないできるするやれる
二重敬語おっしゃられるお聞きになられるお入りになられるおっしゃるお聞きになるお入りになる
同じ単語を繰り返す本を購入し、書斎で本を読んだ本を購入して書斎で読んだ購入した本を書斎で読んだ
「の」の繰り返し~の~の~です~の~です
「という」の繰り返し~という~は、~ということです~は~で、~です
同義語や類義語の繰り返し腹痛が痛い後で後悔するまずはじめに腹痛、腹が痛い後悔する、後で悔やむます~、はじめに~

上表の冗長表現を例文を使ってわかりやすく説明します。

文末冗長・文中冗長

(悪い例文)

  • 今日は雨が降りそうなので、傘を持っていくこともできる
  • 妻が買い物行くということだが、ついでに何か買ってきてもらおう

(良い例文)

  • 今日は雨が降りそうなので、傘を持って行く
  • 妻が買い物に行くので、ついでに何か買ってきてもらおう

二重否定

(悪い例文)

  • 車の運転はできないわけではない
  • マラソンに参加しないこともない

(良い例文)

  • 車の運転はできる
  • 車の運転はできない
  • マラソンに参加する
  • マラソンに参加しない

二重敬語

(悪い例文)

  • お客様がおっしゃられる通りです
  • お客様がお入りになられます

(良い例文)

  • お客様がおっしゃる通りです
  • お客様がお入りになります

同じ単語を繰り返す

(悪い例文)

  • ライティングの仕事は、ライティングをすることです
  • 議事録を書類に書くが、書いた書類は誰に渡すのだろう

(良い例文)

  • ライティングの仕事は、文章を書くことです
  • 議事録を書類に書くが、誰に渡すのだろう

「の」の繰り返し

(悪い例文)

  • アイドルのサインをノートの裏のところに書いてもらった
  • 朝の電車の人の多さにはうんざりだ

(良い例文)

  • アイドルのサインをノートの裏に書いてもらった
  • 朝の電車には人が多くてうんざりだ

「という」の繰り返し

(悪い例文)

  • マクドナルドは、地域によってマクドという呼び方やマックという呼び方をする
  • 穴を掘る方法は、手掘りというやり方とバックホーという機械を使う方法がある

(良い例文)

  • マクドナルドは、地域によってマクドやマックという呼び方をする
  • 穴を掘る方法は、手掘りとバックホーという機械を使う方法がある

同義語や類義語の繰り返し

(悪い例文)

  • よく頭痛が痛いと聞く
  • まずはじめに、あいさつをする

(良い例文)

  • よく頭が痛いと聞く
  • まず、あいさつをする
  • はじめに、あいさつをする

上記の例文をそれぞれ比較すると、悪い例文にはムダな言葉が多く書かれており、回りくどい言い回しで読みづらいです。

良い例文は、ムダな言葉がなく、スッキリして読みやすくなりました。

冗長表現は、執筆のクセが出やすいので気づかないこともあるため、対策として、声を出して読んでみれば回りくどい言い回しに気づけます。

また、マイクロソフト社が提供しているWordには校正機能がついており、文字を入力するだけで自動チェックがはじまり、重複表現や二重否定が見つかれば青色の下線で表示してくれるので、すぐに修正できます。

Web上にはさまざまな無料校正ツールもあり、誤字脱字なども見つけ出してくれるのでとても便利です。

(無料校正ツール5選)

どれも無料で利用できますが、回数制限や校正機能が違うので自分に合ったツールを利用しましょう。

また、上記の中でも「文章校正ツール」は何回でも無料利用できるのでおすすめですよ。

体験談があれば積極的に執筆する。

体験談をいれることで、その記事はあなたにしか書けない記事に変わります。

自分の体験談がない場合は、家族や友人の体験談を記事に入れてみましょう。

ただ一般論や知識を述べるよりも、体験談をいれることで読者の共感を呼び、この体験をした筆者の意見なら信頼できる、と信頼性もアップします。

自分の色を出した文章が書けるようになるには、それなりの時間と執筆経験を重ねなければいけませんが、体験談は手っ取り早く他の人の文章と差をつけられる手段です。

積極的に活用していきましょう。

指示語はできるだけ使わない

指示語とは「これ」「あれ」「それ」など具体的な名詞をださずに文章や会話に一度でてきたことがらを示す言葉です。

日常生活ではよく使う言葉です。

しかし、文章の中ではなるべく使用を避けましょう。

理由は、相手に伝わりにくいからです。

対面で話す分には、指示語だけでは分からないことがらも相手の表情や身振りで想像することが出来ますし、相手に確認することが出来ますが文章の世界ではそうはいきません。

きちんと筋道立てた文章になっていないと、指示語は曖昧な伝わり方をしてしまいます。

指示語を使用する際は、指示語がきちんと示したいことがらに掛かった文章になっているか確認しましょう。

修飾語と被修飾語はできるだけ近づけよう

文法的な話ですが、修飾語と被修飾語はいっしょに使用されるので、できるだけ近づけた方がわかりやすい文章が書けます。

修飾語とは、「どこで・どのような・なにを・どのように」など、意味を限定する語句のことで、被修飾語を詳しく説明する部分です。

被修飾語とは、意味を限定される語句のことで、修飾語によって詳しく説明してくれる文節です。

文節とは、言語単位の一つです。(参考サイト:広辞苑無料検索 広辞苑

少しわかり辛いので例文を使って、まずは修飾語・被修飾語の基本的な使い方を説明します。


(修飾語・被修飾語の基本的な使い方)

  • 彼は、小説を書くことが好きだ

この場合、主語・述語・修飾語・被修飾語はそれぞれ次の言葉が該当します。

  • 主語  :彼は
  • 修飾語 :小説を
  • 被修飾語:書くことが
  • 術後  :好きだ

「彼は、好きだ」だけでは「何が好きなのか」わかりませんが、(被修飾語)を付け加えると「書くことが好きだ」となり、詳しく説明できます。

しかし、書くことには「文章・作文・小説」など多様にあってわかりづらいですが、(修飾語)を付け加えることで「小説を書くことが」となり、より詳しく理解できます。


では、修飾語と被修飾語の距離について例文で説明します。

  • A君はいつものように、すごい勢いで仕事をして退社間際に終わらせた

これは「いつものように」が「すごい勢いで仕事をして」を修飾しています。

そして「A君は普段仕事はゆっくりしているが、すごい勢いで仕事をして退社間際に終わらせた」という意味になります。

しかし、いつものA君は「余裕を持って仕事している」ので本来の意味とは違います。

原因は、修飾語の位置です。

例文を解決すると、

  • A君はすごい勢いで仕事をして、いつものように退社間際に終わらせた

これは「いつものように」が「退社間際に終わらせた」を修飾しています。

そのため、「A君はいつもすごい勢いで仕事をしているので、退社間際には仕事が終わる」となり、本来の意味になります。

このように修飾語の位置によって文章の意味が変わるため、被修飾語を強調したいときは修飾語を被修飾語に近づけましょう。

主語と述語の場合

「花が咲いた」という文は、

「花が」が「咲いた」に係っており、「咲いた」は「花が」を受けています。

主語と述語を取り出してみると

「花」=「咲いた」で係っている言葉と受けている言葉がイコールになりますね。

こんな簡単なこと間違えるはずがないと思った方も多いと思いますが、文章が長くなると主語が曖昧になりねじれが起こりやすくなります。

なるべく一文は短くし、ねじれが起こらないように気を付けましょう。

箇条書きや表、画像のビジュアル要素を盛り込む

適宜ビジュアル要素を盛り込むことで読者の興味がなくなることを避けましょう。

せっかく検索からリンクを押してもらっても、ただ文章の羅列が続いていると、

読者の興味が薄れて最後まで記事を読んでもらえない可能性がでてきます。

読者を飽きさせない為には箇条書きや表、画像など次に読み進めたくなる要素を記事の中に散りばめます。

特に画像は他の記事やサイトと一目で差別化が図れるためおすすめです。

誤字脱字は少なければ少ないほど良い

クライアントに記事を提出する前に、誤字脱字は入念にチェックしましょう。

言葉や文法の間違いは第三者に指摘してもらわないとわからないこともありますが、

誤字脱字は自分で防ぐことのできるミスです。

誤字脱字が多いと記事に対する信頼性が下がります。

私は以前ネットで資格勉強をしていたのですが、その教材には誤字脱字がたくさん。

誤字脱字が気になってしまい教材の内容が頭に入らず、最終的に「この教材の内容に間違いはないのか?」と疑うようになってしまいました。

文章自体に間違いが多いと、記事の内容が良くても信頼していい記事なのか不安になりますよね。

たかが誤字脱字と思うかもしれませんが、誤字脱字を無くすことは読者の信頼を得る第一歩です。

引用先は信頼できる統計情報を必ず用いる

 自身の主張を裏付ける為に使用する統計情報は、必ず企業や国が作成した公式のものを使いましょう。

個人のサイトに載っている情報や、情報元がわからないものは信頼性がありません。

ネットには色々な情報が溢れていますが、信頼できない情報も多くあります。

間違った情報の拡散に加担しない為にも、信用できるデータを見つけて使用してください。

引用とは、自分の文章の中に他の人が書いた文章(文章以外に画像や表なども同様)の一部を用いることです。

引用で自分の文章に客観的な根拠を示し、信頼性が高まります。

しかし、引用のルールを守らないと伝えたい部分がわからなくなってしまったり、引用元の権利を侵害してしまう恐れもあります。

そうならない為にも以下の5つのことに注意しましょう。

  1. 必要のある引用か考える
  2. 改変しない
  3. 引用元を明らかにする
  4. 自分の書いた部分と引用した部分を混同させない
  5. 引用しすぎない

詳しく説明していきます。

1.必要のある引用か考える

本当にその引用があなたの記事に必要かどうか考えてみましょう。

意味もなく必要のない部分まで引用してしまうと、自分の主張したい部分が分かりづらくなり埋もれてしまいます。

あくまで引用は自分の文章を活かすためのサポートです。

記事を書き終えた後にもう1度読み返してみて、本当に必要な引用なのか、見直しましょう。

2.改変しない

引用した文章は絶対に書き換えないようにしましょう。

漢字やひらがなの使い方、句読点の位置はもちろん、引用元に誤字や脱字がある場合はその部分も直さず引用してください。

少しでも変えてしまうと引用ではなくなってしまうため注意が必要です。

3.引用元を明らかにする

引用した文章には必ず引用元を記載しましょう。

webサイトから引用した場合はURLと引用元の名称を記載します。

書籍の場合は著者名、書籍名などを記載してください。

引用元が明確にできないものは引用として使用できません。

4.自分の書いた部分と引用した部分を混同させない

引用個所と自分が書いた箇所はきちんと区別しましょう。

引用した文章は「」でくくったり、段落や改行を使って自分の書いた文章と差別化したり、

だれが見ても引用した部分だと分かるようにします。

5.引用しすぎない

引用はやりすぎないようにしましょう。

自分が書いた文章と引用した文章の割合はどうなっていますか。

ほとんど引用した文章が占めていると、それは引用ではありません。

あくまで引用は自分の文章を補うためのものです。

引用する目的を間違えないようにしてください。

以上のポイントを守り、引用は正しく使いましょう。

表記ゆれに気をつける

表記ゆれとは、同じ意味を持つ言葉について表記が混在することです。

例えば、「おこなう」を「行う」、「売り場」を「売場」などがあります。

1つの記事の中でこれらが混在すると、統一性のない文章だな、という印象を読者に与えます。

もちろん使う場面によって、意図的に表記を変更する場合もありますが、

特に意図がない場合は同一表現に揃えましょう

曖昧な表現を避ける

「~かなと思います」「~な気がします」文末にこういった表現を使っていませんか。

私もライターとして活動し始めた頃、自分の文章に自信が持てずにこういった文末を多用していました。

執筆作業を進めていると、この表現や言葉遣いは合っているのかと不安になり、曖昧な文末を使用することで自分の執筆した記事の責任から逃れようとしてしまいます。

しかし、これは大きな間違いです。

記事の内容にもよりますが、WEBライティングのお仕事のほとんどが、ネットで検索してきた人の悩みや疑問を解決するための記事の執筆です。

悩みや疑問を抱えて検索した先で、曖昧な表現を多用した記事を見かけたらどう感じますか。

自信のない文章では頼りない、とほとんどの人が一目見てそのサイトを閉じてしまいます。

また、「~だと思う」といった表現は、結局どっちなの?と伝わりづらいです。

そのため曖昧な表現は内容を理解することに労力を要し、読者のストレスにもつながります。

自分のライティングに自信を持ち、文末は言い切り形で書きましょう。

文末表現にバラエティを出す

記事を読み返した時、「です」「ます」といった同じ語尾が何回も続いていませんか。

文末に同じ表現が続くと、読者は文章に単調さと違和感を感じます。

3回以上続けて同じ文末表現を使うことは避けましょう。

文末に同じ表現が続いてしまうと悩んだときは、

  • 前後の文章を入れ替える
  • 文末表現が続いている文章の間に別の文章を挟む
  • 2つの文章を繋げて一文にする

などの技術を使って解決しましょう。

1つの文章で伝えたいことは1つにしよう

読者が読みやすく、理解しやすい技法として「伝えたいことは1つの文章に対して1つだけにする」ことです。

1つの文章に伝えたいことを1つにすると、スラスラ読めるので理解も早く、頭が疲れないので離脱を回避できます。

なぜ、1つの文章に伝えたいことを1つにするのか詳しく説明します。

1つの文章に2つ、3つと伝えたい内容があると、読者は何を伝えているのか混乱します。

例文で次の文章を使って説明します。

(悪い例:1文に4つの伝えたいこと)

  • 私は買い物に出かけたが、途中で落とし物を拾ったので、警察署に届けている途中に雨が降ってきたので、コンビニで傘を買って外に出ると雨がやんでいたので買って損をした。

(良い例:1文に1つの伝えたいこと)

  • 私は買い物に出かけた。
  • その道中で落とし物を拾ったので、警察署に向かった。
  • その途中で雨が降ってきたので、コンビニで傘を買った。
  • コンビニから外に出ると雨がやんでいたので傘を買って損をした。

この例文のように1つの文章にいくつも伝えたいことがあると、読者は一つひとつ伝えたいことを頭で整理しながら読むので、時間がかかるし頭が疲れます

その点、1つの文章に伝えたいことが1つだと、スラスラ読めるし理解も早いので頭も疲れません。

このように、1つの文章に伝えたいことは1つにすると、読者はつまずくことなく最後まで記事を読んでもらえます。

読者が読んでいる最中に「え!どういうこと?」と疑問を抱いてつまずくと、それ以上記事を読んでもらえません。

そのため、記事の最後に商品やサービスの紹介文章を書いている場合は、最後まで読んでもらえないので、記事としての価値はなく、企業も収益につなげることができません。

このような状況を避けるためにも、1つの文章に伝えたいことは1つまでにしましょう。

スマホで読む人を考えて、パソコンでは2〜3行で改行しよう

Webの記事や文章を読む場合、パソコンやスマホ、タブレットなど多様な媒体で閲覧するため、文章は2〜3行で改行することが一般的です。

なぜ2〜3行で改行するのかと言えば、スマホでも読みやすくするためです。

同じサイト記事をパソコンとスマホで見比べると、下図のように表示されます。

3行程度の同じ文章でもスマホの場合は、パソコンと比べて長文に感じることに気付きます。

これは表示画面サイズの違いによるもので、WordやGoogleドキュメントの場合「1行=約40文字」、スマホの場合「1行=約20文字」で表示されます。

そのため、WordやGoogleドキュメントに3行で書いたとしても、スマホでは倍の6行で表示されるため、長文に感じてしまい、文字数を見るだけで嫌になってサイトを離れます。

Webライターはパソコンで執筆することが一般的ですが、どうしてもパソコン画面の横長の文章に慣れてしまい、長文になりがちです。

しかし、2〜3行で改行するとスマホでは下図のように表示されるので、見やすくて読みやすくなります。

このように読者はスマホでも読んでいることを常に念頭に置き、2〜3行で改行するようにしましょう。

内容が思いつかないのはセンスではなくてインプット不足なので気にしない

執筆時に内容が思いつかないことがありますが、これはセンスがないのではなく、リサーチした内容がインプットできていないだけなので落ち込む必要はありません。

確かにセンスがあれば良い文章を書けますが、Webライティングではセンスよりも、必要な情報をリサーチできて、インプットもできていれば文章は書けます

しかし、インプット不足は執筆の手を止める原因になります。

対策として、次の順番でインプットします。

  1. 構成や見出しに沿って必要な情報をリサーチしてポイントを書き出す
  2. 書き出したポイントを構成通りに整理する
  3. 再度、不自然なところがないかチェックしながら、はじめから終わりまでをイメージしながら頭にインプットする

これで内容を思いつかずに書けないことは防げます。

しかし、長文や見出しが多い場合は、すべてインプットできないこともあるので、そのときは書き出したポイントを見返しながら執筆しましょう。

以上のことからも分かるように、内容が思いつかないのはインプット不足が原因なので、センスなど気にしなくて大丈夫です。

難しい漢字を使わずにひらがなを多めにしよう

Webライティングで重要なことは、難しい漢字は使わずにひらがなを多めに使うことです。

小学生の子どもにも読めるように、Webライティングでは「漢字:3割、ひらがな:7割」が良いとされています。

難しい漢字を使うと、次のデメリットがあります。

  • 誰でも読めるわけではない
  • 漢字の意味が分からない
  • 記事自体が難しいイメージになる
  • 専門的な記事の印象を受ける

全体的に難しいイメージになり、いくら参考になる良質な文章を書いても最後まで読んでもらえません。

最後まで読んでもらおうと思えば、難しい漢字は使わず、代わりに同義語などでわかりやすい言葉を使いましょう。

また、社会人であれば当たり前のように使っている漢字でも、できるだけ小学生にも読める言葉を使って文章を書きます。

これをWebライティングでは「漢字をひらく」と言います。

たとえば、次のような言葉があります。

  • 全て:すべて
  • 事 :こと
  • 時 :とき
  • 所が:ところが
  • 及び:および

この他にも多くの言葉がありますが、わからない漢字を無理に使う必要もないので、できるだけ漢字をひらいて、ひらがなを多めにしましょう。

ただし、ひらがなを多めにすると言っても、すべてひらがなにすると読みづらくなるのと、どこで言葉を区切って良いのかわからなくなり、本来の意味とは違う伝わり方をする可能性があります。

例文を紹介します。


(良い例)

今日は子どもの遠足があるので、早起きしてお弁当を作った。

(悪い例)

きょうはこどものえんそくがあるので、はやおきしておべんとうをつくった。


適度に漢字を入れることで、スラスラ読めて意味もよくわかります。その反面、ひらがなだけの場合は、どこで言葉を区切るのか確かめながら読むので時間が掛かります。

また、小学生でも読めるような文章を書くと言っても、読者はすぐに答えがほしいので読みづらくては意味がありません

ひとつの目安として「漢字:3割、ひらがな:7割」を心掛けて執筆しましょう。

「もの」や「こと」などわざわざ漢字にしなくても読みにくくなく、意味が通じるものはそのままひらがなで使用しましょう。

接続詞を入れすぎない

接続詞とは「つまり」「しかし」「すなわち」などのことを言います。

接続詞の名の通り文章同士を接続し、前の文章と後ろの文章の繋がりを明確にする役割があります。

しかし、多用しすぎると逆にまわりくどく、伝わりにくい文章になってしまいます。

自身の主張したい事柄を強調するために接続詞を使いたくなりますが、

表現や文章を変えることで接続詞がなくても十分意味が通じます。

不要な接続詞は見直し、ここぞという場所だけ接続詞を使用しましょう。

校正・推敲して納品

執筆が一通り終わると校正と推敲(すいこう)を行い、文章全体の完成度を高めます。

書き終わったら、誤字脱字、文章や内容が正しいのかなど、再度読み返して修正しましょう。

「そもそも、校正と推敲って何ですか?」という疑問について、それぞれの意味を説明します。

(校正:こうせい)

(1)くらべ合わせて、文字の誤りを正すこと。きょうせい。

(2)校正刷りと原稿とを照合するなどして文字や内容の誤りを正し、体裁を整えること。

(引用サイト:広辞苑無料検索 大辞林

(推敲:すいこう)

詩文の字句を何度も考え練ること。

(引用サイト:広辞苑無料検索 ハイブリッド新辞林

それぞれの意味は次の通りです。

  • 校正とは「文字の誤りを修正すること」
  • 推敲とは「文章を何度も考え直すこと」

文章は最後まで書いて終わりではなく、何度も読み返して次のことをチェックします。

  • 文章のつじつまはあっているのか?
  • 誤字脱字はないか?
  • 文末表現は正しいのか?
  • 例文は正しく表現できているのか?
  • 難しい漢字や表現はしていないか?

文章を改めて読み返して上記の内容を確認する必要があるので、これらのことについて詳しく説明します。

音読して「防げる修正は最小限に」しよう

文章を最後まで書き終わったら、音読をして詰まるところはないか確認しましょう。

音読すると、スラスラ読めない文章が見つかるので、読みやすいように必ず修正しましょう。

書いている最中は、ある程度の間違いを修正しながら書いているので、書き終わると「間違いはない」と思い込む傾向にあります。

そのため、改めて最初から最後までを音読することをおすすめします。

できれば頭がスッキリした翌日に読み返す方が特に効果があります

黙読だと文字を飛ばしたり、誤字脱字に気付かなかったりするので必ず音読しましょう。

読をすれば読みづらい文章や誤字脱字、文章のつじつまがあっていない場合などには詰まって読めなくなります

不自然な部分を修正すれば、読みやすい文章に校正または推敲できます。

また、誤字脱字はクライアントが一番嫌うことで、Webライターをする上で初歩的な注意事項です。

さらに、クライアントの指示に反した文章や内容も嫌がられるので、必ず音読して修正を最小限に防ぎましょう

提出ファイル名に名前が付いているかチェックしよう

執筆はWordやGoogleドキュメントで行って提出しますが、提出するファイル名にクライアントがわかりやすいように名前がついているのか、提出前には必ずチェックをしましょう。

提出ファイルに名前がないと「何のファイルなのか?」「誰が書いたファイルなのか?」わからないので、クライアントにわかるよう必ず名前を付けてください。

文章を書いて校正や推敲すれば終わりではなく、記事を納品してクライアントから納品完了の連絡をもらった時点で執筆は終わりです。

よくある問題が、ファイル名を変更し忘れて提出することです。

Googleドキュメントの場合だと、新しいドキュメントを開くと「無題のドキュメント」と表題に記載されており、表題を変更せずに提出すると、クライアントには「無題のドキュメント」としてファイルが届くので不親切です。

下図の赤枠の部分がファイル名になり、新規作成した状態では「無題のドキュメント」と表示されています。

提出する前には、表題やファイル名が分かるように変更してあるのか必ずチェックしましょう。

コピペチェックツールの使い方を理解しよう

Webライティングにおいてコピペはご法度なので、コピペチェックツールの使い方を理解しておきましょう。

Web上には、執筆した文章のコピペチェックができる無料ツールがあり、それが「CopyContentDetector」です。

この無料ツールは多くのWebライターやクライアントが利用しており、Webライティングにおいて必要不可欠なツールです。

そのため、使い方をしっかり理解した上でコピペチェックを行い、クライアントに迷惑を掛けないようにしましょう。

それでは使い方の説明をします。

①まず、無料コピペチェックツールのサイトにアクセスしてサイトを開くと、下図のページが表示されます。

②上図を少し下にスクロールすると、下図のページが表示されるので、赤枠内の調査対象テキストに調査したい文章を貼り付けます。

この赤枠内に貼り付けられる文字数には制限があります。

  • 無料の場合:4000文字まで
  • 有料の場合:8000文字まで

上記文字数の範囲内であれば、それぞれ何度でも利用できます。

しかし、どちらも文字数制限があるため、執筆文字数が範囲を超えている場合には、範囲内に収まるように文字数を分けてチェックします。

③コピペチェックツールにコピペができたら、無料で利用する場合には上図の赤矢印で示した「規約に同意してコピペチェックする」の緑色のボタンをクリックします。

④自動で記事のコピペチェックが開始され、30秒前後でチェックが完了します。(通信状態により数分程度、時間が掛かる場合があります。)

⑤完了すると画面左上に「完了しました」という内容の表示が出るので、同じ画面を少し下にスクロールすると、下図のページが表示されます。

上図の赤枠部分に記事のコピペ一致率の判定が表示されるので、この部分をチェックします。

チェックしたときに一致率が表示されるので、40%以下であれば問題なく、40%以上の場合は修正が必要なことが多いです。(案件によって変わるので注意してください)

判定の見方は下表を参考にしてください。

表示位置判定項目判定内容
類似度判定Web上に貼り付けた文章と類似している文章がないのかチェックした結果
中央一致率判定貼り付けた文章とWeb上にある文章が単純に一致していないか計算した結果
テキスト判定今までチェックした文章と比較した結果

また、上表を基準にした判定は3段階で行われ、3色で色分け表示されます。

  • 赤色:コピーの一致率が非常に高い
  • 黄色:コピーの一致率が高い傾向にあるので要注意
  • 青色:コピーの一致率が低く良好

それぞれの判定例を以下に紹介します。

この例のように赤色や黄色が表示されると、コピペの一致率が高いので文章の修正が必要です。

ただし、貼り付けた文章によっては、表示内容に変動があるので注意しましょう。

  • 一文だけ貼り付けた場合
  • 一文の言い回しを少しだけ変えた場合
  • 専門分野の文章であるため、専門用語が多く他のサイトをどうしても似ている場合

これらの場合は、一致率が高く出る傾向にあるので、特に専門分野の執筆を行った際には、クライアントに相談しましょう。

また、一致率が40%以上あった場合には、下図の赤矢印「詳細表示」ボタンをクリックすれば類似サイトが確認できます。

以上がコピペチェックツールの使い方ですが、よく理解してコピペをしないように注意してオリジナルの文章を執筆しましょう。

提出時は執筆URLを記載して、発注者の負担を減らしてあげよう

執筆したファイルを提出する際には、発注者(クライアント)から特別な指示がなければ、連絡ツールに執筆URLを記載して提出しましょう。

クライアントは多くのライターを抱えており、各ライターに別々の執筆を指示しています。

そのため、誰が何の記事を執筆しているのか覚えておらず、その都度、執筆一覧表を確認してチェックします。

ライターが1人や2人で、さらに執筆速度も遅ければ無理なくできますが、ライターを10人や20人も抱えているとそうはいきません。

クライアントに負担をかけないためにも、連絡ツールに執筆URLを記載するようにしましょう。

この気遣いは、クライアントに大変喜ばれるのでおすすめです。

修正が多いのは期待の現れであることを知っておこう

執筆に慣れるまでは、クライアントからの修正は何度かありますが、修正が多いことは期待の表れなので落ち込む必要はありません。

修正があれば、「ありがたい、また勉強できる」とポジティブ思考に切り替えて、前向きに捉えましょう。

中級から上級のWebライターで優秀なライターは、クライアントの意向に沿った文章を執筆できるので修正はほとんどなくなります。

しかし、初心者の場合は修正は当たり前で、修正が多いこともありますが、それはあなたが嫌いなわけではなく、期待している証拠です。

  • 礼儀正しい
  • 連絡が早い
  • ビジネスマナーが守れている
  • 素直で真面目に取り組んでいる など

クライアントは多くのライターや文章を見てきた経験と知識があるため、あなたのポートフォリオやテストライティングの文章を見ればスキルは把握できます。

それでも採用されたということは、上記の点を重視しており、修正依頼をすることで自社に合った記事が書けるようになると見込んでいるからです。

私も経験がありますが、初心者の頃は修正があるたびに「また修正があったのか・・・」と落ち込んでいました。

でも、「自分がWebライターになりたいと決めたのだからやり遂げよう」という思いと、「クライアントも貴重な時間を使って指摘してくれている。期待に答えなくてはいけない」とも思いました。

もし、修正が多くても落ち込まずに、指摘事項は素直に聞き入れ、分からないところはネットで調べたり、クライアントに聞いたりして続けましょう。

修正が多いからとその時点で辞めてしまえば、クライアントの期待を裏切ることにもなり、自分のためにもならないので気持ちを切り替えて頑張りましょう。

WEBライティングで修正されやすい必須チェックポイント

Webライティングで修正されやすい必須のチェックポイントをご紹介しますので、書き方に慣れるまでは要点を書き出して、目のつきやすい場所に貼っておくことをおすすめします。

逆説のあとは必ず前の文と反対の内容にする

逆説を書く場合には、必ず前文と反対の内容を書きましょう。

自分でわかりづらければ、家族や友人に読んでもらい、不自然な文脈を指摘してもらうことも有効ですよ。

逆説で使われる語句には「しかし」「その反対に」「逆に言えば」などがあり、前の文章とは逆の内容を書かなければなりません。

例文で説明します。

(良い例)

  • 私は、信号機の3色を赤色・黄色・青色と言った。

しかし、友人は赤色・黄色・緑色と言い、色の認識は違った

(悪い例)

  • 私は、信号機の3色を赤色・黄色・青色と言った。

しかし、友人は赤色・黄色・青色と言い、色の認識は同じだった

どちらも同じように「しかし」を使って逆にしていますが、悪い例では「色の認識は同じだった」ことを伝えています。

この場合だと、「また」「そして」を使って同じ内容だということを伝えなければ、読者は混乱します。

悪い例を正しく修正すると、

  • 私は、信号機の3色を赤色・黄色・青色と言った。

また、友人も赤色・黄色・青色と言い、色の認識は同じだった

  • 私は、信号機の3色を赤色・黄色・青色と言った。

また、友人も同じ認識だった。

となります。

私もWebライティングをはじめた頃に同じ失敗を経験しました。

自分では違和感なく書いたつもりで納品したのですが、クライアントの指摘ではじめて違和感に気づきました。

これは納期を重視するあまり、頭をスッキリさせて冷静に読み返せていないことが原因だとわかり、執筆後すぐに納品するのではなく、時間をおいてから読み返して違和感を探すようにしています。

逆説に自分で気づけない場合は、誰かに読んでもらうえば「これって、同じ意味じゃない?」と指摘してもらえます。

納品する前には必ず読み返して、正しく逆説が使えているのか確認しましょう。

【頻出】「〜という」「〜することができる」はできるだけ使わない

冗長表現は、言い回しや表現が回りくどくて読者が読みづらいので修正は必須です。

特に「〜という」「〜することができる」は絶対使うなというわけではありませんが、できるだけ使わないようにしましょう。

また、初心者は指定文字数をクリアしようと多用するかもしれませんが、たとえ納品時にクリアしていても修正が増えるだけなので、本やサイト記事を読んで語彙力を高めて違う表現をおすすめします。

その他に添削でダメ出しされる点をいくつかご紹介します。

  • 二重否定を避ける(「~するわけではありません」を「~あります」に修正)
  • 「~ので~である」は、原因→結果にならなければならない
  • タイトルや見出しと本文の内容が違っている
  • 見出しだけで内容が分かるように、見出しに要点を書く
  • 読者にとって当たり前と判断できる内容は書く必要がない
  • 読者に伝わるような熱い思いを書く
  • 略式名称ではなく、正式名称を書く
  • 引用元は、権威性のあるものを用いる
  • わかやすく説明するために図解の挿入・編集スキルも必要
  • 箇条書きや表を使ってわかりやすく表現する
  • 差別的表現は避ける
  • 具体例は抽象的ではなく、具体的に書く
  • 断定的な書き方を多用すると、脅迫的な印象を受けるので避ける
  • ターゲットを限定している以外は、多くの人が読んでいることを念頭において書く
  • 自分の経験や読者のタメになる意見を書く
  • 文字装飾を多用すると、逆に読みづらくなる

以上の点に気をつければダメ出しもなく、クライアントに迷惑もかけずに納品できます。

修正されがち:引用ルールを知っておく

修正されがちな点として、引用方法に不適切な場合があり、引用する際には次の点に注意が必要です。

  • 無断で他人が作成した文章や画像などを使用してはならない
  • 無断で他人が作成した文章や画像を変更してはならない

引用ルールを知らなければ、すべてに「引用」を付ければ他サイト記事や画像を貼り付けられると思いがちです。

しかし、他サイトの記事や画像には作成者の著作権があるので、引用ルールはしっかり覚えてから使用する必要があります。

引用元によっては使用を禁止していることがあり、無視して使用すると著作権侵害で裁判に発展する可能性もあるので、クライアントは引用元の使用許可があるのか厳しくチェックします。

まずは、引用や著作権について説明します。

引用や著作権を辞書で調べると以下のように記載されています。

(引用:いんよう)

自分の論の根拠などを説明、証明するために、他人の文章や事例、または古人の言などを引くこと。

(引用サイト:広辞苑無料検索 日本国語大辞典

(著作権:ちょさくけん)

著作者が自己の著作物の複製・発刊・翻訳・興行・上映・放送などに関し、独占的に支配し利益をうける排他的な権利。著作権法によって保護される無体財産権の一種。原則として著作者の死後50年間存続する。

(引用サイト:広辞苑無料 大辞林

Webライターは他人が作成したものを引用する際には次の点に気をつけましょう。

  • 文章や事例
  • 古人の言葉、ことわざ
  • 写真やイラスト、動画

また、使用許可があっても、文章・画像・イラスト・動画などの内容が正しい情報なのか自分で調べて、確証が得られれば引用しましょう。

調べ方として、多くのサイトにはトップページの上部や下部に「利用規約」「著作権について」の項目があるので、目を通して調べます

その中で「いかなる場合でも文章や画像の使用を許可しない」などの文章が記載されている場合は使用できないので注意しましょう。

また、引用する際には、誰かが引用しているブログサイトではなく、引用元の文章や画像を使用すれば信頼できます。

たとえば、あなたが消費税について記事を書く場合を例に挙げて説明します。


  1. 消費税について国税庁の文章を引用したブログ記事があったので、あなたはブログサイトURLを引用した
  1. 消費税について国税庁の文章を引用したブログ記事があったので、あなたは引用元の国税庁ホームページを調べて、国税庁の文章やURLを引用した

1は他人のブログサイトURLを引用

2は文章が記載されている引用元(国税庁)の文章

この場合、あなたはどちらを信頼しますか?

あきらかに2の国税庁ホームページの文章やURLの方ですよね!

このように引用する場合には、二次使用されたサイトのURLではなく、引用元のサイトを調べて信頼性を確保してください

修正されがち:画像引用について

ネット上の画像は、パブリシティー権の侵害に注意が必要です。

パブリシティー権とは、有名人や著名人が個人の氏名や肖像などを使って、顧客集客や商品の販売などを行い、財産的利益を得る権利です。

たとえば、大リーグで活躍している大谷翔平選手は、世界的に有名なので商品や顧客集客力に対する宣伝効果は絶大です。

大谷選手がテレビCMに出演するだけで「大谷選手だ!何のCMだ?」と興味を惹かれるでしょう?

漠然と商品のみのCMを流しても注目されませんが、大谷選手が出演するだけで商品に注目させる効果を狙った企業戦略です。

もちろん、大谷選手には出演料が発生しますが、このときに大谷選手が持っているパブリシティー権の対価として報酬が支払われます。

大谷選手のような有名人や著名人の画像を使用するには、相応の対価を支払う必要があるので、画像を引用する場合には以下の言葉が掲載されているサイトを利用しましょう。

  • 著作権フリー
  • 商用利用OK

こういったサイトでは、有料と無料があり、以下のサイトが有名です。

無料サイト

有料サイト

ここで紹介したサイトは一例で、この他にも多くのサイトがあります。

また、有料サイトでは「画像を使用する対価として使用料を支払う」といった手続きを行えば使用できます。

これは、先程のパブリシティー権の侵害を防ぐために相手に支払う対価です。

しかし、著作権フリーの無料サイトでも何千点という画像があり、無理に有料画像を使用する必要もありませんが、質の高い画像は有料の場合が多いです。

以上のことをよく理解して、著作権侵害にならないように執筆すれば、クライアントからの修正はないでしょう。

SEOの基礎知識を頭に入れよう

Webライターをする上でSEOをマスターすることは必須です。

企業はWeb広告で収益や集客を得るため、SEO対策を重要視しています。そのため、SEOライティングスキルは必須で、文字単価も1.0円~5.0円の案件受注も可能です。

そのため、SEOの基礎知識をわかりやすく説明するので、しっかり頭に入れてスキルアップしましょう。

SEOとは

SEO(エスイーオー)とは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の頭文字を取った略で、「検索エンジン最適化」という意味です。

検索エンジンとはGoogle、Yahoo!、Bingなどが該当し、ユーザーが検索窓に入力したキーワードに基づき、オンライン上で情報を探し出すシステムのことです。

WebライティングにおいてSEOは非常に重要な役割を持っており、検索上位に表示されることが一つの使命です。

みなさんはリサーチするときに、何ページ先まで読みますか?

おそらく、1ページ目だけでリサーチをやめて、2ページ目以降はよほどのことがない限り調べないと思います。

このリサーチ方法はほとんどのユーザーが同じであり、1ページ目に表示させなければ読まれないことを意味しています。

クライアントは商品やサービスを提供するために記事を書いたり、他者のサイトにWeb広告を掲載したりして販促・営業活動をしており、Webライティングは企業収益に直結する重要な役割があります。

そのため、どうしても消費者の目に留まりやすい1ページ目に記事を表示させる必要があり、Webライターはその役目を担っているためSEOをマスターすることは必須スキルでもあります。

そして、SEOライティングができるようになれば、文字単価1.0円以上の案件は当たり前のように受けられるし、文字単価5.0円も夢ではありません。

検索意図を満たそう

修正されやすいポイントとして、検索意図を満たしていないケースがあります。

検索意図とは、ユーザーが抱いている悩みや目的のことで、検索意図を満たすことはSEO対策において重要な役割があります。

そして、検索意図は大きく分けて以下の4つに分類されます。

分類目的
KNOWクエリ(インフォメーションクエリ)情報収集が目的
GOクエリ(ナビゲーションクエリ)目的地へのアクセスが目的
DOクエリ(トランザクショナルクエリまたはナビゲーションクエリ)ユーザー行動につながる情報収集が目的
BUYクエリ買いたい

クエリとは「問い合わせる」「訪ねる」という意味があり、検索エンジンではユーザーが検索する「キーワード」がクエリに該当します。

KNOWクエリ

情報収集が目的で、ユーザーの「知りたい」欲求を満たす必要があります。

ユーザーは、検索ワードの答えを探しているため、検索ワードの答えを正確に記述しなければなりません。

KNOWクエリの検索ワード例として、以下のように検索します。

  • 雲 物質
  • 地球 天体
  • 白米 成分

専門的な検索ワードになるため、誤った情報は信頼をなくし、Googleの評価も得られません。そのため、正確な情報や知識を有している経験者や従事者が執筆する傾向が強いです。

また、専門的なワードも執筆するので、詳しくない人のためにわかりやすく説明する必要があります。

GOクエリ

目的地へのアクセスが目的で、ユーザーは目的地までの道順や時間などを求めています。

GOクエリの検索ワード例として、以下のように検索します。

  • すきやばし次郎 行き方
  • つるや旅館 行き方

目的地へのアクセスを表示できるサイトで、検索ワードは固有名詞で検索することが一般的です。

また、ナビゲーションクエリとも呼ばれるので、ナビゲーションサイトもGOクエリに該当するため、道順や料金、時間なども含めて記載すると検索順位を上げることもできます。

DOクエリ

情報収集が目的で、検索している時点でユーザーは行動意欲があり、「今すぐに知りたい」という欲求を満たす必要があります。

DOクエリの検索ワード例として、以下のように検索します。

  • 爪 切り方
  • 耳 掃除の仕方
  • 車 洗車方法

ユーザーは今すぐに知りたいので行動に移す確立が高く、Web広告を掲載する企業も多数あります。

しかし、DOクエリを満たしただけではSEO対策はできても上位表示は難しいので、ユーザーに行動させる文章力も必要です。

BUYクエリ

ユーザーの「買いたい」という欲求を満たす必要があります。

BUYクエリの検索ワード例として、以下のように検索します。

  • スマートフォン 買い替え 格安店
  • 誕生日 父 プレゼント
  • 防災 必需品

ユーザーは買うために検索しているので、キーワードに沿った商品やサービスなどをわかりやすく記述する必要があります。

また、企業も商品やサービスなどの購買や契約に誘導するためにWeb広告を掲載するので、商品紹介だけでなく、企業サイトに誘導できる文章力も必要です。

それぞれのクエリを理解して、案件に沿った執筆をしなければ修正対象になるので注意しましょう。

タイトル、見出しにキーワードを含める

タイトルや見出しにキーワードを含めることでSEO対策やクリック率の向上につながるため、含まれていなければ修正されるのでそれぞれ説明します。

タイトル

タイトルは「title(タイトル)タグ」や「h1タグ」を使いますが、このタグとはHTMLと呼ばれるサイトをデザインするためのプログラミング言語です。

HTML言語での記述の仕方は、

  • <h1>Webライターの勉強法</h1>
  • <title>Webライターの勉強法</title>

と記述すれば、文字を拡大したタイトルが表示されます。

タイトルにキーワードを含める重要性として次の2点があります。

  • ユーザーはタイトルや見出しを見て、知りたい情報を判断するため
  • 検索エンジンは、検索キーワードから最も最適な情報結果を表示するため

このポイントをおさえておけば次の例が理解できます。

たとえば、キーワードが「Webライター 未経験」だったとします。

  • 良い例:Webライターとは?未経験の方にもわかりやすく解説
  • 悪い例:文章の書き方や調べ方とは?わかやすく解説

悪い例ではキーワードが含まれておらず、何の書き方を解説しているのか分からないので、ユーザーはタイトルを見ただけでサイトを開こうともしません。

また、キーワードが次のように異なった場合には、検索結果も当然のように異なります。

  • 「Webライター 未経験」
  • 「Webライター 勉強法」

同じ「Webライター」でも「未経験」と「勉強法」では、悩みごとも違うし、検索ユーザーのスキルも異なります。

そのため、タイトルや見出しにキーワードを含めることはSEO対策にもつながり、検索上位表示されるサイトほど、ユーザーの悩みや困りごとについて書いている可能性が高いと言えます。

また、タイトルの付け方にもポイントがあります。

  • 30文字以内にする
  • 同じキーワードを複数入れない
  • ページ内容に対応している
  • キーワードはできるだけ左側に入れる

タイトルを30文字以内にする目的は、パソコンでGoogle Cromeで検索すると、30文字を超えると、文字数を超えた文字だけ省略されたタイトルになります。

参考例として厚生労働省のタイトルで説明します。

下図の赤い矢印の部分が「・・・」でタイトルが省略されています。

また、キーワードが右側にあると30文字を超えた場合には省略されるので、タイトルは30文字以内にして、できるだけ省略される確立が低い左側にキーワードを入れましょう。

見出し

見出しは「見出しタグ」という名称で、別名(hタグ:エイチタグ)とも呼ばれています。

見出しとは、見出しタグと呼ばれるh1~h6まであり、それぞれ役割が決まっています。また、見出しを見れば本文を読まなくても「どんな内容が書かれているのか」大まかにわかります。

上図のように、上から順番に見出しを付けます。

下図では「Webライターについて解説!」というタイトルで参考例を紹介します。

上図のように必ずh1から順番に配置することは決められており、h1のあとにh3やh4は来ないので注意しましょう。

また、h1タグはタイトルと紹介していますが、title(タイトル)タグも別にあり、クライアントによってタイトルタグとh1タグの使い方が異なるケースもあります

どちらを使っても間違いではないので、クライアントの指示に従って柔軟に対応しましょう。

見出しの重要性は主に次の点です。

  • 見出しで記事内容が把握できる
  • 見出しにキーワードを含めて、検索結果を高める
  • 見出しにキーワードを含めて、検索ユーザーのクリック率を高める

各タグのポイントは次の通りです。

  • h1タグ:記事全体を簡潔にまとめた内容をタイトルにする
  • h2タグ:記事全体を3~4つのテーマに分けた内容を見出しにする
  • h3タグ:h2で分けたテーマ内容をそれぞれ詳しく説明する
  • h4タグ:h3で説明した内容に補足やポイントを加えて、さらに詳しく説明する

この他にh5タグ、h6タグはありますが、実際の執筆ではほとんど使わないため、もし使うような場合には見出しh2〜h4を見直して作り変えましょう

コンテンツの質ってなんだ?:あなたが過去にブックマークした記事を探すと答えがわかります

コンテンツの質とは、「SEOコンテンツで重視されているものです」と言ってもピンと来ない方もいるでしょう。

簡単に言えば、あなたが過去にブックマークした記事です。

そこには、あなたが満足した内容が記載されており、「満足感」が多いほどコンテンツの質も高くなります

あなたがブックマークした理由は、以下の点に満足したからです。

  • 記事内容に納得、満足したから
  • 知りたい情報があったから

このように「ユーザーを満足させること」がコンテンツの質です。

実際には、何をどうすれば満足させられるのか説明します。

  • 検索キーワードに合ったコンテンツを用意している
  • 他サイトと比較して、記載情報に価値がある
  • 図・動画・表・イラストなども用いてわかりやすく解説している
  • サイトが重くなくて素早く閲覧できる

上記のことを満たしていればコンテンツの質は高くなります

では、実際に検索エンジンはどのように判断しているのかといえば、以下を判断条件にしています。

  • 記事情報は信頼できるか?
  • 充分な知識を持つ専門家や愛好家が書いているか?
  • スペルや文体の間違い、事実誤認がないか?
  • コンテンツ、情報、レポート、調査、分析を独自で行っているか?
  • 公平に書かれているか?
  • 包括的や完全な説明をしているか?
  • コンテンツを妨害するような大量の広告は掲載されていないか?
  • 記事の長さは短くないか、不完全ではないか、有用な詳細情報が不足していないか?
(参考サイト:Google検索セントラル ブログ 質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス

上記の内容に注意して執筆すればコンテンツの質が上がり、Googleの評価も高くなります。

また、あなたがブックマークした記事には上記のことが隠れているので、どの項目がコンテンツの質に該当しているのか探してみましょう。

記事構成の作成方法

構成は、検索キーワードで上位表示させるためにとても重要な作業になるので、次の4つの検索ツールと作成方法をご紹介します。

  1. ラッコキーワード
  2. サジェストキーワード
  3. 再検索キーワード
  4. LSI調査ツール

記事構成を作成するには、キーワードを使ってタイトルや見出し、読者の悩みなどが検索できるツールを複数利用し、それぞれを組み合わせて行います。

①ラッコキーワードで上位表示の記事を集めよう

まずは、ラッコキーワードを使って上位表示されている記事を集める方法をご紹介します。

ネットの検索窓に「ラッコキーワード」と入力してサイトを開くと下図の画面が表示されます。

「見出し抽出」の手順をご紹介します。

  1. 上図の黄色の枠にある検索窓にキーワードを入力
  2. 検索窓の横にある「サジェスト(Google)」枠のリストから「見出し抽出」を選択
  3. 赤矢印の虫メガネマークをクリック

数秒待てば、下図のような検索結果が表示されます。

(下図のキーワード:「Webライター」で検索したものです。)

上位20記事のタイトル・見出し・サイトURLが一覧表として表示されるので、この中から見出しに多く含まれているワードを調べて構成に使います

ラッコキーワードの利用プランについて簡単にご紹介します。

プランには無料と有料があり、次のような違いがあります。

プラン会員1日の検索回数上限
無料プラン非会員5回
無料プラン無料会員50回
有料プラン有料会員1500回~
※2024年2月8日時点での情報になります

※有料プランは5つ用意されており、料金により各種制限が異なるので、月間の利用状況によって選択しましょう。

しかし、無料会員登録すれば50回は検索できるし、翌日になれば使用回数がリセットされるので、計画的に利用すれば無料会員でも十分対応できます。

ただし、1日の利用回数には制限があるので、むやみに検索するのは控えましょう。

②サジェストキーワードを集めよう

サジェストキーワードでは、検索キーワードに関連したワードが知れるので積極的に集めましょう。

サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに、予測して候補を提案(サジェスト)するキーワードのことです。

下図がサジェストキーワードで「Webライター」を検索した参考例です。

また、あなたの検索履歴や検索をしている場所、今の話題性によっても変動するので、今知りたい情報を得られます。

そのため、利用者が主に「何に悩んでいるのか?」「何を知りたいのか?」を知るキッカケになります。

また、同じようなキーワードに「関連性の高い検索」があり、検索したときに1ページ目の下部やページをスクロールした場所に表示されますが、これはサジェストキーワードではありません。

下図が関連性の高い検索で、Webライターを検索した参考例です。

関連性の高い検索では、検索キーワードと一緒に検索されているキーワードで、あなたの検索履歴は考慮されません。

そのため、参考例の図を見比べてもらえば分かる通り、サジェストキーワードと関連性の高い検索では、同じキーワードもあれば違うキーワードもあります

どちらも利用者が検索したキーワードが含まれており、悩みを解決するためのヒントが隠れているので積極的に集めましょう。

③再検索キーワード、LSIキーワードを集めよう

再検索キーワードには、以下の2つあります。

  • 関連キーワード
  • LSIキーワード

関連キーワードとは、Google検索で何かを調べたときに最下部に「〇〇に関連する検索」とか「関連性の高い検索」など、検索ワードに関連した8項目ほど表示されるキーワードのことです。

ここで表示される関連キーワードは、読者が検索したキーワードだけでは満足した情報が得られなかった際に、他の情報を求めて検索したワードが表示されます。

そのため、キーワードに隠された読者の悩みを知る手掛かりになるため、記事構成に役立つのでSEO対策も可能です。

LSIキーワードとは、Latent  Semantic Indexingの略でGoogleが特許を保有している独自技術の再検索キーワードツールです。

そのため、Googleしか情報を持っていないので、他のツールでは探しようがありません。

しかし、以下のツールを使えば容易に検索が可能です。

上記ツールは、株式会社コンテンシャルの代表取締役を務めている柏崎剛さんが開発された無料検索ツールです。

使い方は、柏崎さんのX(エックス:旧Twitter 柏崎 剛)に毎週日曜日の朝10:00に1週間使用できるパスワードが投稿されます。

週が変わればパスワードも変更されるので注意しましょう。

LSIキーワードの使い方を図解で説明します。

  1. 柏崎さんのX(エックス:柏崎 剛)を確認する
  1. 再検索キーワード調査のパスワードをチェックし、パスワードをコピーする
  1. パスワードと一緒に投稿されているLSIキーワードのURLサイトを開く
  1. LSIキーワード画面のパスワード欄にコピーしたパスワードを貼り付ける
  1. 調査するキーワード欄に調べたいキーワードを入力する
  2. 調査するデバイスを「スマートフォン・PC」のどちらか選択し、再検索キーワードの調査ボタンをクリックすれば下図のような画面で最新の検索結果が表示される

(※イメージ図:表示文字は最新データではないため隠しています)

何度も言いますが、これはGoogleしか持っていない情報なので、他のツールで検索しても同じ結果は得られません。

そのため、GoogleのSEO対策には必要なツールなので記事構成にうまく活用しましょう。

④:①、②、③をもとに見出しを組み立てよう

ここまでリサーチできれば、あとは①、②、③を組み合わせて見出しを作成します。

作成方法の一例をご紹介します。

  1. ラッコキーワードで見出し抽出で検索エンジン上位の見出しを書き出す
  2. サジェストキーワードや関連性の高い検索を書き出す
  3. 再検索キーワードでGoogle検索の見出しを書き出す
  4. サジェストキーワードや関連性の高い検索にあったユーザーの悩みを深掘りしてみる
  5. ラッコキーワード、再検索キーワードで多く記載のあったワードをh2~h4まで配置する
  6. その他に関連性の高い悩みがあれば、h2~h4に入れ込む

たとえば、ラッコキーワードと再検索キーワードで「カップ麺」について検索した場合、以下の見出しがあったとします。


h1(タイトル):カップ麺が食べたい

 h2:購入する

  h3:スーパー

  h3:コンビニエンスストア

 h2:開封してお湯を注ぐ

  h3:鍋でお湯を沸かしてから注ぐ

  h3:ポットでお湯で注ぐ

 h2:3分待って食べる

  h3:箸で食べる

  h3:フォークで食べる


サジェストキーワードに上記以外の「ユーザーが検索した関連ワード」があれば、深掘りしてユーザーの悩みを考えます

たとえば「薬味」があったとすると、

h2:お好みの薬味を入れる

 h3:ネギ

 h3:たまご

このh2、h3タグをh2タグの「開封してお湯を注ぐ」「3分待って食べる」の間か最後の

どちらか、上から読んでスラスラ読める位置に配置して見出しの完成です。

また、見出し構成の作り方として、上から下へ深掘りすると作りやすいです。

上記の例で説明すると「購入」→「開封してお湯を注ぐ」→「食べる」のように順番を追って作れば矛盾もなく、スラスラ読めます。

ここで注意してほしいことは、横へ広げ過ぎないことです。

  • カップ麺のメーカー
  • 製造方法
  • 薬味の種類
  • アレンジ など

あれもこれも説明したいと思って横へ広げ過ぎるといくらでも広がるので、タイトルと本文が一致せず、まとまりがなくなります。

結果として、ユーザーに「結局、何が言いたいの?」と疑問を抱かせるので注意が必要です。

ここまで紹介した以下のツールを使って、SEO対策ができる見出しを作成しましょう。

  • ラッコキーワード
  • サジェストキーワード
  • 関連性の高い検索
  • 再検索キーワード
  • LSIキーワード

ランサーズとクラウドワークスで案件獲得の裏テクニック5選

初心者がはじめて案件を獲得する方法として、クラウドソーシング会社に登録して、自分に合ったジャンルに応募することをおすすめします。

また、案件獲得にはテクニックが必要で、ここで紹介する方法を実践するだけで獲得できます。

主なクラウドソーシング会社は次の2社です。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス

この他にもクラウドソーシング業者はありますが、どちらも大手でWebライティングの案件が多数掲載されており、Webライター初心者が経験を積むために多くの方が登録しています。

そのため、好条件の案件には応募者も殺到し、なかなか採用されません。

しかし、案件獲得には裏テクニックがあるので、ここでしか知り得ない情報を5つご紹介します。

【上位3割】アイコン画像は「可能であれば実写」にしよう

応募するときのアイコン画像は、キャラクターや風景などではなく、できるだけ実写にすると採用確率が上がります。

ランサーズやクラウドワークスに登録すると、プロフィールやアイコン画像などを登録しますが、登録したアイコン画像をそのままクライアントに閲覧してもらいます。

もし、あなたが発注者の立場で応募者のプロフィールを見たときに、アイコンが実写とキャラクターだったら、どちらを採用しますか?

下図のアイコンを見比べてください。

 

あなただったら、どちらを信用しますか?

当然とは言いませんが実写の方が顔出ししている分、信用がありますよね。

クライアントもあなたと同じ心理なので、できれば実写をおすすめします。

はじめの内は、顔出しは恥ずかしいとか、周囲の人にバレるかもしれないなど、いろいろな考えでキャラクターや風景などに設定するかもしれません。

しかし、案件を獲得しようと思えば自分を信頼してもらえなければ、いくら人間性が良かったり、スキルがあったりしても採用率は下がります。

そのため、クライアントに信用してもらうための初歩的な手段として、アイコンはできるだけ実写にしましょう。

【超重要】求人応募時に回答して欲しい情報は「必ず冒頭で回答」しよう

募集要項にクライアントからの要望が記載されているので、応募をするときには自分の言いたいことは後回しにして「必ず冒頭で回答」しましょう。

回答してほしい情報を最後に書いていると、クライアントに見られず、不採用になる可能性があるので注意しましょう。

クライアントは、募集要項で採用選考するための条件を提示しているため、まずは要望にクリアしているのか確認したいのです。

このことを考慮せず、自分の思いや言いたいことを先に記述するだけで、クライアントは選考から除外する可能性があります

では、実際にどのような募集要項があるのか、以下に参考例をご紹介します。


(募集要項の参考例)

【依頼概要】

この度、新規ライター様を多数応募いたします。また、継続案件も多数ありますので長期的なお付き合いができる方を希望します。

幅広いジャンルを取り扱っているため、ジャンル問わず対応頂ける方であれば待つことなく執筆して頂けます。

また、難しいジャンルであれば遠慮なくご連絡頂ければ、別ジャンルの執筆をご提案させて頂きます。

【報酬】

1記事:手数料、税込550円(文字単価0.50円)

文字数:1000文字~

【納品方法について】

googleスプレッドシート、Googleドキュメント、Wordを使用して頂きます。

案件によってはWordPressでの入稿をお願いすることがあります。

【今後の流れ】

(1)ご応募時に下記の内容についてご記載ください。

  • 自己紹介
  • ライティング経験年数
  • 経験者の方は執筆経験のある文字数・ジャンル
  • ポートフォリオのURL(2~3記事)
  • 1日の執筆時間、週何日執筆できるか
  • 得意ジャンル、他のジャンルの執筆も可能か

(2)応募内容を確認後、お願いしたい方にはテストライティングを受けて頂きます。

(3)テストライティング後、本採用の方には別途オファーいたします。

【希望条件】

  • 返信の早い方、不明点があればすぐに連絡をしてもらえる方
  • 報連相ができる方
  • 責任をもって案件に取り組める方
  • 最後まで責任をもってやり切れる方
  • 仕様に沿った内容で執筆頂ける方
  • 必要な場合には、Zoom・Chatwork・Slack・電話などでの対応が可能な方

【注意事項・禁止事項】

  • 他サイトからの無断転載
  • 引用の範囲を越えるコピー&ペーストの使用
  • 画像の無断利用
  • 自作記事の流用
  • 自動投稿ツールの使用

上記の行為は全て禁止となっております。発覚した場合は、その分の記事のお支払いは致しかねます。また契約をその時点で中止させて頂きます。

納品の際はコピペチェックツールにて、ご自身でも確認をお願いしています。

修正も含めて納期厳守でお願いいたします。

また、ご連絡もなく、案件を放棄されましたら、今後の案件依頼および再度、応募頂いても選考から除外いたしますのでご注意ください。

なお、著作権は成果物に限らず弊社に帰属するものとし、使用したマニュアル、話した内容など許可なしに独自で使用することを禁止します。

その他ご質問等ありましたら、気軽にお問い合わせください。

それでは多くの方からのご応募をお待ちしております。


このような募集要項が記載されていますが、参考例に記載しているクライアントの要望は次の6つです。

  1. 自己紹介
  2. ライティング経験年数
  3. 経験者の方は執筆経験のある文字数・ジャンル
  4. ポートフォリオのURL(2~3記事)
  5. 1日の執筆時間、週何日執筆できるか
  6. 得意ジャンル、他のジャンルの執筆も可能か

クライアントは上記の6つが知りたいので、まずはこれらを冒頭に書き、そのあとに応募したした動機や採用してほしい情熱などを書きます。

参考例をよく見てほしいのですが、「ご応募時に下記の内容についてご記載ください」と明記されているので、必ず内容に漏れがないように記載します。

また、企業によっては「最近、記入漏れが多く見られるので応募要綱を必ずご確認の上、応募して頂くようお願いいたします」と注意書きが明記されているケースもあります。

それだけ応募要項の確認や記入漏れも気にせず、応募する人が多いのが現実です。

当然ですが、記入漏れがあるだけで選考から除外されます。

このことから、記入漏れがなく、問いに回答するだけで選考に残れるというわけです。

また、募集要項は企業によって書き方は異なり、参考例は案件募集の中では親切に書いている方だと判断してください。

そのため、募集案件には参考例と同じ項目があるわけではないので、自己紹介が記載されていない場合もありますが、その場合は、記載されている要望の回答から冒頭に書きましょう。

クライアントは、応募者が多数の場合は、回答を冒頭で書いている人からチェックしてクリアしていれば、どのような人なのかプロフィールなどを読んで検討してくれます。

しかし、最後に回答があると、最初のチェックの段階で採用枠から外されて、最後まで読んでもらえない可能性があります

必ず、回答から冒頭に書き、そのあとに自己紹介や志望動機など、できるだけ要点をまとめて書きましょう。

また、クライアントは応募文の書き方も採用判断にしているので、志望動機や情熱を長々と書けば良いわけではなく、誤字脱字や言葉の言い回し、要点のまとめ方などにも注意して書くことをおすすめします。

【穴場】募集求人を応募するだけでなく、こちらから提案営業のDMを送ってみよう

求人に応募するだけでは案件獲得が難しい場合もあるので、自分からDMを送って提案営業をする方法も効果があります

DMはダメもとで送るので、先方への配慮を忘れずに、連絡がなくても諦めず送り続けましょう。

また、ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングでは仲介料として手数料を10%〜20%程度は取られます。

企業にDMを送って採用されれば直取引になるため、手数料分の報酬が手元に入ります。

たとえば、文字単価1.0円で10,000文字書けば10,000円ですが、手数料が20%の場合は2,000円引かれて、報酬は8,000円しかありません。

直取引で5記事も書けば、1記事分の報酬が儲かる計算になるので、DMを送って直取引をおすすめします。

しかし「提案営業文はどのように書けばいいの?」と、書き方が分からない方のために、テンプレートを作成したので参考にしてください。


(提案営業文の参考例:保険関連のサイト運営会社)

株式会社〇〇保険 御中

Webライター採用担当者様

突然のご連絡、誠に失礼いたします。

私は、〇〇と申します。

御社が運営されているサイト記事を拝見し、〇〇についてとても詳しく解説されていたので、とてもわかりやすく感銘を受けました。

私はWebライターをしており、微力ながら御社のサイト記事を執筆させて頂けないかと思いご連絡させて頂きました。

もし、ご興味をお持ち頂けるようでしたら、以下のプロフィールをご覧頂ければ幸いです。

【プロフィール】

(経歴)

  • 〇〇県在住の30歳、既婚者です。
  • 〇〇大学を卒業後、大手保険会社に営業として就職
  • 在職中に趣味で始めたブログサイトで収益が安定してきたため、5年勤務した会社を退職
  • 現在は自身のブログ運営とWebライターとしても活動中

(Webライターの実績)

  • 経験年数は3年
  • 得意ジャンルは、金融関連、保険関連
  • 金融関連や保険関連のブログサイト「〇〇〇〇」を運営。
  • 検索キーワードで1位を5つ獲得
  • 月間3万PV数の実績あり

(ポートフォリオ:タイトル/URL)

  1. タイトル「〇〇の情報は本当?✕✕について詳しく解説!」

https://www*****

  1. タイトル「〇〇で毎月100万円稼げた|✕✕の調査結果をご紹介!」

https://www*****

その他は諸事情により掲載できないのでご理解の程宜しくお願いいたします。

(資格)

ファイナンシャルプランナー2級

(執筆対応範囲)

  • 執筆可能記事数:週1~2記事(月間5~7記事)
  • 1日の執筆時間:6時間
  • 執筆文字数:5,000~10,000文字
  • 執筆ツール:Googleドキュメント、スプレッドシート、Word、Wordpress

      googleアナリティクス、ラッコキーワード、キーワードプランナー、

      サーチコンソールなど

  • 連絡ツール:Chatwork、Slack、Zoom、Gmail

(その他)

  • HTML/CSSの基礎を習得し、Wordpress入稿やWebデザインにも対応可能です。
  • 執筆状況により、記事数が増える場合にはご相談させて頂きます。
  • 読者にわかりやすい文章を心掛けており、読者の悩みに対して最善の形でご提案します。
  • 納期厳守を心掛けており、何度でも修正対応いたします。
  • 日中10:00〜17:00の間であれば即時対応いたします。
  • その他の時間帯は、メールやChatworkなどでの対応は可能であり、6時間以内には必ず返信いたします。

現在、御社と関連する記事を執筆しており、微力ながら私の経験と知識が御社の力になれると自負しておりますので、ご連絡を心よりお待ち申し上げております。

(連絡先)

  • Gailアドレス:****@gmail.com
  • TEL:090-****-****

最後までお読み頂きありがとうございます。

もし、ご採用頂けるのであれば、私の持てる力を最大限発揮し、御社に貢献いたしますので何卒ご検討の程よろしくお願いいたします。


上記を参考に、自分のできることをアピールしましょう。

また、書くときの注意点として、

  • 要点を短くまとめる
  • 箇条書きにする
  • 先方が読みやすい文章にする
  • 自分を採用すれば、相手のメリットになる内容をアピールする
  • 失礼のないような言葉遣いや言い回しにする
  • 自分を良く見せようとして、ウソやできないことは絶対に書かない

以上のことに気をつけて書いてください。

大前提として、相手は求人募集をしていないことがあり、DMはこちらから一方的にお願いするので、相手に失礼のないよう配慮して書くように心掛けてください

また、DMはダメもとでお願いするので、連絡がなくても落ち込む必要はありません。

むしろ、連絡がないのが当たり前くらいの気持ちで、あきらめずに取り組みましょう。

【差別化】提出ドキュメントURLの1ページ目に「サジェストキーワード」「再検索キーワード」を記載し、どのように執筆したかをSEO的な視点から解説

他者と差別化を行うためには、執筆方法を具体的に説明することも効果的です。

具体的には、ポートフォリオを提出するときに、提出ドキュメントURLの1ページ目に下記を記載します。

  • サジェストキーワード
  • 再検索キーワード

説明方法は、実際に「サジェストキーワード」「再検索キーワード」を使ってどのようにタイトル・見出しを構成したのかを説明します。

ただ説明するのではなく、SEOの視点から説明すれば、クライアントは「SEO対策ができるライターだ」と判断できるので効果的です。

多くのクライアントはSEO対策ができるWebライターを求めているので、必ずSEOの視点で説明することをおすすめします。

【差別化】執筆時にコメントを補足して発注者にわかりやすく記事内容を伝えよう

執筆時には質問や記事内容を一部変更することもあるため、クライアントにわかるようにGoogleドキュメントやWordにコメントを補足しましょう。

下図はGoogleドキュメントのコメント参考例で、右側がコメントです。

連絡ツールのChatwork、Slack、Gmailなど、文章で「ここを修正しました」とか「修正しましたので確認をお願いします」などと送ってもクライアントはすべてに目を通さなければなりません。

しかし、コメントを入れておくと、その部分だけを確認すれば良いのでクライアントの負担も軽減できます。

そのため「このライターさんは、気配りができる」と判断され、他者との差別化にもなり、継続依頼の対象になり得ます。

できれば、クライアントにわかりやすいようにコメントで補足し、さらに連絡ツールでもコメントを入れたカ所の説明をしてクライアントの負担を軽減しましょう。

初心者WEBライターの始め方に関するよくある質問

それでは、初心者WEBライターに関するよくある質問について解説します。

スマホだけでもWEBライターデビューできますか?

スマホだけでライターデビューすることは難しいものの、スワイプ入力に慣れてくれば1日4000文字ほどの執筆が可能

WEBライターを長く続けられるか不安がある方は、いきなりパソコンを買わずにスマホでデビューしてみるのも良いでしょう。

しかし、腱鞘炎になりやすいのでゆくゆくはパソコンを買うのがおススメ

パソコンのスペックは最低限のもので全く問題ありません!

また、WindowsかMacかについてもどちらでも問題ありません。

予算内で、自由に好きなパソコンを選びましょう。

クラウドソーシングサイトはどこに登録するのがおすすめ?

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどにまず登録してみるのがおススメです。

ランサーズ安全に報酬が支払われる仕組みやサポートが充実しているのが特徴です。

案件を獲得するためのアドバイスや、スキルを出品するための詳しいやり方なども教えてくれます。
クラウドワークス知名度が高く案件数が豊富なサイトです。

登録者数も多く、スキルがなくても始めやすいと言われています。
ココナラ得意なスキルを自由に売り買いできるサイトです。

最初から自分のスキルを提示して出品できるので、レベルに合った案件を獲得しやすいです。

中でもライティングは需要が高いと言われています。
登録は無料だから、全て会員登録だけでもしておくと良いですよ

どんな記事を執筆することが多い?

答えは、人によりさまざま。

その理由は、案件に掲載されているジャンルがたくさんあるためです。

様々な案件に応募して、実際に執筆をしてから自分に合うものを見つけるのも良いのではないでしょうか?

ちなみに、専門知識があれば金融やIT関係は稼ぎやすいと言われています。

案件をこなして自分に合うジャンルが見つかった後には、独自の記事がかけるよう専門知識をどんどん深めていきましょう。

Q:WEBライターはやめとけって言われるけど本当?

A:現在、Webライターとして活動している私の考えでは、この質問の回答はNoです。

その理由として、時間はかかるけど継続して着実に前進していけば、必ずお仕事をもらえる時が来るからです。

Webライターがお仕事をもらえる場所として、ランサーズというお仕事マッチングアプリがあります。

そこでは、初心者歓迎で募集しているお仕事もあり、そのようなお仕事をきっかけに、着実に実績を積み上げることができます。

ただ、最初のうちから高単価のお仕事をいただくのは厳しいと思います。

Q:WEBライターは主婦に向いている?

A:向いていると思います。

ただ、普通の主婦ではなく、専業主婦といった、時間に余裕のあるような主婦にものすごく向いていると思います。

大前提として、Webライターが向いていない人は個人的にはいないと思います。

その理由としては、Webライターには、センスというものが必要なく、時間をかけて力を養成さえすれば、必ずスキルが高まっていくからです。

WEBライターの始め方:副業未経験、初心者からの稼ぎ方を徹底解説!:まとめ

WEBライターの始め方について解説いたしました。

この記事を見ながらぜひWEBライターの仕事を始めてみてください。

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かきすく編集部のアバター かきすく編集部 WEBライター・WEBディレクター

かきすく編集部。副業や在宅ワークでWEBライターに興味を持ってくれた方に、実体験の生々しい副業WEBライター体験談を解説。ウィビー助手はかきすく編集部の執筆をサポートする。

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